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230805_経営者2年目が感じたコモディティ化

パティスリーとコーヒーショップを経営して2年目に入った。
先日カフェレスというビッグサイトで行われたカフェの展示会に行ってきた。

カフェに関わる様々な企業が出店していた。
コーヒー豆や手軽に美味しいドリンクが作れるシロップ、オーツミルク、ジェラート、パン、ビーガンフードなど。
多様な商品が置かれ面白かった。

そこで感じたことはコモディティ化だ。
どこの商品もジャンルは違えどしっかりと美味しいし、スタッフさんの解説はどれも詳しく特別感を感じた。
ここまで来ると味の違いはなかなかわからない。自分が素人なのが原因かもしれないが、一般の人と同じ感覚だと思うのでお客様も同じように感じるのだろう。
スタッフさんの説明で「なるほど」と良さがわかり、美味しい気がしてくる。

世の中まずい商品がなくなってきたので差別化をどこでするのかよく考えなくてはならない。
お店で言うとスタッフさんの接客や空間の感じ方、きちんと美味しいものをわかりやすく伝えること。
仕掛けは様々な方法があると思う。
うちのパティスリーとコーヒーショップは手作りで作りたての美味しさをしっかりと出し喜んでもらいたいと思っている。
そこに付随して買いやすさや経験価値がある。
コモディティ化(同質化)した差のない世の中だからこそ、どこで競争するべきか考えなくてはならない。

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田中一郎
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