人に伝えるために欠かせないこと
人の心を動かすには「WHY」を伝えることが重要だ。
何でその仕事をやっているのか。
軸となる部分をしっかりと考え抜いて言葉にしておく。
その「why」を伝えることをまず最初にやり、その次から具体的な数字ややることに話を広げていく。
何でやっているのかが見失われてしまうと士気はどんどん下がっていく。
自分ごとになるかどうかがやる気が出る出ないに繋がってくる。
自分ごとにするためには繰り返すが「why」の共有が不可欠だ。
自分の中の軸を明確にするためにはかなり時間がかかる。また常日頃ブラッシュアップされ変わっていく。
自分自身に何でを問い続け、書き出すことで言葉にしていく。
自分の中でいくつかの本に影響を受けている。
『7つの習慣』『ファイブウェイポジショニング』『コンセプトの教科書』この辺りの影響が大きい。
『7つの習慣』では根本的な人間としての考え方を学べた。影響の輪の話や、自分が死んでしまった時の弔辞で何と言われたいかなど具体的に色々と考えさせられることが多くあった。
またそのうち読み直すと思う。
『ファイブウェイポジショニング』ではマーケティングにおいて大切なことを学んだ。
自分の店でどこを伸ばしていくのか言葉にすることができるようになった。
そして『コンセプトの教科書』では会社のmission、vision、concept、valueをそれぞれ言葉にするやり方を学んだ。
全て言葉にすることで人へ伝えやすくなる。
この軸のwhyの部分を考え人に伝え続けることが経営者の大きな役割ではないか。
会社という船の向かうべき方向の羅針盤となってくれる。
この伝えることの量が最近減ってしまっている。
経営者としてこのwhyの浸透に今一度力を注いでいきたい。
やることは見えており、やるかやらないかで実績が変わる。自社でやりきれるかどうかが全てだ。