ツールド沖縄2023 市民200レース編
レースだから結果が全て
結果 115位 6h12m28s
スタートは雨だったので体育館でカステラ食べながら待機していたら、ひるとんさんとはくらいさんに会いました。がんばりましょ!
スタート列は中盤くらい。少し後方に、なるしまジャージがいて心強かったです。
自分に転ばないようにしようと言い聞かせて幾分小降りになった雨の中をいよいよスタート。序盤どどどどと抜かれるが、下がりすぎないようにスピード合わせてパックについて行きます。先頭が見えそうな位置を心がけます。一人では続かない40km/h位の巡行となりますがパックの中にいれば問題ない速度です。カーブは自分のラインを守って慎重に曲がりました。転びたくも転ばせたくもない。スピードの上げ下げがあり、一度中切れしそうになりましたが緩んだ時になんとか戻れました。序盤で切れてしまうと絶望しかありません。逃げが出ているみたいで2分半先行とのアナウンスがありました。あ、オバタさんだと思ったらパンクでニュートラル待ちだとのこと。後で何事もなかったように集団に戻ってきて流石です。本部半島を抜けて急に減速。去年と同じ辺りでトイレタイム発生。ちょっと迷いましたが、止まらずにそのまま走りました。中盤少し尿意は感じたものの結局最後までトイレ休憩せずに済みました。トイレタイムで集団先頭がいなくなり前の方でGCNのゲストライダーの後ろ辺りを気持ちよく走ることができました。まもなくスッキリした連中が怒涛のスピードで戻って来ました。リパック中、森本さんの滑らかな走りや優勝されたマグロさんの力強い走りも見れて少し鳥肌でした。憧れは捨てようw
いよいよ、普久川の登り口に向けて右折と思ったら、ちょっとうねっている左カーブで目の前でスリップ落車。間一髪かわすことができ、集団にもつけました。スリップ落車はそのまま滑って行くので逃げ方が難しいです。そして登り、強者と弱者の境目がはっきりします。私はいつもながらふるいから溢れました。昨年東海岸で一緒に走ったSHIDOの方が少し前方で走られていて追いつきたいのですが、結局最後まで追いつけませんでした。ちょっと登りのキレが悪い。これはちゃんと減量をしなかった罰ゲーム。
登り切って、少し降って登りがまたありその途中でエイドがあります。自作ドリンクを1本分飲み干したペットボトルを捨ててアクエリアスボトルをもらいます。昨年は水も補給食も切れて大変だったのですが、今年は気温も低く、ひどい雨で喉は乾きません。今年もAKさんが補給と応援にいらしてました、ありがとうございます。励みになります。降りは結構くねっていていつも遅いのにさらに慎重に降りました。この雨の中、先頭集団はどんな速度で降っていたのか気になります。降って脚の合う方達とまずまずのパックが組めてローテできました。登りでは上げすぎず協調しようと声がけがありました。北端の村、奥を抜けましたが、静かだったので既に100kmのレースはスタートしていたのかな?
しばらくアップダウンを進み100オープンの集団がきます。やり過ごすか、ついて行くかの選択が発生します。ついて行くを選択しました。集団もデカかったのでこれは正解だったと思います。長い坂では流石に切れました。2度目の普久川が終わりいよいよ終盤戦、ここからも結構厳しいです。
普久川の降りでまたしても面前で140の選手がスリップ落車発生、落車をかわした後続レーサーもガードレール付近で落車。私はなんとか止まって回避できました。轢かなくて良かった。最近、後方重心のブレーキを練習していたので咄嗟にできたか?覚えていませんん。2名とも大事はなさそうで、私は先を急ぎますが、もうへっぴり腰きわまりない亀っぷりで慎重に降ります。
東海岸はパックで走れて良かった。去年は海岸前の登りでわずかに遅れパックに置いていかれたので、海岸手前の坂は頑張ってついて行きました。この海岸線は単騎と集団ではだいぶタイムが変わります。この辺りで200の集団から140のパックに乗り換えて行きます。終盤は雨も落ち着いてきて応援の方々も増えてきました。なるしまの2人の応援も嬉しかったでっす!140の集団には後半の坂で千切られ、最終盤残り10kmくらいで少し前に私たちが抜け出した200の10人くらいの集団に捕まりました。一気に順位が落ちてがっかりです。速度差があり、集団にはついて行けませんでしたが、最後の登りでほんの少し順位を回復できました。最後降りで同じゼッケンの色の2名に追いつきます。残り3km、ツキイチですみません。残り500、まだ。残り100、最後の力を振り絞りスプリントします。3人の中では競り勝ってフィニッシュ。後でパワー見たら、しょぼいスプリントでしたが。
ひどい天気のなか、怪我なくゴールできて本当に良かったです。昨年はがむしゃらに走りましたが、今年は冷静に走って完走できたように思います。順位は落としましたが… やっぱり沖縄200は楽しいのでまた出場したいです。
読んでいただき、ありがとうございます。
公道を封鎖してもらいやんばるの自然の中の道を死にそうになりながら駆けて行くレースはとてもエキサイティングです。トレーニングは必須ですが、チャレンジされることをお勧めします。
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