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自己紹介&スペシャルティコーヒーにハマるまで
自己紹介
まずはどうでもいいですが軽い自己紹介だけさせてください。
私は普段ライブ配信をするクリエイターのサポートとeスポーツメディアを運営している会社で働いている20代の男です。
コーヒーは最初は正直趣味でコーヒー淹れたらカッコよくね?みたいなノリで始めました。
今では毎日欠かさず、自分で淹れて飲むほどになりました。
なぜ、スペシャルティコーヒーにハマったのか。
スペシャルティコーヒーにハマるまで
プロローグ
コーヒーは中学生の頃からキーコーヒーさんが出されている紙パックの無糖コーヒーをよく飲んでいました。
大学2回生の冬頃、TVで井崎バリスタがコーヒーの淹れ方という番組をやっているのを偶々見たからだと思いますが、そこから「コーヒー淹れてみたいな」、「趣味がコーヒー淹れること」ってなんかカッコいいと感じたわけです。
非常に単純な大学生でした。
そこからとりあえずコーヒーミル、ドリップポット、コーヒー豆を買い始めました。(粉からいれて飲む文化はあったらしく、ドリッパーとフィルターは家にありました。)
深煎りがコーヒーっぽい味がして、飲みやすいと聞いていたので最初は深煎りを淹れました。
Youtubeや井崎バリスタの書かれた書籍を参考に淹れてみました。
しかし、時間と重さを両方見るなんて素人には難しかったです。
酸味が強すぎるうえにうっすいコーヒーでした。
そこから練習してある程度飲めるくらいには淹れれるようになりました。
(飲んでもらう対象は主に父でしたが、ザ・深煎りで酸味の少ないコーヒーを好んでいたので、それに合わせて淹れてました。)
しかしそこに新たな壁『浅煎り』の登場に衝撃と苦戦が待っていました。
スペシャルティコーヒー『浅煎り』との出会い
ある日父が猿田彦珈琲さんが売られていたパナマ・エスメラルダ農園のゲイシャのナチュラルなど品評会で入賞したコーヒー豆を買ってきました。
私はいつも通りのレシピで淹れました。
しかし飲んでみると、まるでコーヒーではない花のようなフローラルな香りと強い酸味が襲ってきました。
なぜ焙煎度によって挽き目を変えるのか、そこで身をもって体感し、どうすれば浅煎りコーヒーを美味しく淹れられるのか、色々な動画を見て何度も挑戦しましたが、やっぱりこの香りと酸味に当時は慣れなかったですね。
そこから私は完全にゲームにハマり、コーヒーへの探求心は薄れていきました。
コーヒー熱の再燃
就職とともに実家を出て、親元を離れました。
そんな新卒1年目、SCAJというコーヒーの祭典が行われていることを知り、なんとなく行ってみることにしました。
まあ、少しは分かっているつもりで行った自分がかなり恥ずかしかった記憶があります。
私の知識はコーヒー豆の産地(特徴なんてなんとなくしか分かりません)、焙煎度、挽き目くらい。
「品種?精製方法?」なにそれという感じでした。
しかし運良くサザコーヒーの鈴木代表による実演に立ち会え、ゲイシャの精製方法の飲み比べを体感することができました。
そこで感じたのはかつて自分で淹れたものとは別物で、美味しいと感じました。
またブースを回ると『浅煎り』のコーヒーが多く、ひとしきり飲みましたが、どれも最初に感じたのは酸味ではなく”甘み”だったことに驚きました。
そこから浅煎りのシングルオリジンコーヒーにハマり始めました。
そして僕はエチオピアのナチュラルにハマった
SCAJ去年も参加してきましたが、そこでひと際美味しいなと思ったのが、エチオピアのナチュラルでした。
このエチオピアのナチュラルで浅煎りのコーヒーにハマる人が多いらしいですが、その理由がようやく分かりました。
今まであまり考えずにコーヒーを飲んで、浅煎りのコーヒーもまあ飲めるなくらいには成長したもののこれといって好きな産地や銘柄などが無かったのですが、エチオピアのナチュラルの果実感のある甘い香りと味わいが素人目にはとても分かりやすく、そして甘いジュースのように感じられました。
なんか沼へ足を踏み入れられた気がして、嬉しかったですね。
特に美味しいと感じたのは大阪にある「aoma coffee」さんでした。
https://www.instagram.com/aomacoffee/
今年はエチオピア以外の産地で推しの産地を見つけようと思います。
エピローグ
ほぼ殴り書きのような文章ですみません。
でも自分にとって好きなコーヒーはこれ!というものがないまま、曖昧なコーヒーライフを送っていましたが、エチオピアのナチュラルに出会ったことで、より味を引き出すドリップ方法などにも精が出るようになり、コーヒーを淹れている間は毎日の至福になりました。
まんまとスペシャルティコーヒーにハマった私ですが、コーヒーなんて所詮人それぞれ好みが違っていて、コンビニコーヒーが好きな人もいればカフェラテやカプチーノ、コーヒードリンクが好きな人もいる、そんな多様性に富んだ世界が最高に楽しいと思っています。
自分の好きを好きなように探求できる、肩身の狭い業界になってほしくはないですね。
もっと多くの人にコーヒーというものを探求してほしいと切に願います。