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コーヒーとアートとルールの話。

Coffee it.と言います。普段は大好きなコーヒーの線画を描いています。
自分がアートを作っていて、アートワークを発信していて自分に課しているルールの話をします。


1.影響力、技術、ノウハウを独り占めしないこと

これまで9年間に培ってきた技術やノウハウ、これまでからこれから広がる予定のあらゆる影響力を独り占めしないこと
背中を押して、俺を生かしてくれる多くの人に多く分け与えたいことを願っている。誰かに喜ばれることが嬉しいし、独り占めするなんてなんか寂しいんだよね。

2.規模に関係なく、相手の市場拡大に協力すること

分かりやすくコーヒーで説明すると、何度もメディアに取り上げられ名前が大きくなったコーヒーロースターが市場を独占してしまう現状を何度か見たことがあります。確かに業界に対する功績は大きいと感じることができるのですが、小さな焙煎所やフリーのバリスタが大衆に頭を出しづらいように感じるものもあります。多分、これは他の業界でも通ずるものがあるのでしょう。
ですので、公平性を見て私の作品を応援してくださり、ましてやフォローしていただいている方のネットショップ等は全て目を通して、少しでもお力になれればと考えています。これも、ご縁ですから。

3.見返りを求めず、利益は忘れずに

これまでの自分のスタンスを一言で表すと「与えるだけ与えて壊れる」ような人間でした。ギブとテイク論が人間同士を動かしている世の中で、俺は自分の利益を回収せずに多くのものを与えてきました。そして、何度も心が壊れて、コミュニティを転々としている時期もありました。与えることも大切ですが、受け取ることも大切なのだと実感しました。

4.時として深く頭を下げなさい

今年の抱負に「裸の年」というものがあります。つまり、プライドを捨てる年ということです。自分のバイブルとも呼べる本に「いいか坊や、負けた奴は裸になるんだ」という一文がありました。去年の最後に大きな失態を犯してしまい、大きな敗北を覚えました。歳も性別も身分も関係なく、勝ちも負けも関係なく、時として深く頭を下げることの重要性を覚えました。

5.増やすときは慎重になりなさい

線画を描く上でなぜ、この線を増やした?なぜ、ここに線を置いた?本当にこの線は必要なのか?おい待て、この線消しなさい。みたいな苦悶を永遠と続けています。これは、現実でも一緒です。物を増やすときは自分の一軍に相応しいか。空間と余白をどれほど維持できるか。ミニマリズムとは、奥が深いものです。


こういうコーヒーの線画を描いています。

以上、自分に課しているルールの話を書きました。
独り占めしたくないのも、こうして9年間苦しんで学んできたのも、人間が大好きだから歩むことを辞めなかった結果なんだと思います。根っこは寂しがりなんですよね。

これから、考えや感じたことを気まぐれに綴りたいと思います。

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