人間は凄い。
人間は鍛錬や修行、努力により、割と簡単に科学の領域をはるかに超えた存在になります。
刀鍛冶⇒玉鋼に打ち込みをし続け刀身を圧延していくが、職人が打つときになぜか刀身に謎の物質が組成される。なぜ出来るかは科学的には不明。
金平糖⇒職人が適当にジャラジャラ平鍋を回すが、そのときになぜ飴細工の形になっていくのか不明。科学的に解明されていない。
野球⇒科学的には人間の動体視力ではあの速度で投げられた球は絶対に見えていないはずだが、3割以上の確率で球を打ち返す選手がそれなりにいる。
飛行機⇒あの巨体がなぜ浮いているのかは力学的にも完全に解明されていない。科学的にはまぐれで浮いている。
など、割と人間は科学的では無いことを平気でしている生き物です。もちろん、作法や科学的な理論がなくはないのですが、なぜそういう結果が出るのかは完全に科学的には解明されないことがあります。そういうことを、人間は日常生活で平気で行っている。鍛錬と訓練でそれが可能になるのが人間です。「コンピューターにより人間の仕事が~」、というのはIT論者によるセールストークにすぎません。ウソってことです。