オタク、コロナに生きる活力を奪われる
どうも、コロナウイルスの影響で一番しんどい出来事「ライブ中止」が連日発表されてメンタルが死んでいる音楽オタクです。
SNSや公式HPで「ライブが中止・延期になりました、ごめんね」って何も悪くないよおおおおおん悪いのはコロナちゃんだよおおおおおんと日々嘆いてます。どこにもぶつけようのないイライラに支配されている日々。
※散文、乱文失礼。本文アーティスト名出します、あしからず。
先日コロナウイルスの感染者がWANIMAのライブを観覧していたことを機に安全確保のため他アーティストもライブの中止を発表。そこから政府もついに大規模イベントの中止を推奨し、軒並みライブの中止や延期が発表された。
この対応に素晴らしいのはジャニーズ事務所、直前に一定期間の休演や延期をいち早く発表している。さすがエンターティナーの最高峰だ。
今回中止になったイベントで特にPerfumeの東京ドームは「ポリリズム」レベルの私でも胸が痛かった。現場通いオタクならPerfumeの人気と実力のレベルは桁違いだというのは痛感していると思う。しかも今回はベストのツアーでしょ?場所はあのドームでしょ?そんなキャリアでも記念すべきライブが中止になったなんて、ファンの心情を考えただけで、当日になって中止なんてうわああああああああああああああ何もかもぱあだあああああああああああ
オタクなのでどの界隈のライブ中止のお知らせは辛いもの。情報を耳にする度にこれ友達が行く予定だったよなとか、遠征するって楽しみにしていたよなと脳裏をよぎる。
noteを読むとクリエイターの方が真っ先に発信していますね。ただ金を落とすだけのオタクとしてはこうして事情を話していただいたり、このような緊急事態にどう対応すればいいのか発信していただいて大変ありがたいです。
裏のことは業界の人間ではないので分かりかねますが、学生の頃ライブスタッフのバイトをしていた経験あるので、中止による損害は非常に大きいものだということは少しでも分かっているつもりです。
何より一番悔しいのはこの一日のために早ければ2年前から動いているスタッフさん、アルバムなどの制作期間を含めれば何年にも及ぶアーティストだ。
このnoteは推しに使う金は生活費の一般人オタクの意見。 Twitterに書ききらない苦しい思いを存分にぶつける。
オタク人口、急増中
オタク=趣味に没頭している人。
急増どころか既にこの国の一定数はオタクですよね。
お国は未だ「オタク人口は少ない」と考えていると思う。オタクはライブに行くため、推しに会うために日々仕事やアルバイト、学業、家事・育児など頑張っている。お国は簡単にほいほいライブやイベントを中止・延期にして「楽しみを奪っている」という事実に対し意識が薄い、または無い。
中止になって「楽しみにしていたのにショックだな」で終わればいいが、そんな程度の問題じゃないから非常に憤慨している。
今回に関しては国から「これ以上感染を拡大させないために2週間ライブは全国で中止、金は出す。2週間後については追々発表する」とのことであればギリベストだと思う。一番いいのは「安全にライブが開催されること」ですから。
1番の問題は経済的問題。主催者(アーティスト側)の問題だ。
まずライブが中止になれば、アーティスト側はチケット代の返金などの対応しなければいけない。
会場もキャンセル代をチャラにするわけにはいかない→
アーティスト側は支払うしかない→
利益がないためアーティスト回りの人間の給与の支払いが厳しくなる→
結果決められた赤字である。
「ライブやイベントはどんな状況下中止になっても知らん。金は自分で負担しろ」ってアーティストは趣味で音楽やっていると思ってんのか?音楽が職業の国民だぞ?
このような世界的規模の緊急事態でライブ中止による損害の補填が無いというのは「自腹を切った」こととほぼ同じである。今回のようなライブ・イベントに関しての損害をおざなりにすれば、今度も同じことを繰り返すわけで負のループが決定している。今なんとかしないと、今後のエンタメ・音楽業界がダメになる一方だ。
そして振替公演をするにも会場を抑えるのがとても大変なのだ。運よく会場を抑えられれば良いのだが、会場が取れなかった場合そのまま中止になる。
例えばドームクラスのアーティストが野球のシーズン中に会場を抑えることは非常に難しい。そして今年に限ってオリンピックの影響で大きな会場が簡単に抑えられないのが現状である。
主催者の負担は経済的だけでなく精神的にもかかる。
特にインディーズなんかはライブがなくなっただけで収入0という世界で、いわばフリーランスと同じだ。彼らの生活を考えると経済的にも精神的にも非常に厳しい。
では、メジャーアーティストは大丈夫なのかと言われれば全く大丈夫じゃない。仮に給与は支払われるとしても会場の振替公演の抑え、チケット代の払い戻しに関するシステムの構築や今後のアナウンス、ツアーなら抑えているホテルや交通機関のキャンセルなどの雑務など様々な激務に追われ、精神的にもきつい。
お国は簡単に「中止・延期」というけれどアーティスト・スタッフの生活や負担を全く考えていない。そこが1番の問題点だと思う。「とりあえずそうしておけばコロナ対策していることになる」というのが丸見え。少しでも国民が生活しやすくするのが政府なのではないか?
現場を無くしたオタク、何をすれば良い?
生活にもかかわる緊急事態、しかし仕事は何故か中止にならない。
推しに会える現場がなくなったオタクはどうオタ活をすればいいのか?
市長ーーー!まさかの市長という立場がオタクの鏡!去年ふるさと納税でいただいたもつ煮絶品でした!台風で家の食糧尽きたときにいただき命つなぎました!今年も熊本にふるさと納税します!私の税金熊本城の復興に使ってくれ!
おっしゃる通りだと思う。現在打首獄門同好会、syrup16gなどが無観客ライブのインターネット配信など決定している。在宅オタ活が可能だ。
そしてサブスクリプションというサービス。YouTubeに上がっている曲を聴いて再生回数上げたり、AppleMusicなどで聴けばアーティストにお金が入るのでオタ活は成功する。この非常事態は長引くと思うし、いつもとやっていることは変わらないけど意識的にちょっとずつやっていこうと思う。
こちらのnoteはファンとアーティストの両方の立場から推しの支援方法を具体的かつやんわり綺麗にまとめてくださっております。ファンの立場をわかっているアーティストは強い、必読です。
今私たちオタクに出来ることはアーティストが発信する情報に反応したり、必要であれば拡散したり、そういった些細なことだと思う。私も今こそ知られるべきだと思う事実や音楽、情報はどんどん拡散して行く。
インディーズバンドは特に職を一時的に失ったことになるので「仕事ください」ツイートどんどんしてください、オタクは拡散しかできないけどそれがどこかで繋げられれば嬉しい。今こそ発信するときだぞ!
アーティストじゃないのにそこまで考える?
私は高校の文化祭が中止になった経験がある。理由は脅迫文が送られてきたから。青春を見知らぬ誰かに潰された。作り上げてきたものがなくなったことに対してただただ悔しくて、本気で家で泣いた。今は「客」専門であるが、イベントがチャラになる悔しさは痛感しているのだ。
ここまで主催側の立場になってしまうのは「好きだから」以上にこの経験が一番強いと思う。
こうやってやっと政府が動いたのはWANIMAのライブでの感染者確認だと思うがWANIMAは何にも悪くないし、感染してしまったファンも悪くない。熊本の女子、頑張れ、とにかく頑張れ、生きてくれ。感染者が出てしまったからにはどうしようもない、これ以上被害者を出さないために今後の対策が重要なのだ。
今、無理矢理ライブを決行しようとしてるアーティストがいれば考えて欲しい。貴方が無理矢理行ったライブでもし感染者が出れば、どう考えても今の状況下、完全に貴方が悪者だ。
これから出るアーティストも今活躍してるアーティストも「中止する」という決断が今後の活動においても非常に重要だと思う。厳しい意見かもしれないが、このような状況下で中止する強さが無ければ、今後の活動に支障が出るしその選択に支持する人は出ないと思う。今回に関してはファン補正など一切かからない。この状況の高いリスクで仮に決行するとしたら、全ての責任を背負う覚悟でやってくれ。応援はする。
最後に、ゴールデンボンバーの歌広場さんのお言葉。
オタクが経済いっぱい回しているのに、こんな事態でアーティストもファンも様々な意味で泣き寝入り寸前ってとんでもない仕打ちだよな。
違う沼の民ども、お互い支えあってまた推しに会えるまで生きようぜ。推しにまた会えてからも生きようぜ。
オタクは強い!オタク負けない!オタク生きる!打倒コロナ!