österreichが、高橋國光が、

今日発表された、

TKfrom凛として時雨の、

ゲストが、

österreichだった、

österreichが、ライブをする

この時代は、

なんなんだ?


österreich(オストライヒ)
それは元the cabs高橋國光のソロプロジェクトである。

東京喰種の主題歌を製作。


...毎回通っているTKfrom凛として時雨のツアー、久しく行ってなかった
大阪だけチケットを取ってたんだ。

先日TKが始めたばかりの自身のインスタでこう言った
「ツアーのゲストが決まった。ヒントはウムラウト」。

予測はやはり繋がりがあるのは同じ東京喰種の主題歌を担当した
Cö shu Nieかösterreichだろう。

そもそもウムラウト(主にドイツ語)を使用したバンドは少ないので絞りやすかった。


昨日、cinema staffのツアー全公演に「高橋國光」がゲスト出演すると発表された。

これが第1のフラグだった。

第2のフラグは、時雨のオフィシャルアカウントでは事前に8/16(金)に知らせがあると告知していた。

本日昼下がり、作られたばかりのösterreichのアカウントで18時にお知らせがあるとツイートされた。


18:00ちょうど。

TKfrom凛として時雨のゲストアクトが発表された。


名古屋、大阪がCö shu Nie

新木場が...österreichだった。


ゾッとして

動揺した

...まさか、まさか、まさか

この夢のような対バンが実現するなんて

夢でしかなかったのに。


東京喰種の連載を始めて、アニメ化されて、unravelが大ヒットして何年経つんだろう。

作者の石田スイ先生は「主題歌はthe cabsと決めていた」
そうインタビューでよく話していたものの、the cabsというバンドはすでに残響という名誉を残していなくなっていた。

the cabsは高橋國光、現在KEYTALKで活躍している首藤義勝、元plentyの中村一太の3人組。だがしかし、高橋の失踪によりバンドは解散。

解散しても知名度は上がり続け、曲もバンドの存在は残響ファンの心には深く切り刻まれ復活を望む声は絶えなかった。

KEYTALKがブレイクしかけていた頃、KEYTALKが陽でthe cabsが陰の音楽と言えば分かりやすいと思うがよくある「the cabsの義勝が好きだった」という声をどこでも目にするようになった。
KEYTALKの人気に比例して自然とthe cabsの存在も広まっていったのが私の考察。なので直接the cabsから入った人間は今のバンドシーンでは少数派じゃないかな。

キャブスはマスロックというジャンルの変拍子が特徴的な音楽なので正直一般受けはしない。そもそもTVで流れるように一発で理解するのは難しい。
なので同じバンド好きでも変拍子の魅力がわかる人間とわからない人間がいてもおかしくはない。


数年前の某日、東京喰種新章の主題歌に「österreich(オストライヒ)」が抜擢されたと突然発表された。

オストライヒ?聞いたことないバンド名だけど、きっとスイ先生が見つけたニューフェイスなんだろう。


「元the cabs 高橋光圀によるソロプロジェクト」


え?國光さんが音楽を?特別國光さんを追っていたわけではなかった私。意味が分からなかった。



あれから数年、TKfrom凛とし時雨とösterreichが対バンすることになった。

österreichの初ライブだ。

失踪してからösterreichとして音楽を作ってはいても
國光さんがミュージシャンとしてステージに帰るのは数年ぶりだ。

TKのソロに通い始めて5年ぐらい経つ、
österreichの初ライブを見届けたい、
東京喰種が、石田スイ先生が繋いだ音楽の場に居たい。
見たい。
感じたい。

吸い込まれるように確保していなかった新木場のチケットを取った。

気がつけば申し込みボタンを押していた。

すでに私のメールボックスにはチケットの発券の知らせがきた。

仕事なんてどうにでもなる。

なんとかしてやる。

行かないと絶対後悔すると思ったし、
この対バンを見なきゃ行けないと言う使命感にも駆られた。

いつかは、やると思ったんだ、
いつかは、TKが呼ぶと思ったんだ。
TKなら、高橋國光に音楽の場を与えられると思っていたんだ。

奇跡はいつも予期せずやってくる。

österreichの初ライブがTKのゲストで、きっと思えるんだろう。


「夢でしかなかった東京喰種対バン」


私は、また歴史が変わる瞬間に立ち会う。


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紅葉
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