詐欺? カフェ開店当初の体験談
開店当初、初めてのことが多い中、色々な方にも出会います。
今回は、宣伝の詐欺男に出会った話です。
簡単ではありますが、手口があります。
加えてしつこく、また、声を荒げて威圧してきます。
そんな男が現れた、その時の体験談です。
開店当初、お店の宣伝方法に何かいい案がないかなと考えていた時の話です。そんなとき飛び込みの営業で、駅の案内板(地図)に載せないかとの提案がありました。
「駅を出て、目の前にある地図(現在地と周辺の店を載せる案内板)に店の名前を載せませんか?料金は年契約で7000円です。」
という、内容です。
正直話を聞いている内に、自分の店では効果はないと判断致しました。
こういう地図は、すでに名前が知れ渡っていて、その場所がわからないときに使います。
まだ店の名前を知ってもらっていないときに、載せても意味はありません。
そのことを伝え、お断りの旨を伝えました。
ですが、ここからすんなりと帰ってはくれませんでした。
宣伝効果について、そしてその安さについて、最後には最近は厳しいから助けると思ってお願いしたいという同情をさそう言葉で、こちらがやらないといってもなかなか引いてくれませんでした。
そんな押し問答が続く中、ふとお店の名前を聞かれます。
この時は、名前も知らないのに営業に来たのかこいつは、なんて考えておりました。
そして○○珈琲です、と答えました。
続けて、何やら紙を取り出し、この字であってる?と聞かれ、私はうなずきました。載せるとしたら、この名前ですかね?といわれました。
この時きっぱりと「いや、載せませんよ」、とお断り旨を伝えました。
その名前のやり取りを終えると、流石にあきらめたのか、「また来ます」と言葉を残し、その日は帰っていきました。また営業にくる気なのかとあきれつつも、些細なことと思ってあまり気にしておりませんでした。
ですが後日、再びやって来た男が発した言葉に、私は驚かされるのでした。
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