生後16日目のスズメ
先日、生後16日目のスズメを観察してきました。
声は、もう大人になってますね。いつ巣立ってもおかしくない感じです。
親スズメはエサをあげつつも、時々巣立ちを促しています。「チュチュッ
、チーチーチー」と呼び掛けています。
しかし、子供スズメは無視……。ずっと鳴いてたくせに、呼びかけられるとだんまりです。
子供スズメとしては、巣立ちをできるだけ遅らせて体を大きくした方が生存確率が上がるので、なかなか巣立ちたがらないのは実は普通です。
生後14日で巣立ちと言われてますが、実際に14日で巣立つのは少数派だと思います。極めて元気なスズメ以外は生後16日目以降の巣立ちとなっている気がします。
とにかく巣立ちは危険で、特にカラスに狙われます。親スズメも警戒心がマックスになっているようで、私が外に出たら「ジージー」と2羽の親スズメに威嚇されました。
スズメは巣立った後も、しばらく親と暮らします。エサの取り方を覚えます。たぶん、言葉も教えてもらうと思います。
さて、結局生後17日目に巣立ったようです。
巣立ちの時間は、今のところ例外なく早朝です。早朝の方が安全なのかもしれません。スズメはカラスより早く起きるようですし、巣立つなら早朝がいいんでしょうね。