第22回Japan Coffee Festival@神戸レンガ倉庫に行ってきた [11月29日分]
(過去のブログ記事を移植しています)
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Japan Coffee Festival(JCF)も今回で22回目だそうです。昨年神戸スペースシアターで行われた同イベントにも行かせていただきましたが、今回はかなり趣向が変わっていてなかなか面白いイベントでした。
まず、アイキャッチ画像に使用したレンガ倉庫の画像、違和感ありますよね。
コタツ!
今回会場になったのはレンガ倉庫の中にある家具屋さんFELICE神戸店と隣接するエリアを貸し切って行われました。写真にはありませんがレンガづくりの室内映えな室内でおシャーレなカリモクの家具に座ってコーヒーが楽しめるという、いきなりクオリティ高い場面設定。
ちなみにコタツがカリモクかどうかは聞いてないです。あとコタツが外にあったのは土日だけで、平日は夜のみ、室内のみでのイベントでした。
それだけではなく、今回は「珈琲と本」のイベントということで、日本出版販売株式会社さん(=日販さん)との共催イベントとなっており、日替わりの出店者がそれぞれ選んだ本に合わせたコーヒーを提供するというコンセプトの仕上がり具合すげー。
神戸にまつわる本 or 1890年(レンガ倉庫が建てられた年)を日販さんがピックアップ、その中から各店舗が本を選ぶ(ドラフト制なので第一希望じゃなかった人もいたみたい)という流れで、参加したコーヒー屋さんにとっても刺激的なイベントだったに違いない。
で、僕は1月30日の木曜日夕方と、2月2日日曜日のお昼に遊びに行ってきました。今回は夜遅くまでイベントが行われていたので平日にも遊びに行くことができ嬉しかったです。今後もこの時間帯のイベントが神戸であると嬉しいですね。(神戸って夜が終わるのが早いのよね。)
ってことで回ってきたお店を紹介していきます。
喫茶平凡
テーマとする本:海南 1890(小松江里子、豊田美加 著)
コーヒー:ブレンド まごころ
コロンビア×エチオピアの深めのブレンドをコーノ式で抽出していただきました。前日に焙煎したばかりだったのでちょっと開いてないかなーというのは気になりましたが、「近所の平凡な喫茶店」でいつでも安心してのめる平凡な味を、まごころ込めて焙煎、抽出してくれるんだろうなーっていう、ほっこりした味でした。こたつに入って飲むべきだったのかもしれませんね。
残念ながらこの日は急遽参加したためカメラを持ちあるておらず、2月2日に伺った際には出店していらっしゃらなかったので写真がございません。あしからず。
FUSHI COFFEE ROASTERS
フシとは沖縄・八重山諸島の方言で「星」のことだそう
テーマとする本:アンフォゲッタブル(松宮宏 著)
コーヒー:スペシャルブレンド/バードランド
エチオピア、ケニア、マンデリン、ゲイシャ(エチオピア)の4種類の豆のブレンドです。Origami Dripper×ウェーブフィルターで入れてくれます。
テーマとなった本はジャズのお話だそうなのですが、作中でも盛り上がるジャムセッションのシーンをイメージしたブレンドだそう。ゲイシャがいきてて、ケニアはしっかりおって、マンデリンのベースもエチオピアWの酸も上手にあわさって、上品で美味しいおジャズでした。沖縄県の離島、八重山諸島産の黒糖もコーヒーのおともに置いてあって、この黒糖もミネラルと酸が今回のブレンドとマッチしてめっちゃよかったです。僕はいつもは多良間産が好きなんですが、八重山いいなぁと思わせてくれるコーヒーでした。
なにより、ブレンドを1杯ごとにアフターミックスしていることに感動しました!プレだとどうしても豆の比重で袋の中で豆の比率が偏ってしまうため、一部の豆がしゃしゃり出てきてしまうことがあるのが嫌だそうで。このコーヒーがジャズならバリスタさんはレコーディングのディレクターといったところでしょうか。少ししかお話ししていませんが、こだわりと、ちゃんとしている人だということがよく伝わってきました。
フシコーヒーさんは店舗を持っておらず、イベントのみで出店しているそうです。
LUCE
こちらも画像がないためインスタの埋め込みです。(LUCEさんは日曜日にもいたんだけどね)
テーマとする本:STEEL BALL RUN(荒木飛呂彦 著)
コーヒー:カフェラテ/STEEL BALL RUN BLEND
まさかのジョジョですが、、、こ、このっ!エスプレッソはッ!!うんまぁぁい!!(はい、その世代です。)
久々に深めのラテ飲んで感動しました。てゆうかエスプレッソもおまけで飲ませていただいたのですが、これがめちゃめちゃうまくて、バランスが抜群で、エチオピア(ナチュラル)とブラジル(ナチュラル)のブレンドらしいんですが、まぁ素晴らしかったです。お隣で出店してたCOFFEE UP!さんの浅煎りラテに対しての深入りラテ、でも苦くない。チョコレートとナッツにエチオピアの華やかさのアクセント、ジョジョファンならわかる、荒木飛呂彦先生の描くルネサンス彫刻のような重厚さと華麗さを表しているかのような味わいだったのですっっ!!あぁ、STEEL BALL RUNといえば黄金比じゃないっすか、ね、もう僕は一瞬ジャイロと出会ったんだと錯覚しました。(誰かわかってw)
ところでインスタをみていただいてわかるように、LUCEさん、ラテアートバリうまです。気さくな方で、自宅マシンでのラテアート教室とか初心者向けに教えてくださったりしてるみたいです。
と、まぁ書く途中で記事長すぎるから1日目と2日目分けた方がいいなーと気づいたのですが、全然書ききれなくてもう1軒ずつ分けて書いた方がよさそうなのでこの記事はあとでバラすかもしれません。
Part 2に続きます!
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