初心者や忙しい人におすすめクレバードリッパー[コーヒー器具]
5分でも短縮したい朝の時間、家でコーヒーを淹れる時に皆さんはどんな器具を使ってますか?
ドリップバッグは量が少ない
こだわりたいけどお気に入りのドリッパーで抽出してる時間はない
美味しいく抽出できるフルオートマシンは高い
そもそも初心者だし、まずは手軽においしいコーヒーを淹れたい
通勤ルートや職場の近くに朝からやってるコーヒー屋さんがない
などなど、
そんな人に、というか万人におすすめしたいのがCLEVER DRIPPER (クレバードリッパー)です。
僕は出勤前毎朝これを使ってコーヒーを淹れていますが、朝数分間でも時短ができるって実際に短縮できた時間以上に価値があるように思います。もちろん朝じゃなくてもお出かけ前とか次の予定がある時なんかも重宝します。
オススメポイント
・コーヒー屋さんもお店で実際に使用!同じ味が再現可能!
・お湯を注いでほったらかしでOK!
・工程が簡単だから毎回安定して同じ味に作れる!
・ゴミ捨てと洗い物が超絶簡単!
といったことが挙げられます。
このブログでも紹介している豆ポレポレさん(過去ブログから移植次第リンク貼ります!)や明暮焙煎所でも使用していますし、そういうお店であればレシピも教えてくれますよ!
レシピといってもお湯を注いで3〜4分待つだけ、カップ麺級に簡単です。
では実際に作ってみましょう!
*2020/12/5 元ワールドバリスタチャンピオンのJames Hoffuman先生が僕の紹介する淹れ方は全く違うメソッドを公開していました!後ほど翻訳・記事にして公開します。ホフマン先生もクレバードリッパーを”ファンタスティックな抽出方法"だと表現していました。
淹れ方
必要なもの
・クレバードリッパー本体
・台形ペーパーフィルター(クレバードリッパーのサイズに合わせる)
・コーヒー豆 (17g)
・スケール(はかり)
・タイマー
・お湯 (250g)
スケールがない方:コーヒー豆は100均とかでだいたい1杯分の軽量スプーンとかがありますので、それで1.5~2杯くらい。お湯は耐熱の軽量カップで250mi測ります。一度淹れてみて、好みの味に調整してみてください。
コーヒー器具メーカーのHARIOから出ている”エアーケトル”と言う商品は注ぎ口がケトルのように注ぎやすくなっているため、クレバードリッパー以外の器具でのコーヒー抽出にもおすすめです!
手順
1. お湯を準備する
まずはお湯を沸かし始めましょう。これが一番時間かかるかも。ウォーターサーバーお湯を使う人は飛ばしてOK。
2. クレバードリッパーにペーパーフィルターをセットする
フィルターのリブ(合わせ目)を折ってドリッパーにセットします。セットしたら一度フィルターとドリッパーにお湯を通すことをオススメしますが、やらなくても大丈夫です。
*湯通しのお湯はドリップ用に測ったお湯とは別です。
*湯通ししお湯は捨ててください。
湯通しの理由とオススメのペーパーフィルターについてはこちらの記事をご覧ください。(過去ブログから移植完了したらリンク貼ります!)
3. 豆をフィルターにセットする
±0.1gは誤差範囲ですが、17.0と17.9では味も違ってきますのでご注意ください。豆は0.1g単位で測ることをオススメしますが、そのようなスケールがない場合は1g単位のスケール、もしくは軽量スプーンでも良いと思います。大事なのは毎回同じ量を測ることです。
僕はお店で豆のまま購入してミルで挽く派ですが、お店で挽いてもらう場合はクレバードリッパーで抽出することを伝えましょう。挽き目は中粗挽きで。
ちなみにミルはKarita ナイスカットミルNを使用しています。時短+挽きたての美味しいコーヒーが飲めるのでこのレベルの電動ミルが家にあるとマジで人生変わります。
今回は#5.5で挽きました!
4. お湯を勢いよく注ぐ
他の器具だと静かに注ぐなどの説明がついていることがありますが、クレバーの場合(このレシピでは)勢いよく注いでください。お湯の勢いで攪拌がおこり、しっかりと味が出ます。
クレバードリッパーは他のドリッパーと違ってお湯を注いでも下から出てきませんのでそのまま注いで大丈夫です。
写真撮るのに手間取って1分もかかってしまいましたが、さっと注いですぐ蓋をしてください。
5. 蓋をして3分待つ
お湯を注いだらスプーンで攪拌したりするレシピもありますが、今回紹介するレシピはとにかく簡単、そして待ち時間も3分だけ!
6. 完成したコーヒーをカップに移す
先ほど少し触れましたが、クレバードリッパーはお湯を注いだだけでは下から出てません。ドリッパーの底を押し上げると抽出液が出てくる仕組みになっています。
つまりどうすれば良いかと言うと、”クレバードリッパーをコップの上に乗せる”です。すると直接カップに抽出液が落ちる仕組みになっています。サーバーいらずで洗い物が一つ減りますね。タンブラーに直接落とせばそのまま出かけることもできます。
これを
こう!
ここがミソ。内側のストッパーが持ち上がり、コーヒーが流れる仕組みです。
7. ゴミを捨てて器具を洗う
後片付けも簡単。フレンチプレスと違って紙フィルターを使用するため器具側に粉が残りません。
また、前述で述べた通りコップに乗せたりしなければ液体が漏れてこないため、液だれせずにそのままゴミ箱に持っていき、フィルターごと出しガラを捨てられます。あとは本体とフタをさっと洗うだけ。
どうでしょうか!?カップ麺級に簡単っていうのも言い過ぎではないでしょう?
このクレバードリッパー、以前から気になっていた方であればクリアブラウンの物をよく見かけるかと思いますが、色も数種類から選べます。いくらかリンクを貼っておきますので参考にしてみてください。
あと、サイズで悩まれている方がおられたら迷わずLサイズをオススメします。僕はSサイズを買いましたが出勤前にタンブラーで多めに持ち歩きたいのですが、300ml抽出しようと思ったら微妙に小さいです。(無理やり使ってますが、タンブラーに液を落とす際にこぼすリスク大です。)
ほかの抽出器具では当てはまらない物が結構ありますが、クレバーの場合大は小をかねます。
また、夫婦や家族と、また友人を呼んでコーヒーを飲む場合も数人分抽出可能です。Sだと1〜2杯ずつしか抽出できません。
コーヒーを賢く美味しく淹れる神ツールです。クレバードリッパーで朝のコーヒーをスマートに淹れちゃいましょう!
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