vol.28 怒りの前にあるもの
連日のオリンピックに完全に取り憑かれております。
応援する側も体力つかいますね。
一方コロナ感染者数がどんどん増えており、身の回りにも忍び寄ってきていると感じる今日この頃です。
そんな閉塞感もあるのか、最近街中で怒っている人をよく見かけます。
何に怒っているかまでは、わかりませんがキレ散らかしています。
あのパワーを発電に使えたらきっと日本のエネルギー供給はかなり楽になると思います。
今日は「怒りの前にあるもの」について書きたいと思います。
以前海外の金融関係で仕事をされている方に、日本人にはあまり商品を販売したくないという話を聞いたことがあります。
理由を聞くと、大した額を投資しないのに、あれこれ注文が多いということでした。
これとは反対に、自分が海外にいって、お店で何かを買う時、やはり日本人の接客は丁寧だなぁと改めて感じることが多いです。
日本人はいろいろな点で、やりすぎているかもしれませんね。
そして、そのやり過ぎに乗じて、お客となる人はそのサービスがスタンダードになるので、更に要求が高まるという、ある意味負の連鎖でやりすぎが拡大します。
カスハラとか、以前は聞かなかった言葉ができたのはその辺りの片鱗かもしれません。
では、怒る側の気持ちになって、なぜその人は怒るのでしょうか?
いろいろな要因はあると思いますが、その根底にあるものは、相手やそのサービスに対する期待を裏切られたと感じたです。
よその子がアホなことしても、まぁ男の子やからねと言えるけど、自分の子がアホなことしたら、がっかりしちゃうことありませんか?
これは当たり前ですが、自分の子への期待が高いためです。
サービスにおいても同様のことが言えると思います。安くて良いサービスを受けたら、人はその基準からなかなか下げることは出来なくなります。
一度良い収入と身の丈に合わない暮らしをしてしまうと、なかなか以前の生活水準に戻せないのと同じです。
日本の人口推移を見るとこれからは安くて良いサービスはなかなか行き届かなくなることが予想されます。サービス提供側の人間が減るので、需要と供給のバランスが崩れるのは避けては通れません。
期待値を下げろということではないです。
もちろん料金に応じたサービスはこれからもっと顕著になると思います。
怒りの前に来る期待が過度になりすぎていないか、どうかを冷静に判断できる思考が必要になってくると考えます。
怒りの前には期待があることを、しっかり自覚していますか??
最後まで読んで頂き
ありがとうございます☕️
それでは☕️
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