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四季習慣(Vol.3)【2024年10月25日】

好きな音楽を聴きながら、コーヒー片手にいろいろと勉強中。勉強の記録をゆるり無理なく残していこうと思います。

このnote記事は「会社四季報を読むことを習慣化したい」という個人的な想いがきっかけで生まれた企画です。名称はその想いの中から『四季』と『習慣』を組み合わせて「四季習慣」です。

ちなみに、過去回は以下のマガジンにまとめています。




◆ 記録の日付

2024年10月25日(金)


◆ 勉強中の内容

決算書、財務3表、有価証券報告書などの読み方について勉強中。

今回の四季習慣では、日本株 日本企業時価総額上位ランキングから、上位5社の「業績予想記事・材料記事」を眺めてみたいと思います。

日本株 日本企業時価総額上位ランキング - 日本経済新聞より《2024年10月24日にスクリーンショットを撮影しました》


トヨタ、三菱UFJ、日立、ソニーG、ファストリのそれぞれの「業績予想記事・材料記事」は、2024年4集「会社四季報」(秋号)(発行所:東洋経済新報社)から抜粋することとします。


🎧☕️


◆ 1位:トヨタの業績予想記事・材料記事

トヨタ自動車(7203)

【減益幅縮小】
世界販売は1095万台(1.3%減)と高水準維持。日米軸に高単価SUV好調。販価是正や前半の円安恩恵。好採算HV増勢が想定超。部品会社等支援7000億円重いが、会社計画は保守的。

【正念場】
当社でも認証不正が発覚し、国交相が是正命令発出、再発防止策まとめ立て直しへ全力。福岡県内にEV向け電池工場の建設を検討、レクサス向け供給。

p.1419 2024年4集「会社四季報」(発行所:東洋経済新報社)

(一言コメント)
世界販売のところにある「1095万台」という数字が、車の台数として想像がつかないほどに多すぎて、ただただ驚きました。日本企業時価総額上位1位の企業ということで、企業情報や動向などをしっかりとインプット・キャッチアップしておきたいと思いました。



◆ 2位:三菱UFJの業績予想記事・材料記事

三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

【連続最高益】
国内法人向けや北米、東南アジアの貸出残高堅調。利上げで預貸金利ザヤ好伸。政策保有など有証売却益が旺盛。モルスタ12カ月決算復帰あるも、与信費用抑制効き経常増益。連続最高純益。増配。

【金融包摂】
フィリピンのスマホ決済大手に約633億円出資、銀行口座持たぬ層に金融サービス提供。当社と傘下銀行・証券が銀証連携違反、金融庁が行政処分発令。

p.1722 2024年4集「会社四季報」(発行所:東洋経済新報社)

(一言コメント)
銀行については、普段は基本的にはユーザー視点・消費者視点でしか考えたことがない気がするので、銀行側の視点でいろいろと物事を眺められるようになりたいと思いました。



◆ 3位:日立の業績予想記事・材料記事

日立製作所(6501)

【反転増】
アステモ非連結化で売上高0.7兆円目減り。半導体製造装置や昇降機冴えない。が、柱のITがクラウド化やDXで続伸。送配電事業の採算も大幅改善し営業益反転増。事業再編等利益で税前益上振れ。

【再編】
25年6月末までに米ジョンソンコントロールズとの空調合併の当社持分4割売却予定。来期譲渡益1250億円計上へ。仏タレス社の鉄道信号事業買収完了。

p.1222 2024年4集「会社四季報」(発行所:東洋経済新報社)

(一言コメント)
もちろん他の企業もそうですが、日立製作所がいま現在どんな事業を行なっているのかをちゃんと把握していないと、理解できないであろう単語がたくさん並んでいるといった印象です。たとえば、「柱のITが・・・」と書いてあっても、そもそも日立はITでなにをやっているのか?というところでイメージが湧かないといった感じなので、まずは基礎知識をインプットしようと思います。



◆ 4位:ソニーGの業績予想記事・材料記事

ソニーグループ(6758)

【堅調】
金融の特別勘定運用益見込まず減収。半導体は歩留まり改善し好発進。柱のゲームはソフト販売が堅調。配信利用増え音楽も続伸。映画とエレキが横ばいでも小幅営業増益に。税平常化。連続増配。

【突破】
7月海外向けアニメ配信「クランチロール」会員数が1500万人突破。米映画大手パラマウントの買収は断念。9月PS5や周辺機器の国内販売価格値上げ。

p.1294 2024年4集「会社四季報」(発行所:東洋経済新報社)

(一言コメント)
たしかに、金融・ゲーム・音楽・映画など、それぞれの領域で「ソニー」という名前をどこかでは目にしているんじゃないかなぁというのが、ざっくりとした印象です。つまり、それぞれの領域でしっかりと存在感があるなぁということです。また、海外向けアニメ配信「クランチロール」というのは初めて聞いた名前だったので、改めて調べてみようと思います。



◆ 5位:ファストリの業績予想記事・材料記事

ファーストリテイリング(9983)

【続伸】
25年8月期はユニクロ国内純増ゼロ、海外出店145〜185(前期147)。東南ア・欧米が増勢のうえ、中国はマーケ強化で上向く。国内の訪日客も追い風で営業益続伸。為替差益見込まず。増配も。

【対応】
残暑に備え、国内ユニクロ軸に夏物商品を拡充。機会ロスの削減を徹底。今秋、ジーユーがニューヨークに旗艦店を出店。世界でのブランド認知向上を図る。

p.2028 2024年4集「会社四季報」(発行所:東洋経済新報社)

(一言コメント)
「25年8月期はユニクロ国内純増ゼロ」は素直にへぇ〜って思いました。ゼロという事実をどのように解釈するとよいのかは改めて考えてみたいと思います。天候や気温などの影響をダイレクトに受けると思うので、「残暑に備え、国内ユニクロ軸に夏物商品を拡充。機会ロスの削減を徹底。」も素直になるほど〜って思いました。


🎧☕️


今回の四季習慣は以上です。

前回のVol.2では、「ヤマハ株式会社」という一つの企業にフォーカスしながら、2024年1集『新春号』〜2024年4集『秋号』までの1年間分(4冊分)の「業績予想記事・材料記事」を眺めてみましたが、

今回のように、複数企業の記事を並べて一気に眺めてみるのも色々と学び・気づきがあり、とっても楽しかったです。

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