四季習慣（Vol.4）【2024年10月27日】
好きな音楽を聴きながら、コーヒー片手にいろいろと勉強中。勉強の記録をゆるり無理なく残していこうと思います。
このnote記事は「会社四季報を読むことを習慣化したい」という個人的な想いがきっかけで生まれた企画です。名称はその想いの中から『四季』と『習慣』を組み合わせて「四季習慣」です。
ちなみに、過去回は以下のマガジンにまとめています。
◆ 記録の日付
2024年10月27日(日)
◆ 勉強中の内容
決算書、財務3表、有価証券報告書などの読み方について勉強中。
Vol.2、Vol.3の四季習慣では、四季報の中の「業績予想記事・材料記事」にフォーカスしてみました。四季報を読むことに慣れていなくても、数字ではなくて文章であれば、慣れるための一歩としてとっつきやすいと感じました（とはいえ、わからない単語などはもちろんありましたが）。
さて、今回の四季習慣では、文章ではなくて「数字」にも慣れていきたいと思います。具体的には【財務】を見ていきます。
取り上げる企業は、『図をつくる練習中』というコンテンツの中で以前に取り上げたこともあるローランド株式会社です。直近（第52期、2023年01月01日～2023年12月31日）の連結貸借対照表、連結損益計算書、連結キャッシュ・フロー計算書について、有価証券報告書を参考にしながらExcelでつくった図が掲載されていますので、ぜひあわせてお読みいただければ幸いです↓
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◆ ローランド株式会社について
ローランド（7944）
【決算】12月 【設立】1972.4 【上場】2020.12
【特色】電子ドラム、ピアノなど電子楽器専業。欧米で高シェア。14年にMBOで非上場化、20年再上場。
【連結事業】鍵盤楽器27、管打楽器29、ギター関連機器25、クリエーション関連機器＆サービス12、映像音響機器4、他3 【海外】91
〈23.12〉
（一言コメント）
ちなみに余談ですが、ローランドの製品は、DJ-99という「DJミキサー」やRubix22という「USBオーディオ・インターフェース」を持っています。
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◆ ローランドの【財務】について
【財務】〈連24.6〉 百万円
・総資産：83,768
・自己資本：45,911
・自己資本比率：54.8%
・資本金：9,641
・利益剰余金：28,385
・有利子負債：19,386
（一言コメント）
会社四季報のこういった数字をパッと見て、すぐに色々とイメージできるようになれたらいいなと思いました。先ほども登場した『図をつくる練習中』というコンテンツでは有価証券報告書を眺めているので、その経験もいい感じに活かしていきたいところです。
ご参考までに、そもそもとして会社四季報における【財務】について、説明を貼り付けておきます↓
〈 〉内の直近本決算もしくは四半期決算時点における財務データ。「連」は連結決算（日本方式）ベース、「◎」は連結決算（米国SEC方式）ベース、「◇」は連結決算（IFRS方式）ベース、「単」は単独決算（日本方式）ベース、「□」は単独決算（IFRS方式）ベースを示す。
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◆ 【財務】の各種数字について
【財務】に載っている様々な数字が一体なにを表しているのか、四季報の冒頭に説明がありましたので、そちらも一緒に眺めてみたいと思います。
総資産は、貸借対照表の資産の部合計。
自己資本は、株主資本（資本金、資本剰余金、利益剰余金の合計から自己株式を引いたもの）とその他の包括利益累計額（その他有価証券評価差額金、繰延ヘッジ損益、土地再評価差額金、為替換算調整勘定などの合計）の合計。SEC方式会社およびIFRS方式会社は非支配持分を含まない株主資本（親会社の所有者に帰属する持分）の合計。▲は「債務超過」を示す。
自己資本比率は、自己資本を総資産で除した比率。資本金は、期末時点。
利益剰余金は、株主資本から資本金と資本剰余金、自己株式を引いた、利益の蓄積。▲は欠損を示す。
有利子負債は、短期借入金、長期借入金、1年内返済長期借入金、社債および1年内償還社債等の合計。SEC方式会社の場合、短期債務、長期債務も含む。受取手形割引高、区分掲記されているリース債務は含まない。IFRS方式会社や特殊な財務諸表の作成会社（金融業）で、貸借対照表からの算出ができない場合は「・・」。
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今回の四季習慣は以上です。
ゲームでいうところのダンジョンを一つひとつ攻略していくような感覚で、会社四季報のコンテンツを一つひとつ攻略していけるといいなと思いました。そういう意味でいうと、いまのところ、
編集後記
業績予想記事・材料記事
【財務】
は、（攻略できているかはわかりませんが）四季習慣で取り上げたことがあるコンテンツであり、今後も少しずつ増やしていきたいと思います。