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勉強用ノート(財務分析について)【2024年10月04日】

好きな音楽を聴きながら、コーヒー片手にいろいろと勉強中。勉強の記録をゆるり無理なく残していこうと思います。

このnote記事は「勉強用ノート」という位置づけで、いま自分が学んでいること・覚えておきたいことなどをメモしておくような感覚で書いています。




◆ 記録の日付

2024年10月04日(金)


◆ 勉強中の内容

決算書、財務3表、有価証券報告書などの読み方について勉強中。

いまのところ、投稿しているnote記事はほとんど、「図をつくる練習中」というタイトルで、貸借対照表や損益計算書、キャッシュ・フロー計算書の「図」をつくって掲載する、といった内容です。

一方で、今後は図をつくるだけではなく、もう少し踏み込んで、その図を活用しながら「財務分析」などもできるようになりたいとも思っています。

そこで現在、いろいろな書籍を読み込みながら勉強しているのですが、その中の一冊が『新版 財務3表図解分析法』(著:國貞克則)という書籍です。

今回のこの勉強用ノートでは、この書籍の中から“個人的にメモしておきたい”と思った箇所をいくつか抜粋しています。


◆ 勉強用ノート

財務諸表にはたくさんの数字が並んでいます。しかし、私たち会計の専門家ではない人間が財務諸表からザックリと会社の状況を分析しようと思えば、まずPLとBSからROE・財務レバレッジ・総資本回転率・当期純利益率の4つの数字をチェックし、次にCSのプラスとマイナスの8つのパターンをチェックすればよいのです。

書籍『新版 財務3表図解分析法』


同業他社比較と期間比較を合わせて行えば、会計の専門家ではない人でもかなりの財務分析ができるようになります。《中略》その前に1社1期分の図解分析の方法を箇条書きに整理しておきます。

① BSの右側を見て、有利子負債と利益剰余金をチェックする
② BSの図全体からその会社の安全性を瞬時に読み解く
③ BSとPLを結んだ線から総資本回転率を把握する
④ PLの図から利益率を把握する

書籍『新版 財務3表図解分析法』


有利子負債

・流動負債:短期借入金、コマーシャル・ペーパー(企業が短期の資金調達のために発行する無担保の約束手形のこと)、1年以内返済予定長期借入金、1年以内償還予定社債、1年以内償還予定新株予約権付社債、リース債務

・固定負債:社債、長期借入金、リース債務

書籍『新版 財務3表図解分析法』


4つの重要な財務分析指標であるROE、財務レバレッジ、総資本回転率、当期純利益率の計算式は次の通りです。

・ROE(%)= 当期純利益 ÷ 自己資本(純資産の部の合計) × 100
・財務レバレッジ = 総資本 ÷ 自己資本(純資産の部の合計)
・総資本回転率 = 売上高 ÷ 総資本
・当期純利益率(%)= 当期純利益 ÷ 売上高 × 100

ちなみに、連結の財務諸表を使う場合は、当期純利益は「親会社株主に帰属する当期純利益」を使ってください。連結の財務諸表は子会社や関連会社の財務諸表が連結されているわけですが、その子会社や関連会社の中には親会社が100%の株式を保有しない会社もあるわけです。

書籍『新版 財務3表図解分析法』


今回のメモは以上です。

もちろん、いま抜粋した箇所以外にも大切なことがたくさん含まれている一冊ではありますが、“これから財務分析をできるようになりたい”と思っている今の自分にとって、まずその第一歩としてちゃんとメモして覚えておきたいと思った箇所をいくつか選んでみた、といった感じです。

近いうちに、財務分析をしてみたnote記事も投稿し始めることができたらいいなと思っています。

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