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勉強用ノート(会社四季報について・その2)【2024年10月17日】
好きな音楽を聴きながら、コーヒー片手にいろいろと勉強中。勉強の記録をゆるり無理なく残していこうと思います。
このnote記事は「勉強用ノート」という位置づけで、いま自分が学んでいること・覚えておきたいことなどをメモしておくような感覚で書いています。
◆ 記録の日付
2024年10月17日(木)
◆ 勉強中の内容
決算書、財務3表、有価証券報告書などの読み方について勉強中。
今回は「会社四季報」について。数日前にも会社四季報にフォーカスした勉強用ノートを投稿しており、今回は「その2」です。
🎧☕️
◆ 勉強用ノート
10月14日の投稿では、会社四季報の『基本的な情報』や『長年にわたって支持されてきた主な理由』を取り上げました。
“3カ月ごとに継続的に刊行している季刊誌”ということで、毎号で活用すべきポイントがそれぞれ異なるようです。書籍『会社四季報公式ガイドブック 改訂版』(編者:会社四季報編集部)で紹介されていた内容を以下にメモしていきます。
◆
上場会社の約6割を占める3月期決算企業を例に見ていきましょう。
🌻 6月発売の「夏号」🌻
5月までに出そろった前期の本決算の実績を基に、今期決算の見通しを解説する号です。前期の本決算発表日に今期の会社業績計画も発表されるため、記者は取材を通じてその計画が楽観的なのか、慎重な見通しなのかなどを吟味して、前期実績との比較を中心に記事をまとめます。
🍁 9月発売の「秋号」🍁
第1四半期(4〜6月)決算の実績を踏まえ、為替や市況などの前提条件に変化はないか、会社計画に狂いが生じていないかを確認。期初からのスタートダッシュに成功して想定以上に勢いがある会社、逆に出だしでつまずいて挽回が難しい会社などがあれば、独自予想に反映します。
🎍 12月発売の「新春号」🎍
第2四半期(7〜9月)決算までの実績がベースとなる号です。事業年度の折り返し地点を過ぎて、通期計画に対する達成見通しがはっきりとしてきます。記者の腕の見せ所で、独自の増額、減額予想が目立ちます。こうしたことから新春号は、サプライズが最も多い号といえます。
🌸 3月発売の「春号」🌸
第3四半期(10〜12月)決算までの実績を踏まえた号です。今期の終わりが近づき、来期の動向に関心が高まるタイミングです。記者の視点も来期に移り、業績欄のコメントは半分以上が来期に関するものとなります。見出しも来期の業績についての内容となりますので、次の1年を先取りするには打ってつけです。
◆
今回のメモは以上です。
とても直感的な感覚ですが、年に4回、3カ月ごとに発売される「会社四季報」を軸にしながら、1年間のペースやリズムを感じてみるというのもありだなと思いました。
四季報という名のとおり、それぞれの季節を感じられる一冊と捉え直してみると、見えてくる景色も少しずつ変わりそうな予感もしました。自分らしいかたちで会社四季報を思う存分に楽しんでいきたいと思います。