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四季習慣(Vol.5)【2024年10月29日】

好きな音楽を聴きながら、コーヒー片手にいろいろと勉強中。勉強の記録をゆるり無理なく残していこうと思います。

このnote記事は「会社四季報を読むことを習慣化したい」という個人的な想いがきっかけで生まれた企画です。名称はその想いの中から『四季』と『習慣』を組み合わせて「四季習慣」です。

ちなみに、過去回は以下のマガジンにまとめています。




◆ 記録の日付

2024年10月29日(火)


◆ 勉強中の内容

決算書、財務3表、有価証券報告書などの読み方について勉強中。


また、これまでの「四季習慣」では、

  • 編集後記

  • 業績予想記事・材料記事

  • 【財務】

を、会社四季報のコンテンツの中からフォーカスしてきました。


そして今回は、

  • 【指標等】

を取り上げてみたいと思います。


具体的には、文房具の中で「ジェットストリーム」(ボールペン)や「プロッキー」(水性顔料マーカー)が個人的に好きという理由で、これらの商品をつくっている三菱鉛筆株式会社の【指標等】を眺めてみたいと思います。


🎧☕️


◆ 三菱鉛筆株式会社について

三菱鉛筆(7976)

【決算】12月 【設立】1925.4 【上場】1962.9
【特色】筆記具の代表メーカー。uniブランドで著名。ボールペン、サインペンが柱。傘下に独ラミー
【連結事業】筆記具・筆記具周辺商品97(16)、他3(4) 【海外】53

〈23.12〉

p.1635 2024年4集「会社四季報」(発行所:東洋経済新報社)


◆ 三菱鉛筆の【指標等】

三菱鉛筆の【指標等】 〈連23.12〉

・ROE:9.4% 予9.3%
・ROA:7.0% 予6.4%
・調整1株益:-円
・最高純益(23.12):10,166
・設備投資:1,848  予・・
・減価償却:2,614  予・・
・研究開発:3,678 予・・

p.1635 2024年4集「会社四季報」(発行所:東洋経済新報社)

(一言コメント)
いままで取り上げてきた「業績予想記事・材料記事」「【財務】」も、もちろんまだまだわからないことだらけで、個人的には、読んで理解するには難易度が高かったですが、この「【指標等】」はそれ以上に難易度がさらに高くなった印象です。

以下に各種数字の説明も掲載していますが、それらを読んでも、個人的にはまだまだわからないことだらけでした。そういう意味では、“まだまだわからないことだらけ”と認識できたことが、今回の一番の収穫だったと思います。

いきなりすべてを理解できるようになるのは難しいと思いますので、一つひとつを少しずつでも読み解けるように日々意識していきたいところです。


🎧☕️


◆ 【指標等】の各種数字について

【指標等】に載っている様々な数字が一体なにを表しているのか、四季報の冒頭に説明がありましたので、そちらも一緒に眺めてみたいと思います。

基本的に、〈 〉内の決算期時点の値。「連」「◎」「◇」「単」「□」の意味は【財務】と同じ。いずれも本決算ベース。

p.24 2024年4集「会社四季報」(発行所:東洋経済新報社)

ROE(Return On Equity=自己資本利益率)は、純利益を自己資本で除した比率で、自己資本を使ってどれだけの利益を稼いでいるかを見る。自己資本がマイナスの場合は「 - 」。ROA(Return On Assets=総資産利益率)は、純利益を総資産で除した比率で、総資産を使ってどれだけの利益を上げたかを示す。いずれも決算期変更の場合は「・・」で表記。実績ROEは原則純利益を、期首と期末の平均自己資本で除した比率。「予」はそれぞれ予想ROEと予想ROAで、予想純利益を直近本決算もしくは四半期末自己資本または総資産で除した比率。

同上

調整1株益は、転換社債や種類株式等を発行している会社等で、潜在株式(未行使の新株予約権)がすべて行使されたと仮定したときの1株当たり利益で本決算ベース。

同上

最高純益は、業績欄掲載の直近本決算実績の連結・単独・会計基準に対応した本決算ベースでの過去最高の純利益。ただし12カ月超の決算期は除く。カッコ内にそれぞれの決算期を示す。純利益の定義は【業績】を参照。

同上

設備投資(額)は、原則、工事ベース(年間の工事実施額)で、自社の有形および無形固定資産に対する投資の合計額。減価償却(費)は、原則、有形固定資産および無形固定資産の年間償却実施額の合計。のれん償却額を含まない。なお、予定については有形のみの場合もある。原則として設備投資額および減価償却費に資産除去債務を含む。研究開発(費)は、研究・開発・試験のための人件費、原材料費、設備装置購入費、その他の経費が含まれる。原則、有価証券報告書記載ベース。

同上

左側が直近本決算期の連結または単独決算ベースの実績額。右側の「予」は予想1期目の予定額(会社公表ベース)。単位は「億」があれば億円、特記なしは百万円。変則決算は年率換算をしていない。「・・」は未公表または未算出。

同上

(一言コメント)
先ほどの一言コメントでも書きましたが、やはり指標等は難易度が高いですね。

四季報の説明を読んでも、パッとすぐには理解できそうになかったので、決算書関連の他の書籍とも組み合わせながら、少しずつ勉強していきたいと思います。

また今回は、三菱鉛筆の事例しか見ませんでしたが、今後さらに様々な企業の指標等を眺めることで、自分の目を慣らしていきたいところです。


🎧☕️


今回の四季習慣は以上です。

今後もどんどん経験値を上げて、少しづつでもレベルアップしていけたらいいなと思います。前回の四季習慣でも書きましたが、ゲームでいうところのダンジョンを一つひとつ攻略していくような感覚で、会社四季報のコンテンツを一つひとつ楽しみながら攻略していきたいです🎮

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