夫のトリセツ②
■感嘆符
「昨日アイスの実を買ったのよね」
嫁はよく近況報告をしてくれます。
結婚当初はこの近況報告というのが
意味不明な行動に思えてなりませんでした。
「え、だからどうしたの?」
こんなセリフで返そうものなら瞬時に
嫁の表情が鉄仮面になってしまいます。
まさにやってはいけないリアクションの代表格。
でも私を含めた男性陣ってこのように返しがち。
だって、話をするからにはオチがあると思うし
自分がオチのない話をするなんてないからです。
女性陣としては、こういった近況報告というのは
あくまで話の導入部分、呼び水なわけです。
意味もオチも特にない話をすることがきっかけで
「あぁ、アイスの実って美味しいよね」
「何味買ったの?ていうかまだ残ってる?」
なんて会話が膨らむことを楽しんでいるんです。
膨らみ始めた話を潰しては、そりゃ怒りますよね。
男性としてはオチありきで話を始める傾向があるので
女性と話のとっかかりが根本的に違います。
これでは会話が噛み合わないのも当然といえます。
基本的に噛み合わない男女の会話を
噛み合うようにチューニングするにはどうするか?
方法はいくつかありますけど私としては
男性が歩み寄るスタンスが良いと思っています。
男性が歩み寄るスタンスとはどういうものか?
それはリアクションに感嘆符をつけること。
悪い例:「へぇ」「ふーん」「それで?」
良い例:「へえ!」「うん!」「それで!?」
感嘆符を意識するだけで“聞いてる感”が段違い。
つまり一般的な女性がやってるリアクションを
そのまま取り入れてしまうということです。
ウチではこの方法を採用しました。
するとびっくりするくらい、嫁の反応が良くなり
イキイキして話をしてくれるようになったんです。
少しの労力で劇的な効果を実感できるので
感嘆符のリアクション、おススメです!