2024.01.04 Origami Dripper
今日から数日間はOrifgami Dripperにフォーカスして色々な違いを実際に感じてみようと思っています。今までも何度も何度もこのドリッパーでコーヒーを淹れて飲んでいましたが、まずはそれについてさらっと振り返ってみようと思います。というより、今まではただ自分がいつも参考にしているバリスタの方のレシピをそのままやってみたり、お店で使われているレシピをそのまま使ってみたりしただけで、このドリッパーに合わせたレシピっていう感覚ではなかったので、それを調べてみました。そうした時にこのドリッパーの開発に携わった方の動画を拝見してフィルターの違いっていう部分の話が出たので、今日はそれを実際にやってみました。
普段僕は、Origamiでドリップするときは円錐フィルターを使っていて。なんでって聞かれると、それを持ってたからで、深い意味はないんですけど。このドリッパーの特徴はウェーブのフィルターも使うことができるって部分で。ウェーブのも持ってはいるけど使ったことはなくて。今までは、自分のお湯を落とす技術とかドリッパー違いとかそんなことばかりに気を取られていて、あまりフィルターって部分にフォーカスはできてなくて。それで今回その動画を見て、そうか〜ってなった部分多くて。細かくここに書くことはしませんが、とりあえずは新しい発見があって。今日は初めてOrigamiにウェーブフィルターを合わせてドリップしてみました。そうするとボディがしっかりした印象でアフターにスウィートネスもしっかり感じることができました。普段は(円錐フィルターで落とした時)どちらかというと、ブライトな印象で、アシディティがしっかりと感じられる印象の珈琲でした。(なんかカッコつけて色々な用語を使ってますが、やっぱりその道に深く入っていくためにはそういった用語もしっかり使って、理解していくべきだと思ってバンバン使っていこうと思います。ミーハーみたいですみません)僕個人として最近は、アシディティがしっかり出ているテイストを好んで飲んでいるので今までのコーヒーに嫌な感じとかを抱いたことはなくて。でも実際今日ウェーブの方を飲んでみると、比較するとその点は弱くなっているのは間違いないけれど、全体のバランスで考えたらすごくまとまってる印象だなって思って。そうなってくると、今までアシディティが強く出過ぎてたんかなという考え方もできるようになってきて。そもそも、嫌な酸味っていうのも人それぞれの感覚でしかなくて。でもその嫌なっていうのをどこかで定義していく必要もあって。だからこそ色々な人と同じコーヒーを飲む中で意見の交流というか、感覚の共有をしていくのってすごく大事だと思ってて。けどまぁ毎日そんなことできる相手もいるわけもないから、とにかく自分との戦い。一つ言えるのは、フィルターひとつで全然別のテイストに変わるっていうこと。もちろんフィルターというよりは、「フィルターとドリッパーの組み合わせ」という表現の方が正確ではあるけれど。このたった一つの要素でここまで変わるってことはすごく面白くて。その反面難しくて。
だから明日は今度、お湯の落としの変化をつけてみようと思ってて。今僕はどちらかというと、激しい撹拌が起きないように気をつけてお湯を落としています。一度に大量のお湯を落とさず、少量のお湯を数回に分けてゆっくりと落とすことで、丁寧にゆっくりと蒸らしながら抽出していくというスタイルです。なので明日はそれをやってみて、テイストを見た後、今度はその反対。大量のお湯を少しテンポよく落として、逆に撹拌が起きるような感じでお湯を落としてみようと思います。この違いによってどういったテイストの差になるかを見たいなと思ってて。ドリッパー内の違いとしては、今まではゆっくり時間をかけて抽出していたのに対して、明日試す方法は、撹拌が起きて大量にお湯を落とすので、短い時間で素早く抽出が行われるという感じになります。この違いによっておそらく風味とかテイストは全体的に弱くなるんじゃないかなと思ったりはしますが、その弱くなるっていうのが悪い方向になってしまうのか、はたまた全体のバランスを整えていいと感じるのか。もちろんここでの判断基準は美味しいかどうかとかではなくて、豆のポテンシャルをいかに発揮することができているかって部分で見ていかなければならないわけだけど。そういった意味で明日はちょっとどうなるかわからないけど試してみようと思います。
そしてトーストの方にもひとつ進展というより、決めたことがあって。まぁ今まで僕はパンを焼いたことも、そもそも焼き菓子すら作ったこともないど素人なわけですが、最近は便利なネット検索ってのがあるので、実際にそれでレシピを参考にして一回とりあえず作ってみようかなと思います。僕が今回やってみようと思っているのは小さいサイズの四角の食パンです。モーニングに使っていきたいなと思ってて、大きいサイズよりは小さいサイズを少し分厚めに提供したいなってのがなんとなくあって。とりあえず作ってみようと思います。材料とか道具を揃えるところからなんで、最速でも多分来週作ることができるかなって感じですけど。そちらについても何かしら進展があれば書いていこうと思ってます。