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共感障害

夫のトリセツより⑨一部要約

赤ちゃんの喃語(ばぁ、ぶぅ)に応えない母親が
20年ほど前からずっと増えているという。

母親が子の喃語に反応して反復することは
コミュニケーション能力の基礎をつくるもの。

さらに表情を見せて、穏やかに語りかけることで
子は共鳴動作を学んでいく。

公共交通機関で、母親と子のコミュニケーションを
見なくなって久しい。むしろコミュニケーションを
してはいけないような風潮すらある(コロナ前ですらも)。


そうして育った子供がどうなるか、というと
共感力が乏しい子供になってしまう傾向にある。

そうして学校の先生にも、会社の先輩も
その無反応さにあきれて、心が折れてしまうことも。

そうして結婚したパートナーもやはり
共感してくれないことにストレスを感じてしまう。

誰が悪いとかではなく、そういう時代なのかもしれない。

せめて
「最近の若者は〜」と過去を引き合いに出すのではなく
今、このときを見て、知った上で生きて行きたい。

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