【コラム】 ChatGPT(LLM)で小説を書くことについて
10個ほどChatGPTなどLLM(AI)で小説らしきものを書いてみました。
ある程度、AIを使って小説を書くフレームワークがわかってきましたので、ちょっと趣向を変えてコラムを書いてみます。
最近、人工知能(AI)を使って小説を書くという話題が注目されています。
ChatGPT(LLM)とは、自然言語処理の技術を用いて、人間と自然な会話ができるAIです。 このAIは、人間の入力に対して、適切な返答を生成することができます。
「AIで小説を書く」ことの是非は、問いが間違っている
と思います。
例えるならば、人が漕いでくれる船に乗りたいか、エンジンで動く船に乗って遠くの場所に行ってその場所を楽しむかは、選択の問題であって、どちらが良いとか悪いとかの問題ではありません。
人が漕いでくれる船の情緒を楽しみたい人はそうすればいいし、遠くへ行ってその場所での経験を楽しみたい人はそうすればいいだけです。
同じように、AIで小説を書くことは、小説を書く方法の一つに過ぎません。 それが自分の好みに合うかどうかは、読む側(消費側)が勝手に決めればいいことだと思います。手書きの文章しか読みたくない、という人だって世の中にはいるでしょうし。
一方で、
「AIが小説を楽しむ」ことの是非について
は、これは全く違う意味で非常に重要な問題であるのではないかと思います。
人類は、その歴史の中で何度も生産側の効率化として、様々なツールを編み出してきました。
石器でも鉄器でも、蒸気機関車でも、馬車でも車でも。
でも、一度も消費側として何かを作り出したことはないかと思います。
もしも、AIが作り出された小説でもドラマでも映画でも音楽でも、それが素晴らしいから、お金を払う、労働力を提供するなどの活動を始めたらどうでしょうか?
これは、AIだけで生産から消費までのエコシステムが出来上がってしまうということです。そうなれば人間は不必要になり淘汰される可能性が高いです。
人間だけの都合で言えば、そのような世界にはしたくはない、とは思います。
しかしながら、今のところ「何かを楽しむ」能力だけは人間のほうが得意な能力らしいので、誰がどんなものを使って作ったものであれ、それが自分が楽しいと思うものならば楽しめが良いのではないでしょうか?
「楽しむ」という行為すら負けてしまう前に。
私は、ChatGPT(LLM)で小説を書くことには、特に反対も賛成もしません。 ただ、ChatGPT(LLM)が小説を楽しむことには、警戒しています。
私たちは、自分たちの「楽しむ能力」すらAIに負けないように、注意しなければなりません。
(最後に)
このコラムも骨子は自分で列挙してますが、基本的な文章は98%くらいLLMに書いてもらっています。
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