「自分なりの答えを見つける力」を育む授業案と子どもたちの反応を大公開!【今月のあしてら授業_#1】
こんにちは!あしたの寺子屋・生徒体験チームのきよととはっしーです。
本日から、あしたの寺子屋が5月から月に1回、全国の寺子屋に通う子供たちにオンラインで届けている「あしてら授業」をレポートしていきます。
1)あしてら授業とは? a)ー私たちがあしてら授業を届ける理由ー
まず、なぜ私たちが「あしてら授業」を届けているのか。
詳しくはこちらに書いているのですが、あしたの寺子屋は人口3万人未満の市町村を中心に展開しています。
そうした地域に住む子供たちに「"社会"や"世界"との接点を届けること」を実現する手段としてあしてら授業を位置付け、ICTを活用し全国の寺子屋に通う子供たちの繋がりを創出しています。
1)あしてら授業とは? b)ーあしてら授業を通じて育みたい力ー
正解のない問いに向き合い、自分なりの答えを見つける力。
私たちは、あしてら授業を通じて、特にこの力を育みたいと思っています。
最近巷では、「VUCA(ブーカ/先行きが不透明かつ将来の予測が困難な状態のこと)」と叫ばれていますが、テクノロジーの変化などによって社会で起こる事象の複雑性が増し、予測困難になっています。つまり、絶対的な正解が無い、ということ。
こうした時代を生きる上で必要なのは、
自ら課題設定をし、その課題に対して仮説を立て、あらゆる方法で立証する。そのサイクルを回していくこと。
そのために、
①「そもそも絶対的な解は無い」ということを知ること。
②「絶対的な解が無い問いに向き合うこと」、そして向き合うことを楽しむこと。
③楽しみながら、自分なりの解を探ること。
ということを、あしてら授業を通じて子供たちに体験してもらいたいと思っています。
1)あしてら授業とは? c)ーこれまでの授業内容ー
寺子屋開校以来5月から開催している「あしてら授業」には、これまで小学生から高校生までの計16名が全国3都市から参加しました。
<参加いただいた寺子屋の所在地>
北海道美幌町
北海道札幌市
青森県南部町
<実施した授業テーマ>
第1回 あなたが切り撮る「やさしさ」とは?
第2回 あなたの「まち」の”みらい”を切り撮ろう
第3回 あなたの「まち」を紹介してみよう!
第4回 ふつうってなに?ー”むかし”と”いま”を動画や写真を使ってくらべてみるー
第5回 1枚の絵から物語をつくろう
2)10月2日にお届けした授業内容を振り返る〜1枚の絵から物語をつくろう〜
10月2日(土)に実施したあしてら授業では「1枚の絵から物語をつくろう」と題し、授業をお届けしました。
具体的には、
4人の有名画家が描いた絵画から1つ選び、理由も添えてタイトルをつけてみるという授業。
4つの絵画、
皆さんはどれが好きですか?
また、どんな理由で、どんなタイトルをつけますか?
北海道から参加してくれた小学6年生の女の子は下のように答えてくれました。
【タイトル】
<B> 蚊と犬のコレクション
【理由】
まず、真ん中に小さいのが蚊だと思った。犬はここには居ないけど、「飼い主の匂いをついた物を集める」習性があって、蚊の周りにあるのは犬が集めたもの。蚊は犬が集めた物を人が取ろうとしたら、刺してそれを防いでいる。
大人の想像を超える回答が返ってきました😲
自由に発想し、自分なりの答えを作り出すことにチャレンジする姿、素晴らしい!
私たちは、解が無数にある「アート」は自分なりの答えを作り出す最適な素材だと考えており、あしてら授業では今後も積極的に取り入れていく方針です。
「正解のない問いに向き合い、自分なりの答えを見つける力」を育むために、今後も楽しくあしてら授業を子供たちに届けていきます!
次回もお楽しみに!
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私たち株式会社あしたの寺子屋は、生まれた場所に関わらずすべての子どもたちに対する適切な選択肢や居場所、そして社会や世界との接点を届けることを目指し、”オンラインの力で繋がり、学べる”地域の学び場「寺子屋」を日本全国に展開しています。
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