「毒出しのトリセツ」織田先生との出会い

2024年12月13日 03:35

この本に出会うまでが一言では言えず、めちゃくちゃ長くなってしまうと思います。
興味のある方だけ読んで頂ければ・・・😅

2024年という年

私にとって、2024年・令和6年という年は今までの人生がガラガラと
音をたてて変わってしまう年だった。
毎日、家事に仕事に子どものこと、家計管理に健康管理、多忙ではあったがそれなりに幸せだった。

少し年の離れた主人は、定年退職後も自営で運送業を立ち上げ、バリバリ働いてくれていた。
結婚してから18年、内視鏡でのポリープ除去や痛風など、ちょっとした不調は
あったものの、年の割には、いつも元気が売りのような人で、大体10歳以上は若く見られていた。
そんな主人に突然の病魔が襲ってきた。
少し胃が痛い、と病院へ行き、次回胃カメラで検査をしましょう、と言われたその夜、激痛で救急搬送。胃がパンパンになっていて、その場で胃洗浄をされ、翌日改めて病院へ行くと、胃がんとの告知。胃の出口が全て癌で詰まっていた。

でも、そのときはまだ私も主人もそんなに深刻にはならず、大丈夫だよ、今はガンも治る人多いし、治らなくても共存していこう。そんな話をした気がする。
主治医の女医の先生は、とても明るくサバサバした先生で、言いにくいことをはっきり伝えてくれつつも、患者には最大限に寄り添ってくれ、手術もバリバリこなすスーパードクターだった。
この先生が難しい手術も成功させてくれ、1ヶ月後には無事退院できた。
ただし、すでに細かいガン細胞の転移はあるから、また再発するので抗がん剤で叩こうと。
でも私達はもう何年も前から、ガンになっても抗がん剤はやらないと決めていた。抗がん剤で、苦しんで苦しんで亡くなる人を沢山見てきたし、その決意は変わらなかった。

3ヶ月、通院しつつ、自宅療養。だいぶ元気になってきたし、仕事を再開しようかな、と話していた矢先に、また様子がおかしくなり、緊急で病院へ行くと、やはり再発とのこと。
しかもあと数日かもという余命宣告まで。。🥲
そのまま再入院となるが、どんどんと悪化していく。
私も少しでも出来る治療を探して、自費診療の免疫療法で丸山ワクチンという存在を思い出し、先生に相談してみるも、その病院では取り扱うことが出来ないと言われ、近隣の病院へ片っ端から問い合わせ。
ほぼ断られたが、ホリスティック医療で有名な病院があり、受け入れてくれることになった🥹
最初の病院の主治医の先生も快く送り出してくれた。

新しい病院でも主治医が女医先生。
代替医療をずっと研究されてきていて、統合医療で有名なアンドルー・ワイル先生のもとでも学ばれ、アソシエイトフェローという日本ではまだ珍しい肩書を持つ、素晴らしい先生だった。
この病院では、ホメオパシーや漢方、ビワ温熱療法、アロマ、音楽療法など様々な代替医療を取り入れてくれていて、主人もビワ温熱がとても気に入っていた。
この先生も本当にオープンマインドで、私達家族に寄り添ってくれ、主人とも良く話をしてくれていたし、私とも気が合い自然療法の話で盛り上がったりしていた。
先生もお父様がガンに罹患したときに丸山ワクチンを使用したことや、ホメオパシーで育児をしたこと、昔は断食道場で断食を教えたりしていたという話を聞き「私は断食は無理です～。3日も食べないなんてとても考えられない」と話した記憶がある。でも、デトックスには興味があり、このときに「断食・ファスティング」というアンテナが立ったんだと思う。

とても素晴らしい先生に出会えたことは、私の人生においてすごく意味のあることだったと思う。未だに時々ランチなどご一緒させてもらうこともある。もちろん、この「毒出しのトリセツ」も紹介して読んでくれている。

結局、転院して1ヶ月で主人は旅立ってしまった。
でも、最後まで諦めず、弱音も愚痴も言わず、穏やかだった。
最期の1ヶ月、私は1日も欠かすことなく病院へ駆けつけ、15分という限られた面会時間のなかで、絶対に涙は見せないと決めていた。必ず笑顔で安心させてあげよう、少しでも楽になってもらえるようにと、アロママッサージをしたり、アイスを一口だけでも食べさせてあげたり。。
でも、病院を出て車に乗ると、涙が止まらず嗚咽しながら帰宅する日々。
当たり前だけど、人間って死ぬんだ。こんなに急に。どうしようもできない。
分かっている。でも、私が助けてあげたかった。ごめんね、ごめんなさい😭
こんなに辛い日々を経験する意味は何なのか。いろんな想いが後から後から溢れてくる。

その後、お葬式も滞りなく終えて、小さなお骨となってしまった主人。
最期まで立派だったよ、今まで本当にありがとう、これからも家族を見守っていてね、と声を掛けた🥲

スピリチュアル？

今までスピリチュアル系は苦手だった。
なんか、嘘っぽいというか、誰にでも当てはまるような事を言ってるみたいで。
主人が亡くなったことを知った、昔の知人がタロットの先生もやっているので、見てくれると言われ、待ち合わせる。
そこで読んでくれたカードリーディングが意外と当たっていて、イメージが変わった。そして、亡くなった人とも繋がってメッセージを教えてくれる占い師さんがいることを知り、どうしても主人の本音が聞きたかったのと、今の想いを聞きたくて、依頼してみた。
正直、半信半疑だった。
でも鑑定を読んだら、びっくりするぐらい主人からの言葉そのもので、中でも｢特に、引っ越しをしたいという思いを強く感じました。引越しの予定がありましたか？」と書かれており、鳥肌が・・。　亡くなる前、退院したい、と言うことをなぜか「早く引っ越ししたいんだよ」と言っていたので、もう間違いないなと。
そして、主人からのメッセージは、私への感謝の言葉の他に、私は家に引きこもってはだめ、どんどん外へ出ていくこと、ワクワクすること、楽しいことをやること、仲間を見つけること、美味しいものをたべること、2025年から2026年は人生の目的使命を果たす時だから、俺との別れもシナリオ通りだし、お前の人生は順調にいってるから安心して、俺の分まで残りの人生を楽しんでくれ。ということでした🥹

9.9イベント

主人を見送って約3ヶ月後にあったイベント。
仕事は1ヶ月休みをもらった後、復帰。
パートだけど、みんなが優しく迎えてくれ、居場所があることに感謝。
家にいるより、仕事をしている方が気も紛れるし、明るくいられる。
でも、一人になったときの孤独感や、喪失感をどうすればいいのか、同じ未亡人のチャットグループに入ったり、グリーフケアの動画をひたすら見たり。
そんな時にたまたま、9.9イベントの事を知り、これはすごいとピンときて、そこで初めて織田先生のことを知り、
ファスティングのアンテナが立っていたこともあり、もう興味津々。
お話を聞いて、もう少し学んでみたいと思い、すぐにクラブに入会。
織田先生のマニアックな知識、それも健康についてだけでなく、占星術や、陰謀論（といわれる正論）まで、引き出しが無限にあり、この先生は面白い！もっと話を聞きたい！と、どんどん沼にはまっていきました。

宮古島

クラブに入って少しした頃、先生の故郷である宮古島で「毒出しのトリセツ」出版記念講演ツアーがあるとのこと。
最初に聞いたときは、まあ、休みは調整出来るけど、一人で飛行機なんて乗ったこともないし、お金もかかるし、娘もわんこ🐶もいるし、絶対無理だよな～。
と思い、でも織田先生には一度直接会ってみたい！と思っていたので、もう少し近場のイベントにでも参加しようかと思っていました。
でも、説明会のズームを聞いていたら、なぜか「私はここに行かないといけない、人生が変わるはず」と気持ちが変わり、こんな入りたてのペーペーが行ったら場違いかな、とかも思ったけど、後のことは後で考えようと、エイヤで申し込み。まさか、主人を亡くした傷も癒えないうちに、生まれて初めての一人旅で宮古島に行くとは、自分でも驚き桃の木🤣
でも、今だからこそ行くべき、そして先生に星読みをしてもらいたい！との想いで参加しました。
宮古空港で待ち合わせの時間を待ってる時、なんと隣のベンチに織田先生ご一家が座ってらして、びっくり！😳
とても綺麗で気さくな奥様と、聡明で可愛い娘さんで、素敵Familyでした🫶
先生の体調不良で、星読みはお預けになってしまいましたが、素晴らしい仲間も出来て、大満足の旅となり、あの時決断した自分に心からGOOD JOB👍✨