第23代目天鳳位:COEDO緑
note始めました
23代目の天鳳位となりました小江戸緑です。
天鳳位昇段時や天鳳位昇段戦では数多くの反響をいただき、本当にありがとうございました。
ありがたいことに多くの方に注目していただけるようになりましたので、noteを始めたいと思います。
noteでは、麻雀の戦術の他、麻雀のゲーム性に関する分析記事などを、不定期に発信していければと思っています。
今回のnoteでは、自己紹介がてら、自身の天鳳の成績と麻雀の特徴について説明したいと思います。
自己紹介
簡単に自己紹介をすると、私は27歳の学生です(とんでもなく留年を重ねているとかではないです)。
統計関連やモデリングに興味があり、先日、データ分析関連の就職も無事決まりました。
麻雀は打つのも大好きですが、麻雀のランダム性や数字に関する分析も趣味で行なっています。
麻雀分析に関するブログ記事
また、天鳳の鳳凰卓東南戦について、試合数の影響を考慮して真の実力段位を推定するWebアプリも作りました。
天鳳の成績
鳳凰卓東南戦2345戦の安定段位は9.543でした。
これは天鳳位としては「トトリ先生19歳」ことASAPIN氏に次いで2位の成績でした。
なお、鳳南2000戦以上で安定段位1位はASAPIN氏の兄のゆうせーさんです。
また、鳳南のラス率は0.2018であり、2位以下とある程度差をつけてラス回避率1位でした。
成績がいいので自慢させていただきましたが、麻雀のランダム性を研究をしている身としては、この程度の打数では実力を語るのは難しいと言わざるをえません(謙虚さからそう言ってるのではなく、そういうゲームなので)。
だからこそ、2回の天鳳位を取っている人や、天鳳位を取っていなくても長期で圧倒的な成績を残している人は偉大です。
私自身、打ち手として今後さらに成長したい、より長期で成績を残したいという思いがあり、天鳳も2アカウント目で再挑戦しているので、応援していただければ幸いです。
自身の麻雀の特徴
天鳳はラス回避型の成績でしたが、それを支えている私の麻雀の特徴は、躱し手を多用する「低打点・高和了」です。
以前、「麻雀のスタイル」についての分析記事をブログに投稿しました。
その際、私のアカウントは分析対象としていなかったので、これを機に、私のアカウントを含めて解析をし直しました。
その結果の図が以下です。
図の詳細な見方は上記リンク記事を参照していただければと思います。
ざっくり説明すると、スタッツの矢印方向の先にプロットされるプレイヤーほど、そのスタッツの数値が大きいことを意味します。
まとめると、以下のように考えられます。
・図の右上領域:門前攻撃型(リーチで打点作ってぶつけるタイプ)
・図の左上領域:副露攻撃型(リーチも副露も行う、全局参加型)
・図の左下領域:副露守備型(低リーチ率、決着順目が早く躱し手を多用)
・図の右下領域:門前守備型(和了率・放銃率・副露率が低い、地蔵型)
私のアカウント「COEDO緑」は図の左下領域に来ており、これは「副露守備型」に当たります。
実際、私のスタッツを見てみると…
・副露アガリ時の平均打点:鳳凰卓の下位8%
・平均赤ドラ:鳳凰卓の下位8%
・平均ドラ:鳳凰卓の下位14%
・和了順目:鳳凰卓の下位7%
・和了率ー放銃率差:鳳凰卓の上位2%(2000戦以上では第2位)
であり、私の麻雀の特徴は
「ドラのリリースが早く、低打点高和了の早期決着型」
であると考えています。
同じ天鳳位の「火時計を押せ!」さんもラス率が低いですが、火時計さんは門前守備の打点派(図の右下領域)なので、どちらであってもラス回避型になりうるのは面白い点ですね。このあたりの考察はいずれnoteに書けたらと思っています。
最後に
ということで、今後も打ち手として麻雀は続けますし、
麻雀の分析記事やwebアプリの制作のほか、戦術面についてもnoteを通じて発信していきたいと思います。
引き続き応援いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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