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「親のゆとり」をつくる子育ての最強スキル

こんにちは、COEDAS認定コーチ&小学生3人のママをやっておりますきぃです。「あっ」という間に終わるらしい子育てを「ぐっ」と楽しむためのイベントや発信をしています。

今回、勝手に同志だと思っているパパママさんたちに何か喜んでもらえることをしたい!という気持ちからイベントを企画しました。COEDASという会社は、メンバーの「やりたい!」を推してくれるんです。

だから、一番やりたかったことを「声に出す」と、こんなイベントになりました。

COEDASとしては初の子育て関連イベント!ということで、どんなイベントなのかをお伝えするnoteを書こうと思いましたが、GWでの失敗談が悲しくも一番伝わりやすそうなので、理想の母親像も、コーチのあるべき像もかなぐり捨てて書きます!

どうぞっ! 

(恥ずかしっ)



「いつ帰るの?」
「も〜、帰りたいっ」
「ねぇ、もう帰ろうよっ」

GWに和歌山県にあるパンダに会えるテーマパーク、アドベンチャーワールドに来て2時間が経ったころ、長男(小4)はイライラしていました。

私は彼の言葉を聞かなきゃ!と頭で分かっていても、「聞きたくない!」が勝ってスルーしていたのです。

だって、色んなことが頭をよぎってたから。例えば、

「ここで2日遊ぶつもりで、今日は初日ですが?」
「ココまで何キロ離れているかわかる?(580キロです)」
「今日もあと4時間は遊ぶのですが全部放棄しようとしてます?」

など、挙げればキリがない。

そのうち、ママが自分の話を聞いてくれないと分かった長男の怒りはピークに達し、ついに・・・

ねぇ、え!!帰る!!

(どすん)

座り込みました。

さぁここで、みなさんならどうしますか?

1)「ごめんね、ママが話を聞いてなかったね」と、自分の非を認めて謝る
2)「そっか、帰りたいんだね。家でゲームがしたいのかな?」と寄り添う
3)「もぅ・・・いい加減にして!!勝手にすれば💢」とキレる

他にもありますね、スルーし続けるとか、せっかくここまで来たんだからあれしてこれして楽しいじゃん、と説き伏せるとか、多くのパターンがあります。

さて、この時私はどうしたか。

一応補足ですが、ここアドベンチャーワールドは遊園地とサファリパークと水族館が一体になった夢のような場所であり、娘(小6)が大好きなパンダに気軽に会えちゃうところなんです。昨夏に来る計画をしていましたが、なんと前日にコロナで一家総倒れとなり延期しまして「やっと来れた〜!」というのがこの日なんです。。(ごにょごにょ)

こんな積もる思いがある、という前提で次に進んでください。

勝手にすれば💢

そうです。コーチとして言ってはいけない言葉をいいました。そんなこと、百も承知なのに。

頭で分かってるけどできないから、子育ては難しい。

しかも後日、同僚からこんなリンクをシェアしてもらって、さらに残念な気持ちになりました。

「大人に言われたくない言葉」調査  by news every. (5月2日放送)

@ntv.news

5月5日は「日テレ系こどもday」で、今週は子どもに関する企画を実施しています。2日のテーマは「子どもが大人に言われたくない言葉」です。親子関係だけでなく職場や友人など大人同士の場面にも生かせる話があるので、ぜひ参考にしてほしいです。#日テレnews #tiktokでニュース

♬ オリジナル楽曲 - 日テレニュース - 日テレニュース

気になるトップ10はこちら⇩

見事に第位ランクイン👏

シェアしてくれた同僚は、アドベンチャーワールドで私を見ていたのか?と思うほどタイムリーな内容で「引き寄せ」とも「ゾッとする」とも取れる感覚になったのは、本人には言っていません。

本題はここからです。


ここで「子育てって難しいですよね」「大変なのは今だけだから」で終わらせるつもりはありません。

子どもとのこんなやりとりは、過去に何百回、いや何千回と繰り返してきました。

それを今、どうにかするのが私の使命だと思ってます。

だから、あえて言いたい。

親のゆとりが大事

これです。

先のnews everyで、「大人に言われたくない言葉」を言ってしまう理由を解説していました。そこで取り上げられていたこちら↓の本にも書かれていました。

『〈叱る依存〉がとまらない』 村中直人・著

この本では、叱ってしまうメカニズムや、叱らないための方法が紹介されています。ご興味ある方はぜひ手に取ってみてください。Instagram(ママのための本紹介)でも私の感想と共にご紹介しました。

著者は、叱らないための方法を一通り紹介した上で、

・全員に効果的な方法は存在しない
・どうしても叱ってしまう方は「ご自身のゆとり」を取り戻すことが最優先
・本を読んでも解決しなければ「専門家」へ

と書かれていたので「専門家」として書かせていただきます。

ご自身のゆとり、つまり子育てで言えば「親のゆとり」です。

そう。

長男が怒りのピークに達した時、私にゆとりさえあれば。
新品のラグマットに牛乳をぶちまけられた時、私にゆとりさえあれば。
床がすべてLEGOで埋め尽くされていた時、私にゆとりさえあれば。

れば、れば、れば。

どうす、れば?

「セルフ認知」という最強スキル


news everyのリンクを送ってくれた同僚は、「親に言われたくない言葉」第2位ランクインで残念がっていた私とは対照的に、こんなことを言っていました。

心当たりありますね(笑)
でも、「親に言われてうれしかった言葉」もたくさん言ってたから帳消しで!(笑)

この人最強やん!!!

きっと天性の明るさや、育った環境、恵まれた人間関係もあるのでしょう。

でも、それでも!小さなお子さんを育てる現役パパである彼は、日々いろんな苦労をして、大変な思いもたくさんしているはず。

それなのに、「帳消しで(笑)」って笑い飛ばせる力・・・

それが、セルフ認知です。

認知とは、コーチングにおけるスキルの一つで、コーチがクライアントに対して、その人の内側にある特性を認めるものです。
ポイントは、行動を褒めるのではなく、その人自身(雰囲気、人柄、性格、大切にしていることなど)の良いところを認めること。

例えば、「本当に子育てに仕事に・・・一生懸命ですね」「ママがどれだけ愛情深く、思いやりを持った人なのかが伝わってきます」「毎日忙しい中でも、本当に楽しんでいる様子が伝わってきます」などです。

とにかく相手の良いところをみる

これをセルフでやるのがセルフ認知です。
つまり、自分の良いところをみるということ。

先の同僚の例でいうと、彼は「大人に言われたくない言葉」を言ってしまったことよりも、「大人に言われて嬉しかった言葉」をたくさん言っている自分に注目しています。

見事っ(笑)

でも急に言われても・・・できないです。

頭でわかっていてもできないのが人間だから。

実は彼、コーチなんです。

私たちは、コーチングの学びの中でたくさん認知される体験をしています。だから、自分にもできるようになった。


認知される体験

だから、まずは誰かに良いところを見てもらうことが大事だと私は確信しています。

自分の良いところをひたすら言ってくれる場所、ありますか?
言いたいことが言えて、それを受けとめてくれる場所、ありますか?
否定されることなく、そのまんまの自分をみてくれる場所、ありますか?

少なくとも、以前の私にはありませんでした。

だから、つくりたい!

パパママが認知される場所を、つくりたい。

それがきっと、子どもを認知することにつながるから。

COEDAS広場でお待ちしています。


アドベンチャーワールドで座り込んだ長男の行く末はというと

異変に気づいた夫がすーっと近づいてきて、この一言。

「そっか、家でゲームがしたいのかな?ついてきてくれて、ありがとうな。でもせっかくきたし、もしよかったら一緒に遊んでくれる?」

か、神降臨!!!!

この後、長男は納得して1日一緒に遊んでくれました。

わたしも夫に認知してもらおっと・・・。

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