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レースで勝ち上がる為に(入賞未経験者向け)

久々の記事です。
レースと言っても主にショップレース、いわゆるJCJCを使った3レーンでのお話しです。

俺の周りでも新規さんが増えて来て色々聞かれる事が多いので文章にまとめてみようかと。次俺に聞いて来た人がいたら迷わず『note読め!』って伝えます()
あくまで個人的な考え方なので賛否両論はあると思いますが、細かい事はスルーしようぜ。

さてさて、年々増え続けている(であろう)ミニ四駆人口。いざレースに参加してみたものの中々勝てない…
勝っても1.2回戦止まり…なんて悩んでいる人も多々いらっしゃると思います。
レースには初心者から上級者まで同じ土俵で戦うわけですが、上級者だって一回戦負けする事だってあるんですよ。
ぶっちぎりの速さで勝たなくてもいい、少しでも相手より前でゴールすればいいんです。
ですが何より速度負けを嫌うのがミニ四駆レーサーと言う生き物。僕も含めて中々学習しません。

レースで勝つ為には何が必要か?
速いマシンだけじゃ勝てない。技術プラス戦略が必要になって来ます。

各ショップレースと言っても様々な条件下があるのでざっくりと。

レイアウトを理解する
まずはコースを見てコースアウトポイントを探しましょう。DBかスロープかLCかその他か。
極端な話しコースアウト(以下CO)しなければ完走出来ます。完走は最低条件です。
ただ、走らせて確認するよりも自分のマシンがどのように走るのか?ブレーキの効き具合で着地位置はどの辺になるのか?を理解しておくと少ない練習回数でセッティングが出やすいです。
レースがあるから新規で色々作るよりも日頃から愛用しているマシンの癖、動きを理解しておくのが良いでしょう。

タイムを気にしつつ気にしない
コースによってはタイムアタックボードがあると思います。レースではそのタイムは無視しましょう。1位のタイムを出したのがアナタだとしたら同等のタイムを出そうと無理をしてしまいだいたいCOします(経験談)
レースではコースの規模にもよりますが2〜3秒遅いタイムで進行していくはずです。
1位のタイムを出していないとしても1位のタイムを出そうと頑張らなくて大丈夫。完走しつつ気持ち良く走れるタイムで揃える方が大切です。
対戦相手がTA並みの速さで走ろうとしていたら勝手に飛んで行きます。完走されたら『運が悪かった』と自分に言い聞かせましょう←意外と大切

極端な話しですがそもそもTAは100回走って1回だけ凄いタイムを出せばいいのでレースで毎回トップタイムで走るのはなかなか難しいので安全マージンを残して走らせた方が良いでしょう。

練習していると自分より速い人が出てくると思います。ストップウォッチや携帯電話を使い計ってみましょう。その人とどのくらいの差があるのか?並んだ順番で走る場合はその人を避けて並ぶといいと思います。
トーナメント方式で速い方と当たった場合は無理して電圧を上げず、自分が出来る最大の走らせ方を心掛けましょう。速い人もCOする可能性があるので、その時に自分が完走していなければ意味がありません。

気温・室温について
これは目に見えない感覚的な部分が多いのですが、午前中と午後で気温や湿度が変わってきます。室内か屋外かでも変わります。屋外なら風で埃が舞いコース上に落ちてブレーキが効きにくくなる事も。
室内なら参加者の熱気(?)で暖かくなり走りが変わる場合があります。
午前中練習、午後本戦なら周りの参加者の走りの違いをチェックしてみるのもいいかもしれません。『練習走行では完走していたのに…』なんてよくある話し。練習番長にならないようお友達がいるなら情報交換等をするといいでしょう。

設営について
コースが敷いてある場所が平坦なのか?だいたいは平坦だと思いますが屋外の場合は斜めの場合がありますので注意しましょう。
常設店では色んな人が走らせますので目には見えないゆっくりな速度で変わって行きます。レイアウトは生き物って言う人もいるくらいですからね。
変化でわかりやすいのはジャンプセクションでの跳びの姿勢がわかりやすいと思います。
対処法はいくつかありますが飛距離を抑えるのが無難でしょう。色々試している間に練習時間が終わってしまいますし。

ここまで読んでくれた方の中には『レースで勝つ為に色々考えて走るなんてヤダ!もっと気楽に楽しく走らせたい!!』って思った人もいるでしょう。それも間違いではないです。ホビーですから楽しいのが一番です。
でもね、自分なりにセッティングを出して周りの状況を把握し仮説(予想)を立ててドンピシャな走り、結果が出せた時に今までに感じた事のない楽しさが見えてくるはずです。
ミニ四駆は一人レーシングチームと言うぐらいですからやる事考える事いっぱいですが作戦が決まった時は自信にもなりますし、自分の引き出しが増えます。この引き出しが多いと勝つ為に出来る事や対策が瞬時に出来るようになり上位に食い込めるようになって行きます。

ダラダラと主観で書いてしまいましたがお付き合い下さりありがとうございます。書いているうちにアレもコレもと思いついてはいるのですが文章にするとエヴァンゲリオンの映画並みに長く(10年4部作レベル)になりそうなので一旦この辺で終わりにしますw
気が向いたら続編書きますw

冒頭にも書きましたが様々なシチュエーションがあるので考え方のひとつとしてくれたらいいかなと思います。

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