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ペラシャの話し

P!MODEL LABOさんとDKサーキットさんからペラシャの治具が発売するとの情報はTwitter民なら知っていると思います。
なので(?)今回はペラシャのお話しですが、FM-AとAR以外で効果を発揮する(であろう)ネタです。
時は遡る事2016年。古参のコディ男ファンの方なら知っていると思いますが当時はFMVSを愛用していました。

初めてのFMVS
JC用
スティルランニング02に掲載していただきました。

対策しないと正転、逆転問わず上下のペラシャの遊びが大きく、特にFM化した時はすぐにギヤがダメになってしまいました。
主な対策として瞬着やポリカの端材を貼ったり工夫されている方がほとんどだと思いますが、もっと簡単に耐久性があって摩擦抵抗を低く出来ないか?と。
当時はフレキブーム到来で逆転シャーシの情報はほとんどなく、今よりネット情報もありませんでした(あー、あの時フレキブームに乗っかっていたらこんなに苦労せずにry)
それはさておきまずこの部分。

ピンセットで上下に動かすと…

スイッチカバーのAパーツのガタツキが無い状態にしても動きます。
画像はありませんがモーター側もガタツキがあります。
そこで今回ご紹介するのがコチラ!

ARのランナー

ARのAパーツはPOM製で滑りやすさを利用します。
通常ランナーは円形ですがARのランナーだけ一部分が半月状になっているので、それを使います。

ARだけ半月状の部分があります
写真はVS(汚い

貼り付け面は平らな部分を使います。貼り付け面を粗めにヤスリがけをし、瞬着が剥がれにくくします。カットする形は画像を参考にして下さい。貼り付ける際はノーマルシャフトや使わなくなった真っ直ぐなペラシャを使い、接触部分はくっついていて大丈夫です。瞬着付けすぎると大惨事になるので注意して下さい。
貼り付けたランナーとペラシャがくっついたままだともちろん抵抗になるので瞬着が固まったら一度スイッチカバーを外してペラシャが当たる部分のランナーを少しずつ先の細いタイプのヤスリを使い削ります。当たり前ですが削りすぎるとガタが増えるので面倒でもこまめに原物合わせで調整して下さい。
スイッチ側のこの加工はVSに限らずVZ、S2、TZなどにも有効です。すぐ隣に電池があるので干渉しないようカットを工夫して下さいね。

続いてモーター側ですが、今回はVSでの加工になります。写真撮り忘れたので各自VSのギヤカバーをご用意下さい。もちろんギヤカバーが浮かない状態になっている事が前提での話になります。
ペラシャが当たる部分に小さな突起があると思いますが、こちらをキレイにカットして平らな状態にして下さい。
カットしたらこの部分にARの半月ランナーを画像のように貼り付けます。

サイズピッタリ!

瞬着が固まったらシャーシに取り付け、ガタを見ます。経験上7割はそのままで大丈夫です。残りの3割になってしまった場合はキツイと思うのでスイッチ側同様ヤスリがけをして調整して下さい。
これでペラシャの上下の遊びを抑える事が出来ます。何より『やってる感』がでます。笑
ペラシャは前後に力を伝える重要な部分ですので余計なガタがあるとロスになってしまいます。
細かい話しはしないので知りたい方は他の人に聞いて下さい。クラウンの噛み合わせ云々はまた別の機会に。シャーシ側の話しをすると長くなるので今回はしません(書くの疲れてきた)
みんな大好きVZはどうなの?って話しになると思いますがコチラ。

VZはVSと形状が違うのです

ペラシャとのクリアランスが違いますのでARランナーはVSと同じようには使えません。
しかしながら最近ではPOM製のパーツが増えてきたのでアレを使えば…
この辺は勘のいい皆様ならわかると思いますのでお任せします(丸投げ)

今回はペラシャの浮きを抑えるためにARランナーを使うって話しでしたがPOMは非常に優秀な素材です。フロント側に関しては正転シャーシには特に有効かと思います。使い方次第では色んな場所に使えますので是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(あわよくば俺にこっそり教えてちょ)
このやり方が正解とは言いませんが、こんな方法もあるよーって事で広い心で見て頂けるとありがたいです(最近SNSめんどくさい人多いからさ)


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