金科玉条実装後の宝玉獣について草案【遊戯王マスターデュエル】
はじめに注意事項など
・遊戯王マスターデュエルにて、2023.8.29に実装された宝玉獣新規カード「金科玉条」を採用しました展開型宝玉獣デッキについての記事になります。
基本展開や環境等でどう戦っていくか、自分用メモ兼強者にご教授願うための叩き台の記事として書きました。
遊戯王カードWiki様の「金科玉条」ページの展開を基礎とし、他の方が発信している展開や他デッキでの展開も参考にさせていただいております。
以上の理由により、無駄に長いですが全編無料公開としております。
元々好きなテーマだったということもありますが、可能性を感じてますので開拓等がより進むことが筆者の望みです。
とにかく情報・提案が欲しいので、筆者に出し得る限りの情報を先ずは記載いたします。
ですので、「ここはこうした方が良い!」などのご意見はどんどんお待ちしております。
・筆者について、特に目立った実績等ありませんが様々なデッキを用いて、ランクマッチは少なくともここ1年程度は最高ランクを維持しております。
そのため、少なからず環境デッキのことは考慮した上で書いてます。
・OCGは全くやっていないので、そちらにも通じる内容かどうかは保証できません。
展開ルートと最終盤面について
デッキレシピ
ひとまずシンプルな構築を載せておきます。
展開ルート① ペガサス+金科玉条
ペガサス通常召喚 召喚時効果で宝玉獣レインボー・ドラゴンを永続魔法扱いで置く
宝玉獣レインボー・ドラゴン効果 デッキからカーバンクル特殊召喚
究極宝玉神レインボー・ドラゴンを手札に加えるペガサスとカーバンクルでクロシープをL召喚
金科玉条発動 ペガサス2体をデッキから永続魔法扱いで置き、カーバンクルを墓地から特殊召喚
カーバンクル効果 ペガサス2体を特殊召喚
ペガサス効果×2 1つは墓地のペガサス、もう1つはレベル4宝玉獣(イーグル以外)を永続魔法扱いで置く
ペガサス(1)とカーバンクルで星導龍アーミライルをL召喚
アーミライルとペガサス(2)をリリースし、ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをクロシープのリンク先に特殊召喚
クロシープ効果 カーバンクルを墓地から特殊召喚
カーバンクル効果 ペガサスとレベル4宝玉獣(イーグル以外)を特殊召喚
ペガサス効果 墓地のペガサスを永続魔法扱いで置く
カーバンクルとペガサス以外で世海龍ジーランティスをL召喚
ジーランティス効果 3体を再度特殊召喚
※ジーランティスを最終盤面に残す場合、可能な限り相互リンクになるような位置に再召喚しましょう。チェーン1:カーバンクル効果 ペガサスとレベル3宝玉獣(1)を特殊召喚
チェーン2:ペガサス効果 レベル3宝玉獣(1)を永続魔法扱いで置くペガサス効果 レベル4宝玉獣(1)を永続魔法扱いで置く
カーバンクルとレベル3宝玉獣(1)で彼岸の黒天使ケルビーニをL召喚
ケルビーニ効果 コストでレベル3宝玉獣(2)をデッキから墓地に送る
ペガサス2体でNo.60刻不知のデュガレスをX召喚
デュガレス効果 2番目の効果で墓地のペガサスを特殊召喚
ペガサス効果 レベル4宝玉獣(2)を永続魔法扱いで置く
手札の究極宝玉神レインボー・ドラゴンを特殊召喚
ここまで共通、以下最終盤面分岐
オーバー・ドライブ & ジ・アライバル・サイバース@イグニスター
ケルビーニを2つ分の素材とし盤面全てのモンスターでジ・アライバル・サイバース@イグニスター(攻撃力5000)をL召喚
墓地の究極宝玉神とペガサス×3、カーバンクル、キャット、タートル、イーグルを除外し、究極宝玉神レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブを特殊召喚
オーバー・ドライブ & ジーランティス & アポロウーサ
ジーランティス以外の盤面全てのモンスターで召命の神弓 -アポロウーサ(攻撃力3200)をL召喚
墓地の究極宝玉神とペガサス×3、カーバンクル、キャット、タートル、イーグルを除外し、究極宝玉神レインボー・ドラゴン オーバードライブを特殊召喚
オーバードライブ & ジ・アライバル(5000) & トロイメア・グリフォン & トロイメア・フェニックス & 好きな魔法・罠セット
究極宝玉神レインボー・ドラゴンをリリースし、究極宝玉神レインボー・オーバー・ドラゴンを特殊召喚
ケルビーニを2つ分の素材とし盤面全てのモンスターでジ・アライバル・サイバース@イグニスター(攻撃力5000)をL召喚
墓地の究極宝玉神とペガサス×3、カーバンクル、キャット、タートル、レベル4宝玉獣(イーグル以外)を除外し、究極宝玉神レインボー・ドラゴン オーバードライブを特殊召喚
オーバードライブ効果 キャット、タートル、ペガサス×3を除外から特殊召喚
ペガサス効果×3 先程デッキに戻ったレベル4宝玉獣2体と、他に選択可能な宝玉獣を永続魔法扱いで置く
キャットとタートルで虚空海竜リヴァイエールをX召喚
アライバル効果 ペガサスを破壊し@イグニスタートークンを特殊召喚
※ペガサス効果は破棄してくださいペガサスと@イグニスタートークンでトロイメア・フェニックスをL召喚
※必ずアライバルの左下に置いてくださいリヴァイエール効果 除外のカーバンクルを特殊召喚
カーバンクル効果 イーグルを特殊召喚
リヴァイエールとイーグルとペガサスでライトロード・ドミニオン キュリオスをL召喚
キュリオス効果 セットしたい魔法・罠を墓地に送る
キュリオス効果 デッキトップ3枚墓地送りを已むを得ず見守る
キュリオスとカーバンクルでトロイメア・グリフォンをL召喚
グリフォン効果 手札を1枚捨てて墓地から任意の魔法・罠をセット
※このターンは使用できないため、速攻以外の魔法はお勧めしません墓地の究極宝玉神とペガサス×3、カーバンクル、キャット、タートル、イーグルを除外し、究極宝玉神レインボー・ドラゴン オーバードライブ(攻撃力11000)を特殊召喚
展開ルート② カーバンクル+宝玉獣(1枚採用の5種)+金科玉条
金科玉条発動 ペガサス2体をデッキから永続魔法扱いで置き、カーバンクルを手札から特殊召喚
カーバンクル効果 ペガサス2体を特殊召喚
ペガサス効果×2 1つは宝玉獣レインボー・ドラゴン、もう1つはデッキのペガサスを永続魔法扱いで置く
宝玉獣レインボー・ドラゴン効果 デッキから宝玉獣(※)を特殊召喚
※手札の宝玉獣とレベルの異なる宝玉獣を選んでください
究極宝玉神レインボー・ドラゴンを手札に加える手札の宝玉獣を通常召喚
レベル3宝玉獣2体で彼岸の黒天使ケルビーニをL召喚
ケルビーニ効果 コストでレベル3宝玉獣(1)をデッキから墓地に送る
レベル4宝玉獣2体でNo.60刻不知のデュガレスをX召喚
デュガレス効果 2番目の効果で墓地のカーバンクルを特殊召喚
カーバンクル効果 ペガサスを特殊召喚
ペガサス効果 デッキからレベル4宝玉獣(1)を永続魔法扱いで置く
カーバンクルとペガサス以外で世海龍ジーランティスをL召喚
ジーランティス効果 3体を再度特殊召喚
※ジーランティスを最終盤面に残す場合、可能な限り相互リンクになるような位置に再召喚しましょう。チェーン1:カーバンクル効果 ペガサスとレベル4宝玉獣(2)を特殊召喚
チェーン2:ペガサス効果 レベル4宝玉獣(2)を永続魔法扱いで置くレベル4宝玉獣(1)と(2)でクロシープをL召喚
ペガサスとカーバンクルでI:PマスカレーナをL召喚
手札の究極宝玉神レインボー・ドラゴンを特殊召喚
究極宝玉神レインボー・ドラゴンをリリースし、究極宝玉神レインボー・オーバー・ドラゴンをクロシープのリンク先に特殊召喚
クロシープ効果 ペガサスを墓地から特殊召喚
ペガサス効果 レベル4宝玉獣(ペガサス以外)を永続魔法扱いで置く
※オーバードライブのコストは1枚減っても足りているため、墓地からでも問題ありません。
以降、展開ルート①の最終盤面分岐に同じ
展開ルート?③ ペガサスのみ
ペガサス通常召喚 召喚時効果で宝玉獣レインボー・ドラゴンを永続魔法扱いで置く
宝玉獣レインボー・ドラゴン効果 デッキからレベル4宝玉獣を特殊召喚
究極宝玉神レインボー・ドラゴンを手札に加える
ここまで共通、以下最終盤面分岐
お祈りルート
2体でNo.60刻不知のデュガレスをX召喚
デュガレス効果 1番目の効果で2枚ドロー、1枚捨てる
有効札を引ければ展開続行できます
おやすみルート
2体でNo.41泥睡魔獣バグースカを守備表示でX召喚
展開のポイント
究極宝玉神レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブの着地を目指します。
前提条件の究極宝玉神レインボー・ドラゴン特殊召喚条件が整うよう、名称ターン1の無いペガサスとカーバンクルの効果を何度も使い、フィールドと墓地に7種類(※8種類はダメ)の宝玉獣かつ、オーバー・ドライブの除外コスト用に墓地に宝玉獣7体以上になる展開を目指します。
サブプランとして、カーバンクルを特殊召喚する術さえあれば高リンク値やエクシーズ3~4を用意できますので、汎用的なEXモンスターで戦います。
こちらの場合だと悲しいかな、下級宝玉獣はペガサスとカーバンクルさえ居れば割と回ってしまいます。
そういった構築も一つの選択肢だとは思いますので、そちら方面も可能性を感じますね。
上振れ展開に関して
展開に使えるサーチカードが多ければ、その分上振れ展開となります。
上振れることで誘発貫通や、オーバードライブ効果未使用時でも盤面に置けるモンスターが増える等がありますが、他にも以下のことが可能です。
展開にデュガレスを使用しなくて済む
(どの効果も次ターンに大きなデメリットがあるため)宝玉の奇跡をサーチできる
宝玉神覚醒を相手ターンにも使うことで、より生存しやすくなり
ついでに架け橋カードをサーチできる
展開パーツを素引きしてしまった際の対応
宝玉獣6種(ペガサス・カーバンクル以外)を素引きした場合
ペガサスの効果は手札・墓地も対応していますので、基本的に展開には差し支えありません。展開ルート②のように、カーバンクル+金科玉条とあと宝玉獣1枚あればフル展開できたのに…!という場合もあります。
それでも、実質ハンデスになってしまうことも多いです。
心の架け橋のコストにする・増えた召喚権を使いリンク素材などに使用すればあまり無駄なく展開できます。
3ターン目以降、宝玉の絆や宝玉の導きを使用する際のことを考慮し、手札よりはデッキに宝玉獣が残っている状態が望ましい場合もあります。イーグルのバウンス効果で無理やり戻しても良いと思います。
ペガサスを2枚以上引いてしまった場合
金科玉条でデッキから永続魔法化するカードが、ペガサス以外になってしまうので基本的には展開が落ちます。
心の架け橋があれば従来よりも上振れた展開が可能です。
究極宝玉神レインボー・ドラゴンを全て引いてしまった場合
宝玉獣レインボー・ドラゴンの③効果が使用できなくなります。
展開がかなり落ちますが、宝玉神覚醒と合わせて引いていれば少しは抗えるかもです。
各カードについて
宝玉カードについての基礎データと個人的所感
宝玉獣 ルビー・カーバンクル
展開の要となるモンスターその1。
金科玉条のお陰で素引きが嬉しい時は割とあるので、多めでも良いかもしれません。1枚でも一応回りますが、2枚以上あった方が良いと思います。
宝玉獣 アンバー・マンモス
アンバーは「琥珀」という意味らしいです。
宝玉獣 トパーズ・タイガー
打点はモンスター戦闘時限定ですが下級宝玉獣の中では最も高いです。
宝玉獣 エメラルド・タートル
よくティアラメンツと融合してましたね。
宝玉獣 サファイア・ペガサス
展開の要となるモンスターその2。3枚必須です。
宝玉獣 コバルト・イーグル
宝玉獣限定バウンス効果はごく稀に使いたい時があります。
宝玉獣 アメジスト・キャット
紅一点枠です。
宝玉獣 レインボー・ドラゴン
展開の要となるモンスターその3。
素引き悪くもないですがその場合は展開補助にはほとんどならず、そんなに強くもないといった印象です。攻撃力3000は捲りの際に結構頼もしいです。
もちろん永続魔法化している際の効果は強力です。宝玉の絆やペガサスの効果で真っ先に置きたいカードです。
3ターン目以降や、後手の方が強く使えることを考慮し2枚かなと思います。
究極宝玉神レインボー・ドラゴンを引ききってしまっていると③効果が使えない点は注意です。
究極宝玉神 レインボー・ドラゴン
デッキに1枚は無いと宝玉獣レインボー・ドラゴンの③効果が使えないので、素引き事故軽減のために2枚が無難かなと思います。
展開の途中でついでにサーチ出来ることと、初動としては宝玉神覚醒と合わせて引かないと動けるカードではないという点で、採用枚数は諸説ありそうです。
特殊召喚条件は『自分のフィールド・墓地に「宝玉獣」カードが7種類存在する場合のみ』のため、8種類存在すると条件を満たしていないことになります。
筆者は何回かやらかしてからようやく気づきました。宝玉獣レインボー・ドラゴンの扱いには気をつけましょう…
究極宝玉神 レインボー・オーバー・ドラゴン
贅沢な実質リンク1モンスター。展開によって、クロシープの効果起動や、オーバー・ドライブの召喚除外コストに使えるので最低1枚は欲しいです。
オリジナルの採用枚数以下で、あとはお好みですが枠に余裕はなさ気です。
究極宝玉神 レインボー・ドラゴン オーバー・ドライブ
エースモンスター。演出はありません。
召喚条件の都合で多くても2枚かと思いますが、2枚目を先行展開に使うと宇宙が創造されます。
URかつセレクションパック販売が終了してしまっているので入手困難です。
まずは1枚から始めて問題ないと思います。
筆者は血反吐を吐きながら2枚目作りました。
虹の架け橋
サーチ先豊富で名称ターン1のない、テーマ内イカレカード。
許されるなら10積みくらいしたいです。
心の架け橋
何かしらの宝玉獣と合わせて引いていれば初動になり、誘発貫通にも捲りにも使える多機能カード。3枚推奨です。
救いの架け橋
フィールド魔法サーチ手段として出張採用されることもあるカードです。
ネクロバレーやVVなどがサーチ候補になるかなと思います。
採用する場合は、EXに警衛バリケイドベルグを採用して素引きもケアできると良さそうです。
フィールドで発動する効果は、ぱっと見強力なのですが条件と状況の噛み合いが良くなく、なんとテーマ内を以ってしても微妙です。
宝玉の絆
強力な宝玉獣サーチカード。さすがに名称ターン1があるので2枚でも良い説を推したいです。理由の大半は、筆者のURポイントが尽きただけです。
金科玉条
今回実装された凄まじいカード。「宝玉」カード扱いです。
特殊召喚できるのは手札か墓地の宝玉獣モンスターのみで、デッキに特殊召喚したい宝玉獣以外が最低2体必要なこと、発動時にこのカード含めて魔法・罠ゾーンは3枠空いている必要があります。
状況によってはあまり強く使えないことと、サーチ手段は多いので2枚でも良いかなと思います。
宝玉神覚醒
初動としても使う他、動き始めてからの誘発貫通、余裕があるときのカウンター罠かフィールド魔法サーチに使うことが多い器用なカードです。
「架け橋」カードを唯一サーチできる点は他のカードに無い強みです。
これがあれば究極宝玉神素引きも許せますが、逆に無いと初動が通ってからでないと使えるカードになりません。
ちなみに特殊召喚効果をチェーン2以降で発動し、ペガサスやカーバンクルを出すと効果のタイミングを逃します。
宝玉の奇跡
強力な妨害カード。とはいえ一応コストが要ることと、上振れればサーチ可能なので1枚で良いと思います。
宝玉の加護
上手く使えそうなような、なんとも言えないカード。模索中です。
宝玉の導き
よく他の方の構築に採用されているようですが、個人的には展開がある程度進んだ際の誘発貫通になるかなといったカードに見えます。筆者が浅いだけならすみません。
宝玉の契約
使い勝手は良さそうかなと思いますが、ダイレクトな初動カードを増やしたほうが良いかもしれません。
宝玉の先導者
結構範囲の広いサーチ効果を持っています。
基本的に召喚権を使うので、心の架け橋にアクセスできていないと使いづらいと思いますが、こちらは十分採用圏内のカードです。
P効果も悪くはないのですが、なんとそもそも宝玉Pモンスターのサーチ手段がテーマ内にありません。
P召喚はロマンの域ですし、ブドウ魂達に稽古つけてもらってほしいです。
宝玉の守護者
ステータス上昇効果は意表を突けそうですが、「宝玉獣」しか対応していないことと、やはりこのカード自体のサーチ手段が無いので採用厳しいです。
「宝玉」「架け橋」カード相関図
カードによっては特定のコストが必要ですが、冒頭のデッキレシピでも
金科玉条は実質11枚、ペガサスは実質14枚デッキに積んでいることになります。やはり宝玉の絆は3枚欲しいですよね…
組み合わせ初動が幾つかあるにしても、初動率はちょっと低いかもしれませんので下記のテーマ外採用候補カードも検討してみてください。
テーマ外採用候補カード
増殖するG
言わずもがなです。
灰流うらら、墓穴の指名者、抹殺の指名者
増殖するGが重いので出来るだけケアしたいです。
とはいえ、貰いどころによっては守備バグースカや、宝玉の奇跡+コストで止まって凌ぐこともできます。
聖騎士の盾持ち
ペガサス4~6枚目です。
聖騎士の槍持ち
②の効果で金科玉条のサーチが可能ですが、召喚権を使うので注意です。
①の効果は、例えば出張採用したクシャトリラ・フェンリルが既に場に出ていた場合、フェンリルをチューナー化することでバロネス等のレベル10シンクロモンスターも採用が検討できるかもしれません。
イゾルデ出張セット(聖騎士の追想 イゾルデ & 焔聖騎士-リナルド)
パーツは少し必要ですが、金科玉条へのアクセス手段が増え、更にリンク3分のモンスターが用意できます。
テーマ内に戦士族は居ないようなものなので、別途リンク素材の用意が必要です。
せっかくなので金科玉条実装と同タイミングで釈放された、M.X-セイバー インヴォーカーと地属性レベル4戦士族を採用してみても面白いかもしれません。
聖杯の継承
上記の「聖騎士の盾持ち」「聖騎士の槍持ち」をサーチするカードです。
装備魔法は聖剣限定のため、金科玉条を直接はサーチできません。
イゾルデ出張セット採用で真価を発揮する場合もありますが、聖騎士テーマモンスターは意外と制約が付くものが多いので採用の際は注意です。
王家の眠る谷-ネクロバレー
自身の展開には影響大有りなのですが、救いの架け橋からサーチ可能で、展開の最後に貼る分には間違いなく強いカードです。
VV-真羅万象、VV-百識公国
展開途中の無限泡影、捲りとしての拮抗勝負が重いことをケアできます。
また、真羅万象の効果を展開補助にも使えます。
救いの架け橋からサーチ可能です。
1枚ずつ採用の場合、2枚とも引くと突然2枚セルフハンデスになります。
展開後は相手に百識公国の効果を使われないようケアしたいですが、展開内に自分フィールドの魔法罠を除去する手段は基本的にありません。
竜巻竜で割っておくとかくらいでしょうか。
無限泡影
汎用手札誘発採用筆頭です。空いた枠になるべく入れたいことと、抹殺の指名者用に最低1枚は欲しいかなと思います。
環境により、原子生命体ニビルや屋敷わらし、ハーピィの羽箒等の他の汎用カードと入れ替えて良いと思います。
採用を見送りたいカード
激流葬、ブラックホール
従来の型だと強いと思うのですが、金科玉条発動時に魔法・罠ゾーンを3枠使用しますので、宝玉獣たちが圧迫して展開できないといったケースが起こり得そうです。
宝玉の氾濫やレア・ヴァリューなどと組み合わせる分には良いと思うので、構築自体が今回のものとはある程度異なる場合に採用できるカードだと思います。
A宝玉獣
アドバンスド・ダークを採用する必要があることと、それによりペガサスまで深淵の獣で除外されかねない状況になることもあり採用は難しいです。
そもそもA宝玉獣は別構築で考えたほうが良いです。
ただ、カーバンクルだけは採用しても良いかもしれません。
永続罠
上記の展開によりサーチ自体は一応可能なのですが、オーバー・ドライブの効果で諸共戻してしまう都合で相性は良くないと考えています。
同様の理由でネクロバレーも個人的にはこちら寄りですが、オーバー・ドライブへの墓穴がケアできる点は、最後まで有用に使えてて良いですね。
何気にセンサー万別と最終盤面の相性だけは良いと思いますが、上記の理由で不採用です。というよりは筆者の宗教上の理由も大きいです。流行るな。
基本戦術
先行の場合
展開さえ通ってしまえば、現環境でもかなり捲るのは難しい部類に入るのではないかと思います。
基本的には相手エンドフェイズにオーバー・ドライブの効果を使用し盤面をリセットし、自分だけ除外から宝玉獣たちを特殊召喚します。
ペガサス3体(1800×3=5400)
宝玉獣レインボー・ドラゴン(3000)
マンモス(1700)
の最大10100打点用意できるため、そのままアタックで勝利となります。
デュガレスのデメリットで、いきなりバトルフェイズ突入でも安心です。
オーバー・ドライブの効果を使わない方が良いと判断した場合でも、
除外に宝玉獣7種類を用意できていればオーバー・ドライブが11000打点になってますので、通ればワンパンです。
戦闘を行うと盤面リセット効果使えない点だけは注意です。
オーバー・ドライブさえ通ればほぼ勝てますので、守るような立ち回りが出来ると良いのではないかと思います。
効果使えないと、リソースも実質無いので死守しましょう。
後攻の場合
心の架け橋の③効果を起動させ、厄介なカードを一旦手札に戻させます。
宝玉獣レインボー・ドラゴンを引いているorサーチする余裕があれば、下級宝玉獣で攻撃宣言することで特殊召喚を行い、攻撃力3000で妨害持ちモンスターの戦闘破壊を試みることができます。
ペガサス1枚でエクシーズランク4に繋がりますので、アーゼウスでの除去が通したい動きになるかと思います。
以上の内容では心許ない・環境的に後手絶望的な場合は、拮抗勝負やブラックホールなどの汎用捲り札を採用してみると良いと思います。
環境デッキと戦う
VS クシャトリラ
1枚採用の宝玉獣が裏側除外されるだけで究極宝玉神着地は絶望的です。
出張採用されることの多いフェンリル効果を踏むだけでも辛い一方、ユニコーンやディアブロシスで抜かれて致命的なものは分かりづらいと思います。手札によりますし、筆者も正直分かりません。捲りのエクシーズモンスターあたりでしょうか…?
シャングリラの魔法罠ゾーン封鎖も3回されると金科玉条が発動できずに困ります。
それでもカーバンクルかペガサスを全て持っていかれてなければ展開力を活かして、天霆號アーゼウスや励輝士ヴェルズビュート、閉ザサレシ世界ノ冥神などで状況によってはトップ解決勝負に持ち込めるかと思います。
こちらが先手かつ相手がクシャトリラと確定していれば、攻撃力5000のジ・アライバルが結構厳しい印象です。
VS ティアラメンツ
2023.9以降のティアラメンツは墓地肥やしギミックを出張採用した型が多いと思いますので、古尖兵ケルベクや真血公ヴァンパイアなどにより展開パーツが墓地に落とされることはよく有りそうです。
都合良く落ちてくれれば究極宝玉神出せますが…さすがに都合良すぎます。
心の架け橋によるバウンスが相性良く、ティアラメンツモンスターの墓地効果を起動させずに処理できます。融合グラファも反応しません。
一方、戦闘破壊は下級宝玉獣のみではしづらく、宝玉獣レインボー・ドラゴンは効果で特殊召喚するためルルカロスで無効にされる可能性大です。
深淵に潜む者をEXデッキに入れると戦いやすいかもしれません。
VS深淵の獣
カーバンクル(光属性)の除外がクリティカルなので、可能であればケアしたいところです。
カーバンクルが墓地にいる状況で除外されて困るのは
①金科玉条の効果
②クロシープの蘇生効果
③デュガレスの蘇生効果
以上にチェーンされる状況になります。
幸いどの効果も対象を取らないため、カーバンクルを2体手札・墓地に用意してビーステッド1体ならケア可能という状況を作ることは、現実的な範囲で可能かと思います。
烙印・ドラゴンリンクいずれの場合も、心の架け橋がエースモンスターには強く、深淵の獣モンスターはバウンスしたくない気持ちにさせられ、烙印の獣には滅法弱いです。なんとか別のところに貰いたいですね。
VSスプライト
なんとか魔法罠の広範囲除去を通したいですが、心の架け橋と拮抗勝負がかなり相性悪いです。
テーマカードで最も頼もしいのは、下級宝玉獣の攻撃宣言時に出てくる宝玉獣レインボー・ドラゴンかもしれません。
こちらが先行であれば、アポロウーサ連打で展開を止めたり、的確な箇所でオーバードライブ効果を打って止まるようお祈りです。
真似してI:Pマスカレーナ&ピットナイト・アーリィからのトポロジック・ゼロヴォロス(EXゾーンかメインど真ん中)で全てを滅ぼすのも有りかもしれません。
構築・展開の課題
現状、下限値の底上げのためにEXデッキに入れている星導龍アーミライルとビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴンですが、正直抜けるのであれば抜きたいです。
少しでも上振れれば不要なことは一応把握しています。(宝玉の絆+金科玉条初動など)
それでも、ペガサスに泡影貰った際の貫通で有り難い場面はありました。
もし良い展開ルートあれば是非教えてください。
構築をもう少し混ぜ物有にする方がいいのかなとは薄々思っています。
最終盤面に残すモンスターないしEXデッキについて、高リンクや使い勝手の良いリンク2、エクシーズランク4を中心に選択肢がありすぎて困っています。特にオーバードライブ2枚で展開を伸ばした場合ですね。
この最終盤面強くない?というのがあればどんどん教えてください。
ちなみに上記展開例はなるべく超融合ケア(こちらのみでガルーラ・ドロゴン・スタペリア素材無し)盤面にしていますので、格好良いから究極宝玉神3体並べるとかはあまり考えてません。あ、トロイメア・グリフォンとオーバー・ドライブでドロゴン…
多少超融合されてしまう場合でも、強い盤面であれば今後の環境次第では使えると思います。
最後に
大変長文になってしまったにも関わらず、ここまで読んでいただきありがとうございます。飛ばした方も、必要な箇所だけ見ていただいて大丈夫です。
冒頭の繰り返しになってしまいますが、ここまでの内容で気になる点、意見、より良い案などあれば教えていただけると助かります。
もしも、このnoteに有料分の価値がある思っていただけた場合は、この高級デッキを組むことで還元してください。1000円程度では組めませんが。
せっかくHEROデッキにも勝るとも劣らない展開力を得ましたので、環境デッキ入りとまでは言いませんが、みんなの手で宝玉獣たちを強くしていければと願っております。