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メンバーの存在は私の原動力、胸を張って彼らの隣にいられるよう努力し続けたい

Co-Doプログラム概要
Co-Doは、”越境”をコンセプトに東海地域から社会を変えるソーシャルイノベーターの育成とそのエコシステム構築を目指すプログラムです。
 ”越境”によって、異なる分野や価値観、手法を取り入れて既存の枠を超えた発想をもとに社会課題に対する事業構築ができる視座やマインドを養い、実際に社会に実装していくプロトタイピングまで行います。

プログラム一期生を紹介します!
五人目は、埼玉県立大学三年 太田安香里さんです!


どんな人?

私は保育現場の就労状況、育成環境、保育学生の意識改善を目指しています。子どもの専門家とされる保育者の環境改善から始めていくつもりです。

STAGE 3 シンガポール越境を終えて、どんな社会を作ろうと思っている?

子どもの意思を尊重できる大人を増やすことに尽力したい

子どもが将来自分の力で未来を切り開いくための学びを得られる環境が整った社会を作りたいです。
子どもは単に何もできない存在ではありません。
身体的に未熟であり、経験値が少ないですが、自分の意思を持って行動できます。自分で考えて選択し、実践することを繰り返すことで、主体性のある大人へと成長していくことができます。
大人が自分の固定概念を押し付けることなく、子どもの意思を尊重しながら成長を見守ることができれば、子どもは自ら学んでいくことができると考えています。
子どもが自分の力で将来を切り開いていけるように、子どもの意思を尊重できる大人を増やすことに尽力したいです。

シンガポールで印象的だった出来事、プロジェクトへの参考になった出来事など

シンガポールでは一人一人が暖かく、共助の姿が多く見られました。

各家庭において幼児教育の段階から投資しているシンガポールにおいても、保育職の賃金が低いという事実を知りました。

ホストファミリーの小学四年生が、10歳という年齢でお金が稼げための夢として、弁護士を目指していたこと。収入を意識した将来の夢を持っていたこと。
また子ども、特に乳幼児に対してシンガポールの人々が大変寛容であり、老若男女関わらず興味を持って接していたことなどです。

特に子どもへの対応や人とのつながりの様子が印象的でした。  
ホストファミリー全員の注目が乳児に向いており、子どもを叱る姿が一度も見られませんでした。
何かあったとしても、注意をするケースが多かったと思います。
レストランやテーマパーク、公共の場でも子どもに対して温かい眼差しが向けられていることがわかりました。

このような社会で生活しているためか、子ども自身も大変人懐っこい印象がありました。大きく都市化が進んだことで、日本は人同士のつながりが減少していますが、発展を遂げたシンガポールでは一人一人が暖かく、共助の姿が多く見られました。

プログラムに参加してよかったこと(STAGE1〜STAGE 3を通して)

メンバーの存在は確実に私の原動力となっていると思います。
胸を張って彼らの隣にいられるよう、努力し続けたいです。

何よりも、社会の改善に対して思いの強い仲間に巡り会えたことです。

仲間と過ごした時間含め、自分自身の想像の範囲を超えた経験を通して、自分ごとの範囲が大きく広がったことだと思います。

これまで私は、社会に対して自分がこの若さで影響を与えることは、遠い世界のことだと思っていました。
今でも正直、自分の未熟さを感じて立ち止まることも多いです。

しかし、一期生のメンバーたちと過ごすことで、自分も勇気を持ってもっと行動したい、もっと挑戦したい、と思うことができました。一人一人が個性の光る素敵なメンバーに出会い、一期生の一人になったことは私にとって大きな財産となりました。

メンバーの存在は確実に私の原動力となっていると思います。
胸を張って彼らの隣にいられるよう、努力し続けたいです。

プログラムを通して起きた自分自身の変化(STAGE1〜STAGE 3を通して)


上記に重なりますが、自己の可能性の範囲が格段と広がりました。
そもそもToCやリーン・キャンバス、プロジェクトを形にすることや、海外での一人行動やアポイントメント、英語の使用、メンバーとの対話さえも、Co-Doにおける全てが私にとって大きなチャレンジでした。

自身の想像からかけ離れた挑戦は、何度も自分にとっての大きな壁にぶつかるため辛く思うことの方が多かったです。
ここで使われる一つ一つの言葉もほとんどが初めて聞くもので、マインドやルールも明らかに自分がこれまで生きてきた環境とは違いました。完全に新しい世界に飛び込んだ気分でした。

それでも、何か自分の成長につながるものがあるはずだと、私からすれば何歩も先を歩いているメンバーたちにしがみついて来ました。

この経験は、今後複雑で解決が難しい保育業界の課題改善に向かう私に強い自信を与えてくれたと思います。

プログラムを通して、より一層、自身もソーシャルイノベーターとして戦っていく一員になりたいという想いが強まったと思います。  

これから更に進んでいく上で、あまりにも自分は無知で未熟であることも自覚することができました。社会を変えていく一人となれるよう、実直に、しかし自分らしく努力し続けたいです。

プログラムを通して起きたプロジェクトの変化(STAGE1〜STAGE 3を通して)

 2023年の東海学生アワードから私の活動は始まりました。

そこでの発表は自分自身の想いをまず発信することでした。
ですから、プロジェクトが形を持って始動できてはおらず、どこから始めれば良いか、そもそも自分にプロジェクトができるのか、という段階でした。

プログラムでは、自身のプロジェクトを実行するに当たって、どんな想いを持っているかを繰り返し思い起こしながら進行してきました。何が自分の叶えたい社会に対して必要であるかを軸に、より深く自身が抱える課題について理解することができたと思います。
未だ形作ることや実効することにおいて不安は拭いきれませんが、プロトタイピングとその後の活動に向けて走り抜けていきたいです。

【Co-Do DEMODAY開催!!】
海外越境を経た7名による社会を変えるビジョンと事業のプレゼンテーションを開催します!

⚫︎日時: 2024年2月10日(土)13:00-18:00
⚫︎参加費: 無料 ⚫︎参加方法: 会場参加 / オンライン参加




一期目のプログラムは以下で実施いたしました。
STAGE1:2023年10月21日(土)〜11月下旬
STAGE2/ STAGE 3:2023年12月上旬〜2月上旬

■STAGE1
一泊二日のキックオフ合宿や第一線でチャレンジするメンターたちからのセミナーを実施。なぜ自分がこの事業/プロジェクトに取り組むのかを明らかにし”越境”していく。

・合宿(10/21-10/22土日)
・オンラインセミナー

■STAGE2
約1週間シンガポールへ渡航し、海外起業家やITテックの最前線に飛び込む。
・海外越境(約1週間)
・IT越境(国内)

■STAGE3
プログラムを通し磨き上げられたプランと今後のビジョンを社会へと発信する。
・プロトタイピング
・DEMODAY

DEMODAYでお会いしましょう!

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