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[Progate-1]変数(へんすう)

CoderDojo Ginowanで行(おこな)った、Progateによるプログラミング学習(がくしゅう)のふりかえり資料(しりょう)です。こんな説明(せつめい)がProgateで出(で)てたな、と思(おも)い出(だ)してください。
言語(げんご)はJava言語(げんご)をテーマにしています。

変数(へんすう)

変数(へんすう)は、中身(なかみ)が変(か)わる入(い)れ物(もの)でしたね。
入(い)れ物(もの)には名前(なまえ)をつけることができて、「変数名(へんすうめい)」とよびました。その中(なか)に入(い)れるものをデータ、変数(へんすう)の値(あたい)とかよびました。

変数(へんすう)の型(かた)

変数(へんすう)には、文字列(もじれつ)、数値(すうち)といった「型(かた)」がありましたね。

つぎはどの型(かた)かわかりますか?

String
int
double

ProgateのJavaコースのはじめに出(で)ていましたね。他(ほか)にもたくさんの型(かた)がありますが、まずは上(うえ)の3つから覚(おぼ)えていきましょう。

答(こた)え

String ・・・文字列 ”こんにちは世界”
int   ・・・数値  1
double ・・・小数  1.0

数(かず)の計算(けいさん)

プログラムの中では、たしざん、ひきざん、かけざん、わりざん、いろいろな計算(けいさん)が出(で)てきました。どんな記号(きごう)を使(つか)ったか、覚(おぼ)えていますか?
□にはいる記号(きごう)を思(おも)い出(だ)してください。

たしざん

10 □ 2 = 12

ひきざん

10 □ 2 = 8

かけざん

10 □ 2 = 20

わりざん

10 □ 2 = 5

わりざんのあまり

10 □ 2 = 0

思(おも)い出(だ)せましたか?

答(こた)え

たしざん(+・・・プラス)

10 + 2 = 12

ひきざん(ー・・・ハイフン)

10 - 2 = 8

かけざん(*・・・アスタリスク)

10 * 2 = 20

わりざん(/・・・スラッシュ)

10 / 2 = 5

わりざんのあまり(%・・・パーセント)

10 % 2 = 0

変数(へんすう)の初期化(しょきか)

変数(へんすう)をはじめに準備(じゅんび)するときの書(か)き方(かた)覚(おぼ)えてますか?

次(つぎ)の書(か)き方(かた)で正(ただ)しいのはどれでしょう?

(1) String name * 鈴木さん;
(2) String name == “鈴木さん”;
(3) String name = “鈴木さん”;

はい、そうですね。正(ただ)しいのは、次(つぎ)の書(か)き方(かた)でしたね。

(3) String name = “鈴木さん”;

また、はじめに変数(へんすう)だけ準備(じゅんび)して、中身(なかみ)のデータは後(あと)で入(い)れてもよいですね。

後(あと)で入(い)れるときは、変数(へんすう)の型(かた)はいりません。型(かた)は一番(いちばん)はじめだけ書(か)きます。

String name;
name = "鈴木さん";

変数の更新

変数(へんすう)の更新(こうしん)とは、変数(へんすう)の中身(なかみ)のデータを変(か)えることです。これは簡単(かんたん)でしたね。

String name;
name = "鈴木さん";
name = "山口さん";

自己代入(じこだいにゅう)

自己代入(じこだいにゅう)とは、変数(へんすう)が自分自身(じぶんじしん)を使(つか)って、中身(なかみ)のデータを変(か)えることです。
例(たと)えば、

int X = 3;
X = X + 2;

変数(へんすう)X(えっくす)は、はじめ3が入(はい)っていますが、つぎに、「X + 2」に中身(なかみ)のデータが変(か)えられています。これは、Xには「3」が入(はい)っているので、「3 + 2」とおなじで、Xは5になります。

自己代入(じこだいにゅう)の省略形(しょうりゃくけい)

省略形(しょうりゃくけい)とは、もっと簡単(かんたん)に書(か)く方法(ほうほう)のことです。
例えば、さきほどの「X = X + 2」は、「X += 2」と書(か)くことができます。これを省略形(しょうりゃくけい)といいます。

X = X + 2; → X += 10;

さらには、自分自身(じぶんじしん)に代入(だいにゅう)するデータが、「1(いち)」を増(ふ)やす、または減(へ)らすときだけ、さらに省略(しょうりゃく)することができます。

X = X + 1; → X += 1; → X++;
X = X - 1; → X -= 1; → X--;

真偽値(しんぎち)

正(ただ)しいか、違(まちが)っているか、をあらわすものとして、
true
false
というものがありました。覚(おぼ)えてますか?

true → ただしい
false → ちがっている

これを「boolean型(ブーリアンがた)」と呼(よ)びました。あとで出(で)てくる、if文(いふぶん)などで使(つか)います。

プログラムで使(つか)う時(とき)は、「"(ダブルクォーテーション)」で囲(かこ)いません。

◎ boolean bool = true;
☓ boolean bool = "true";  // これだと文字列(もじれつ)になる

比較演算子(ひかくえんざんし)

変数(へんすう)のデータが同(おな)じか、どちらが大(おお)きいか、などを比(くら)べるときの書(か)き方(かた)です。□に何(なに)が入(はい)るか覚(おぼ)えてますか?

ひとしいかどうか

X □ Y

ひとしくないかどうか

X □ Y

Xが大(おお)きいかどうか

X □ Y

Xが小(ちい)さいかどうか

X □ Y

XがYとひとしい、または大(おお)きいかどうか

X □ Y

XがYとひとしい、または小(ちい)さいかどうか

X □ Y

どうでしょう?覚(おぼ)えてましたか?答(こた)えはつぎのようになります。

ひとしいかどうか

X == Y

ひとしくないかどうか

X != Y

Xが大(おお)きいかどうか

X > Y

Xが小(ちい)さいかどうか

X < Y

XがYとひとしい、または大(おお)きいかどうか

X => Y

XがYとひとしい、または小(ちい)さいかどうか

X =< Y

いかがっでしょう?覚(おぼ)えてましたか?忘(わす)れた方(かた)はプロゲートのJava言語(げんご)をもう一度見直(いちどみなお)してくださいね。

論理演算子

つぎは、変数(へんすう)のデータを複数(ふくすう)の条件(じょうけん)で比(くら)べる方法(ほうほう)です。

例題(れいだい):かつ
xが10より大(おお)きい、かつ、30より小さい
これは、「10より大き(おお)きい」と「30より小(ちい)さい」ふたつの条件(じょうけん)があります。□にはいる記号(きごう)覚(おぼ)えてますか?

X > 10 かつ X < 30

X > 10 □ X < 30

答(こた)え

かつ → &&
X > 10 && X < 30

例題(れいだい):または

つづいて、「または」の条件(じょうけん)を表(あらわ)す方法(ほうほう)です。

Xが10より小(ちい)さい、または、30より大きい
これは、「10より小(ちい)さい」と「30より大(おお)きい」ふたつの条件(じょうけん)どちらかが「true(ただしい)」の結果(けっか)になればOKです。□にはいる記号(きごう)覚(おぼ)えてますか?

X > 10 または X < 30

X > 10 □ X < 30

答(こた)え

または → ||
X < 10 || X > 30

Progateで出(で)てきた変数(へんすう)のこと、プログラミングをしながら忘(わす)れたら振(ふ)り返(かえ)って思(おも)い出(だ)してくださいね。

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