[Android-8]いろんな言葉(ことば)で表示(ひょうじ)しよう!
便利(べんり)なスマホアプリアプリや、おもしろいゲームなどは、ストアに出(だ)すと世界中(せかいじゅう)の人(ひと)が使(つか)ってくれる可能性(かのうせい)があります。
世界(せかい)には英語(えいご)、フランス語(ご)、スペイン語(ご)のように、いろんな言葉(ことば)がありますので、外国(がいこく)の人(ひと)に使(つか)ってもらうためには、その人々(ひとびと)が使(つか)う言葉(ことば)をアプリに表示(ひょうじ)してあげなければいけません。
作(つく)ったアプリを他(ほか)の言葉(ことば)でも表示(ひょうじ)できるように設定(せってい)してみましょう!
これを「多言語化(たげんごか)」といいます。
これまで、アプリのボタンや、画面(がめん)に表示(ひょうじ)する文章(ぶんしょう)は、「Resources」という画面(がめん)に登録(とうろく)してきましたね。
この「Resources」画面(がめん)を使(つか)うと、簡単(かんたん)に他(ほか)の言葉(ことば)が登録(とうろく)できるようになります。
トップページの「CoderDojoとは」ボタンを英語(えいご)と日本語(にほんご)、ふたつの言葉(ことば)で表示(ひょうじ)できるようにしてみましょう。
トップページの「CoderDojoとは」ボタンをクッリクして、「Attributes」の「▼TextView」→「text」の「・・・」をクリックします。
「Resources」の「EDIT TRANSLATIONS」をクリックします。
Translations Editorで言葉(ことば)を追加(ついか)する地球(ちきゅう)のようなアイコンボタンをクリックし
「Japanese(ja)in Japan(JP)」をクリックします。
日本語(にほんご)で作(つく)ってたのになぜ日本語(にほんご)を選(えら)ぶのか
世界中(せかいじゅう)の人(ひと)に使(つか)ってもらうアプリを作(つく)る時(とき)は、はじめの言葉(ことば)を英語(えいご)にしましょう。理由(りゆう)は、日本語(にほんご)を使(つか)う人(ひと)より、英語(えいご)を使(つか)う人(ひと)の方(ほう)が多(おお)いからです。使(つか)ってもらいたい国(くに)の人(ひと)が決(き)まっているときは、その国(くに)で一番(いちばん)使(つか)われている言葉(ことば)を最初(さいしょ)の言葉(言葉)にしましょう。
日本語(にほんご)の列(れつ)が出(で)てきました。追加(ついか)された列(れつ)の「CoderDojoとは」の行(ぎょう)をクリックします。
「Default Value」に英語(えいご)を追加(ついか)します。「Translation」に日本語(にほんご)を追加(ついか)します。
これで、スマホが日本語(にほんご)設定(せってい)なら「CoderDojoとは」を、英語(えいご)設定(せってい)なら、「About CoderDojo」を表示(ひょうじ)します。
「Run」ボタンをクリックして試(ため)してみましょう。
スマホの種類(しゅるい)を選(えら)んで、「OK」をクリックします。
スマホが日本語(にほんご)に設定(せってい)されているので、ボタンも日本語(にほんご)のままです。
スマホの設定(せってい)を日本語以外(にほんごいがい)、英語(えいご)に変更(へんこう)してみます。
スマホの「ホーム」ボタンをクリックします。
「アプリ」ボタンをクリックします。
表示(ひょうじ)されるアプリの中(なか)から、「設定(せってい)」をクリックします。
設定(せってい)の中(なか)から「言語(げんご)と入力(にゅうりょく)」をクリックします。
「言語(げんご)」をクリックします。
「日本語(日本)」が一番(いちばん)上(うえ)になっているので、「2 English(United States)」の右側(みぎがわ)にある二重線(にじゅうせん)のアイコンをドラッグして、日本語(にほんご)の上(うえ)に移動(いどう)します。
Englishが一番(いちばん)上(うえ)にきました。
ひらいているアプリを表示(ひょうじ)する、マルチタスクボタンをクリックします。
開(ひら)いているアプリの中(なか)から、自分(じぶん)のアプリをクリックします。
ボタンが英語(えいご)になりました!
Android StudioのResourceを使(つか)うと、簡単(かんたん)にいろんな言葉(ことば)でアプリを使(つか)えるように設定(せってい)できるので、他(ほか)のボタンや文章(ぶんしょう)も設定(せってい)してみてください!
参考
言語(げんご)のリストが表示(ひょうじ)された時(とき)に、「Japanese(ja)」や「English(en)」など(ja)という表示(ひょうじ)があります。これは、ISOという国際標準規格(こくさいひょうじゅんきかく)、どの国(くに)でも、同(おな)じルールでやりましょう、という取(と)り決(き)めがあり、そこで決(き)められた、コードです。プログラミングを学(まな)んでいくと、よく目(め)にします。
ISO 639-1コード一覧
https://ja.wikipedia.org/wiki/ISO_639-1%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E4%B8%80%E8%A6%A7