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無風・ドラマ

テレビドラマを見た。「35歳の少女」。うわあ。こりゃ、大変だわ。どの登場人物も一癖も二癖もある。続けて観れないなあ。こんなご時世。せめて、ドラマの中だけでも平和で楽しく元気をもらえる世界であってほしい。

そう。この前終わってしまった「私の家政婦なぎささん」のように。どの登場人物も、基本いい人。平和な気持ちになる。せめてドラマの中だけでも。

一方で、もうすぐ最終回の「天使にリクエストを」。これもまた波乱万丈な展開ではあるものの、観ていて救いがある。長い人生を生きてきた大人向けのドラマだと感じる。私も含めて中高年は外見は若い時のようにはぱっとしないかもしれないけれど、どの人もその人なりのドラマを生きて生きて生き抜いてきたのだ。みんな、主人公なのだ。と思わせてくれるドラマだ。と、50代の私は感じるのだ。

そんな私も、サラリーマンを辞めてから、それなりに頑張って来たものの、、今は無風。無風である。仕事が激減している。その分、家にいる時間が増え、そして、家にいる分には、暗いニュースやドラマを見ない分には、まったりと時間が過ぎる。そして日々の家の仕事に明け暮れる。働いている時には見えなかった家の隅々のほこりを拭き、居心地よい空間を作り、ゆっくりと食事を作り(まあ、別にそれほど凝ったものは作らないが。)平和である。

無風。ただ、今、この瞬間に浸る。浸りきる。

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綿飴 海 Kai Wataame (Chika)
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