自分の気持ちの自由を守る〜映画「浅田家!」対談より
【徒然。書いてみたもののもしかしたら心理系としては問題発言かもしれない】
映画『浅田家!』の紹介番組を観た。
映画館へはまだ足を運んでいないけど。
主演の二宮さんと監督の対談形式だった。
対談好きなんですよ。
おすすめシーンを挟みながら、
制作の裏側のことを聞かせてもらえた。
映画のシーン観ただけで泣いてしまった涙腺の弱さ。
いや私の琴線に触れたんやろうな。
《記しておきたいなと思ったのは、
映画本編とは関係ないところ。》
カメラマンの役ということで撮影の合間に、
二宮さんはカメラをいじる機会を持ったそうだ。
そう多くではないけれどと言う。
それは、『カメラマンの役なのでカメラマンの心情を知るために』なとだと浮かぶのは自然な流れではないかと。
でも違った。
「知りたくないんですよねぇ、カメラマンの心情。知っちゃうと、文句言えなくなるじゃないですか。(写される側の文句)
(長くなる撮影を)やり続けた先に、
何か見つかるんじゃないかとかね。
今はまだ、文句言っておきたいじゃないですか。
知っちゃうと、いい人になっちゃうからね」と。
あの飄々とした感じでニノは言うのであった。笑みを浮かべて。
そうか、知りたくないのか。
知っちゃうと言えなくなるから。
知っちゃうといい人になっちゃうからか。
そっかーーーーーー!
と。
新鮮な驚き。
人の気持ちを知らないを選ぶ。
自分の気持ちの自由を守るため。
それありか。
人の気持ちに敏感で、
(思い込みにせよなんにせよ)
人の気持ちを慮って、
人の立場に立つ考え方をして、
あの人にも愛があると気づこうとして、
自分の思うことって本当?
って、
自分の捉え方を変えてみて
(あ、これも大事なことで、これで救われることのある大事なメソッドです)
でも、
そう言うこともさえも超えて、
そうか、
知らないを選ぶ、自分の気持ちの自由のために。
その清々しさに、
なんだか、
打たれたわ。
電気走った笑
「今はまだ」ってところにも余白があっていいなぁ。
私は人の気持ちを知りたいし、
気持ちを知るのは興味深い。
考え方を知るのが好きだったりする。
対談番組やインタビュー記事読むのも好き。
カウンセリングも大事に思う。
人の気持ちを感じやすいのも良いこともある。
でも知らないておくことも、一つの考え方だなぁと眼から鱗。
やっぱり人の考えに触れるのは楽しいな。
(ちょっとした矛盾)
映画は当然観に行く予定っす。