海外移住傾向はベトナム在住日本人に人気の理由とは?(パート1)
近年、多くの日系企業が生産・事業進出を拡大する国としてベトナムを選択しています。そのため、ベトナムに居住・勤務の日本人の数は益々増え続けています。
具体的には、毎年どのくらいの増加があり、ベトナムが日本人にとって魅力的になる理由は何のか???という質問が思った事は有りませんでしょうか?
以下の記事により、ご質問の対して、一層明確になります。
単なる数字ですか?
2017年10月時点でベトナム在住の日本人の数は、1万7266人となりました。下記の通りとなっており、いかに急激にベトナム在住の日本人が増えてきたかがわかります。
2011年. 9313人
2012年. 1万1194人
2013年. 1万2254人
2014年. 1万3547人
2015年. 1万4695人
2016年. 1万6145人
2017年. 1万7266人
外務省から最近発表された2019年の海外日本人数統計によると、2018年10月1日まで、ベトナム在住の日本人数は2万2125人となり、2017年に比べて28.1%増加しています。この成長率は、アジアだけでなく全世界(日本人が150人以上の国のみ)で最大です。
平均して、ベトナムの日本人の数は毎年約4,859人増加し、非常に急激なペースで日本人の数が増えていることがわかります。
日本人はベトナムのどの都市に住んでいますか?
都市分類では、ホーチミン市はベトナムで日本人の数が最も多く、11,581人で30.6%増加し、世界の主要都市の中で22位にランクされています。一方、ハノイ市の日本人の数は7,752人で24.3%増の31位でした。日本人はほとんど上記の2つの大都市に住んでおり、ベトナム在住の日本人総数の87.4%を占めています。
ベトナムに在住の日本人は誰???
日系企業の駐在員
駐在員とは、日本の企業から現地の法人に派遣をされている方のことを言います。
双方貿易協定のおかげで、外国企業のベトナム進出が進んでいます。もともと外国資本を敬遠していたベトナムへの外国資本の進出が進んだ結果、日本人をはじめ多くの国の駐在員が急増しています。
日系企業の駐在員の家族
その家族も共にベトナムに移り住むケースもあります。男性が駐在員としてベトナムに派遣をされる場合、単身で来る場合と家族帯同で来る場合があります。ベトナムの都市部では日本人学校や日系の幼稚園なども含めて、日本人が生活する上で不自由がなく、比較的充実をしています。
駐在員は通常としてはディレクターまたはマネージャーの方で、企業から良い待遇されて、家族に連れて行くことは十分な生活できるのです。
企業の経営者
大手企業の場合だと、日本本社からの駐在員が現地法人の社長となるケースがほとんです。ただ、近年ベトナム経済がとても好調で、今後ベトナムの内需市場が拡大することが間違いない状況であることから、チャンスを掴もうとベトナムで起業をする日本人が増えています。
ベトナムは日本人を魅了する国!!!理由は???
① 親日国
各国には独自の文化がありますが、越・日関係を結びつけるための多くの類似点に遭遇することもあります。文化、衣装、教育、社会という類似性が双方の開発支援の結束を生み出すことに貢献しました。双方貿易協定を通じてより良い貿易を促進します。
② 安全性
オーストラリアのシドニーに本社のある経済平和研究所の「世界で最も治安の良い国ランキング2019」によると、ベトナムは57位となっています。
参考サイトhttp://visionofhumanity.org/app/uploads/2019/06/GPI-2019-web003.pdf
2017年の犯罪統計(ベトナム公安省発表)を見ても、殺人や暴行などの重犯罪は少なく、混乱な所にはスリなどの軽犯罪がメインであることが分かります。
特に日本人旅行者の多いでも、「ホーチミン・ハノイ・ダナン・ハロン湾」なども警戒情報は出ていません。
また、外務省は外国人が迅速に情報を把握できるように、ホームページの最新のお知らせやニュースを常に更新しています。
③ 生活コスト
米国の組織・人事コンサルティング会社マーサー(Mercer)が発表した 世界生計費調査(Cost of Living)の都市ランキング(上位10都市)
2018 2019 都市 国
1 1 香港 香港SAR
2 2 東京 日本
4 3 シンガポール シンガポール
5 4 ソウル 韓国
3 5 チューリッヒ スイス
7 6 上海 中国
43 7 アシガバット トルクメニスタン
9 8 北京 中国
13 9 ニューヨーク アメリカ
12 10 深セン 中国
ベトナムの2大都市の生活費は、対象となった世界209都市中でハノイ市が112位(前年137位)、ホーチミン市が120位(同124位)となっています。
以上のデータから、ベトナムや日本の大都市の生活費はどのようなものかがわかるのでしょうか。ベトナムで働くほとんどの日本人は、日本で働くのと同じ給料を楽しんでいます。ベトナムで働く日本人の収入は、生活費に比べて高いと評価されています。ベトナムでの生活費を考えると、日本人は生活費の面で快適な生活を送っています。
ご関心をお寄せいただきありがとうございます。パート2をお読みください。来月になります。
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