第1回ノートノベリスト詩詠み会(詩)
右手に炎が包まれるとき
あなたの右手に炎が包まれるとき 私は純度100%の酸素になろう
手のひらの炎が 勢いよく燃え続けられるように
あなたの右手に炎が包まれるとき あなたの手のひらを包み込む 盾になろう
手のひらの炎を 冬の嵐が吹き消してしまわぬように
あなたの右手に炎が包まれるとき 私はマウスになろう
身体伝いに あなたの思いを ディスプレイに表現できるように
あなたの右手に炎が包まれるとき 私はマウスパッドになろう
マウスのしなやかな動きを サポートできるように
あなたの右手に炎がつつまれるとき 私は水になろう
あなたの手のひらが 燃え尽きてしまわぬように
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数年前に交流のあった、とあるブロガーさん。書きたい欲が高まることを「右手に炎が包まれたよ」と表現していました。
私はその言い回しが大好きで、そのフレーズを使って詩を書いてもいいか、と尋ねたらOKしてくれたので、書いてみたのが上の詩です。
「戦国時代の忠実な戦士からの決意表明文にも読める。三国志の桃園の誓いを劉備と果たした関羽張飛のよう」だとの感想でした(笑)
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