おはようございます!荒谷です。
今プロのデザイナーと一緒にTシャツデザインをしてアートTシャツ展に
グループで応募しよう!という企画をしているのですが、
最も多い問い合わせが絵が上手く描けないけど参加したいという内容です。

そこで改めて絵が上手いってなんだろうって考えてみました。

正直僕も絵上手くないんですよ。
正確にいうと僕より上手く書ける人を山ほど知っている、です。
祖父は画家ですし、従兄弟も絵が上手くみんながよく知るアニメ映画の
制作に携わってたりします。
だから絵が上手くなりたい!と思った時もあります。
でも敵いませんでした。

20代前半の頃お酒の席でたまたま隣にいた漫画家の方と仲良くなり、ふと聞いてみたんです、
「どうやったら絵って上手くなるんですか?」
そしたら
「10年間、毎日朝から晩まで描いてれば誰でも上手くなるよ」
「・・・・(確かに)」
「それよりも大事なのは、伝えたいことをどう物語にして、どう見せるか」と。
*この話をしてくれた方はなんと窪之内英策さんだったんです。めちゃくちゃ気さくで良い方でした!

図面も同じで、めちゃくちゃ美しい図面ってあるんですよ。
でも僕らが図面描く時って、美しさよりも自分のデザイン意図を
正確に伝えることが大事だったりします。
結果美しい、見やすい図面になるわけです。

僕の好きな絵をいくつかご紹介します。

フェルナン・レジェ

フェルナンド・レジェの絵です。
この絵は果たして上手いのでしょうか?
というか絵を鑑賞する時に上手いってそんな気にしてなくないですか?
続いてコチラ

フンデルトヴァッサー

フンデルトヴァッサーの絵です。
上手いんですかね、これ?
でも、どちらの絵も僕はすごい好きなんです。
レジェは全体のバランスや配色が、
フンデルトヴァッサーはなんか生命の力強さみたいなのが、
僕を感動させてくれるわけです。

見る側から描く方へ

見てる時は上手いとか気にはしないけど、
自分が描く時には上手く描かなきゃいけないという呪いのようなのが
発動しちゃってるのかもしれません。
その思い込みを一旦捨てて、まず描いてみる!ってやって欲しいです。
自分の感動する部分をさらけ出す感じで、
そうすると、描いた絵をみてこう思うはず。
「なか違うな....」って。
自分のイメージはもっと、こう.....あーーーー!みたいなw
その時初めて、自分の想いを伝えるために必要な技術を
学べばいいと思います。
大事なのは、自分の想いを込めること。
それがなかったら感動する絵なんか生まれません。

表現って大切

絵に限らず、ビジネスでも、料理でも想いが込められていると
共感したり、応援したくなったり、美味しく感じたりしますよね。
絵も同じだと思うんです、
上手く描くよりもどれだけ想い、熱量を込められるか。
上手くととのえるのは僕らプロがいるので、
必要な時は声をかけてください。

朝のおはようございます!気持ち込めて笑顔で言われると嬉しいですよね。
それでは今日も一日元気に、いってらっしゃい!

アートTシャツ展に参加ご希望の方はコチラから申込お願いします。

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