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【曲】きっす・いっと・ばっと(ボカコレ2025冬)

 早いもので、今年も冬のボカコレが開催されておりました。あっという間だあ。
このイベントのお陰でいくらか計画的にものづくりをする練習が出来ているので、たいへんありがたい機会だと毎度深く感じております。

 当記事で取り上げる自作の参加曲に関しましては2ヶ月近く前から制作に着手しており、早めにほとんど出来上がっていたもので、うずうずしながら開催日を心待ちにしていました。
夏休みの宿題は、序盤にハイペースで9割以上終わらせて遊びまくって、ラストに1割未満を詰め込むタイプだったなあ。今回の制作もそうだったかも。

 TOP100部門参加とはいってもランキングにずっとずっと遠い場所に居ますすみっコPである自覚もありますし、今冬もこれまでの参加と同じく、偶然見かけた方達の箸休めや休憩場の位置付けになれたならサイコーだな〜ってな具合のユルい構えでございました。

 さて!今回の参加作品タイトルは『きっす・いっと・ばっと』。
下部の動画より先に続く内容は曲に仕込んだ物のネタバレにも触れますので、未視聴のかたは是非是非、動画をご覧になってからお付き合い頂ければと思います。
↓↓↓チェケ!↓↓↓


 準備はいいですか〜! は〜い!

 この作品の軸になるのは「病んでる自分草」なテンションと、「旧ボカコレ参加作で犬、猫、ときたから(人間を一度挟んだけど)次の犬猫に並ぶどうぶつさんといえば……!?」というもの。

 ぼくはこれまでも幾つか“病んでる自分草”的な、ヤミを茶化した歌詞を書いてきておりまして。ばかにしているように見えるかもしれないし、だとして、その解釈は間違いだ! と申すつもりもありませんが、書き手の心情といたしましては「茶化しでもしなきゃ人生やってらんねーよ!」みたいな気持ち。

 このことに加え、いっちょ不謹慎もかましてやろうじゃん! という思いがBメロ後半にチラッと表れてますネ。『⚪︎ロン・⚪︎⚪︎コン・⚪︎印』。
察せるかたはディープなアレかもしれない。全然解らないかたには、なるべく解らないまんま生きていて欲しいものです。
この3アイテムは動画ではモザイクを施しているものの、一応自分で簡単に描いてました。実際の名前は使わず、パロディスタンスで。動画での確認は難しいかとは思います。可愛く描いたから見せたいけど、不謹慎だから! 不謹慎だからぁ!

 お次は動画視聴をすぐ止めちゃったらわからない&もしかしたら言わない限りは伝わらないかもしれないこと、の2点について触れていきましょう。

 1つめ。サビフレーズを動画内文字では『KISS IT BUT』と表記しているところ、おもっきし『キジバト』って打ち込んでいます。きっじっばーと、きっじっばーっと♪
「次の犬猫に並ぶどうぶつさんといえば…!?」
……そう! 鳥さんだったのです!
(どうでもいい情報だけれども、ぼくは犬派か猫派どちらかと問われると甲乙つけがたい、ばりばりの鳥派でもあります)

まぁ、こっち見たハトも何か欲しがっていたことだし、Bメロラップ地帯後の台詞にも混ぜ込んでありますし、からくりが実に簡単。簡単なからくりしか組めないともいう。
ちなみに、「キジバトにでもなるしかねぇか」(台詞)直後の落ちサビは、ちゃんと“キッス・イット・バット“の発音になるように組みました。違いに気づいたかな〜?

 2つめ! お次は視聴2回目以降に気付けるかもしれない、でもサエてるかたは1発で気付くかもしれない、そんな序盤のちっちゃい仕込みについて。
前奏の、黒背景に白太字でKISS IT BUTと描いてある部分。あれ辺りで鳴らしている旋律は、キジバトの「ホーホー、ホッホー」と同じ譜割りです。だからもうすでに鳥が羽ばたいているシルエットも出しておきました。
これは、そんな気はしなくもなかったけど言われてみればそうかも? のレベルな仕込みかなと思いますが、いかがでしょーか。

もののついでに、上記に関連した思い出をひとつ。
初心者も初心者だった頃の旧作にも、キジバトの譜割りをパク……もとい、リファレンスにした前奏を使ったものがあります。それをレベルアップした自分でもやりたいな〜っとの思いで、『きっす・いっと・ばっと』にもキジバトを使わせていただきました。
旧作は『scramble! 』っていうんですけどね。初心者丸出しなのでちょっと恥ずかしいですけど、これも貼っておきます。えいえい。


 そんなこんなで、今回のボカコレも楽しく制作&参加することができました!
今後も、同様イベントがありましたらすみっコながら目立たない賑やかしとして、ひっそりタグ作品の中に埋もれてニヤニヤしていたいな。
これからも、隠れ家的ゲテモノ屋を目指して!!おー!!