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コードの壁とShopifyに逃げた日々 —— 半年でフリーランスになるまで

こんにちは、ともこです。
前回までのnoteでは、「在宅ワークを目指した理由」や「スクール&教材選びのポイント」についてお話ししてきました。今回は、実際に学習を始めた私が、コードの難しさに挫折しそうになり、一度Shopifyに逃げた経験 を振り返ります。

結果的に、学習スタートから半年ほどでフリーランスとして動き出せましたが、その道のりは決してスムーズではありませんでした。コードで心が折れかけた日々や、そこからどう復活したのか、リアルなストーリーをお伝えします。


1. 学習スタート直後の挫折:コーディングはやっぱり難しい!

1-1. デイトラ中級編で壁にぶち当たる

スクール選びを終え、デイトラのWeb制作コース を本腰入れて始めたのは、英検や簿記の試験がひと段落した後 のこと。

  • 初級編は「HTML/CSSの基礎」でまだなんとかついていけた

  • 中級編に入ったとたん、JavaScriptや複雑なレスポンシブ対応でつまずく

私はアラフィフ&文系脳ということもあり、「タグの意味はわかっても、ちょっと複雑になると途端に理解が追いつかない…」と焦りを感じ始めました。

1-2. コミュニティの存在は心強いが、それでも気持ちは折れかける

デイトラには質問用コミュニティがあり、「コードのどこが間違っているかわからない…」といった悩みは質問しやすい環境でした。ただし、現役エンジニアに聞いても、“答えを見てもピンとこない” こともしばしば。

  • 「こんなに難しいなら、もっと簡単に在宅ワークできる方法はないかな…」

  • 「私、やっぱりプログラミング向いてないかも」

そんな弱気な思いが頭をよぎり始めたころ、ある広告がふと目に止まりました。


2. Shopifyならノーコードでいける!? いったん“逃げ”た先の楽園

2-1. “ノーコードでも稼げる” に惹かれてShopifyコースへ

ちょうど世間では「ECサイトならShopify が熱い!」という話題が増えていました。Twitterやブログでも、

Shopifyならノーコードでサクッとショップ作れます!
といった宣伝を多く見かけるように。
「コードが苦手なら、ShopifyでECサイト構築を代行すればいいじゃない!」 と思い、私は勢いよくShopifyの学習コース を購入しました。

2-2. 結局コードが必要? Liquidに触れて再び絶望…

いざ始めてみると、確かにShopifyの管理画面 だけである程度のデザインや機能はできるものの、カスタマイズを突き詰めるには「Liquid」という独自言語 を書く必要があると判明。

  • LiquidはJavaScriptに似たロジックを扱う

  • 結局、HTML/CSSやJavaScriptの基礎がないと対応しきれない…

「ノーコードって言っても、やっぱりコードいるじゃん!」

そんな現実にぶち当たり、Shopifyでの運用も甘くなかった と痛感。そこから私は、もう一度デイトラのWeb制作コース に戻ることを決意しました。


3. でもあきらめきれない…一念発起で再びコーディング学習へ

3-1. 忍者コード『こうが流』で補強する

もう一度デイトラをやり直すものの、やっぱりJavaScriptでつまずき気味。そこで思い切って、忍者コードの『こうが流』 を追加購入しました。

  • デイトラとは違う説明の仕方が新鮮で、「こういう書き方をするのか」と気づきも多い

  • 同じ内容でも、複数の教材で角度を変えて学ぶ と腑に落ちることがある

しかし教材を増やしすぎる と逆に進捗管理が難しくなる、というデメリットも。結局、使いこなせる部分だけ取捨選択して学習を進めました。

3-2. 6ヶ月でフリーランスに!? きっかけは“営業活動”を早めに始めたこと

コーディングを完全にマスターしきったわけではなかったのですが、「まずは動いてみよう」 と決めて、勉強を続けながら営業活動 を開始。

  • IndeedやSNS で、Web制作やサイト管理の求人をコツコツ探す

  • 「まだ完璧じゃないけど、採用してもらえたらラッキー」くらいの気持ちで応募してみる

結果、半年ほど経ったタイミング で、「一緒にやりませんか?」と声をかけてもらえる制作会社と出会うことに。実際に採用されたのは、Twitter経由のご縁 でした。


4. Shopifyで得た知識も活きた! 二足のわらじで始まったフリーランス生活

4-1. コーダー見習いとShopify運営の“二足のわらじ”

最初に提携した制作会社では、コーダー見習い としてHTML/CSSを触りながら勉強を続けることに。同時期にShopify運営サポート のパート勤務が決まり、「こっちでもコード使うんだっけ…?」と冷や汗をかきつつ、何とか両立していきました。

  • コードにはまだ苦戦するものの、「Shopifyちょっとわかります!」と言えるのは強みになった

  • フリーランスになってからの方が学習モチベーションが高まる、という意外な効果も

4-2. コードからは逃げられない。でも多少の“逃げ道”は成長のステップ

Shopifyに一時“逃げ”たことは、結果的に**「やっぱりコーディングは避けて通れない」** と再認識する機会に。
とはいえ、“ノーコード寄り” のサービス はこれからの時代ますます需要が高まるはず。苦手意識を感じた時に、別のサービスやツールへ“寄り道”して視野を広げるのも、成長の一つ だったと感じています。


■ まとめ:逃げて、戻って、また進む —— それでも大事なのは続けること

  1. コードの壁は誰にでも高い

    • 中級編から急に難易度が上がるのは、ある意味当たり前。

    • 「無理だ…」と思っても、一旦視点を変えてみると再挑戦する余力が出る。

  2. Shopifyでノーコードかと思いきや、Liquid言語に泣かされる

    • 結局、基礎的なHTML/CSS、JavaScriptが必要。

    • でも“ノーコード”と謳われるツールを学んだ経験が意外な場面で役立つことも。

  3. 半年でフリーランスになれたのは“営業活動”を早めに始めたから

    • まだ完璧じゃなくても、走りながら学ぶスタンスが功を奏した。

    • 実際の案件や会社とのやり取りを通じて、モチベーションも上がる。

「向いてないかも」「難しすぎる」と感じたからこそ、私は一時的にShopify に走ってみました。でも遠回りに見えるその“逃げ”も、結果的には「やっぱりコード大事だな」と思わせてくれる一歩だったんです。

次回 は、私が“圧迫面接” を受けてボロボロになりながら、Twitter経由で初めての制作会社と契約した話 や、実際に稼げるようになるまでのリアルな収益面についてもご紹介します。「コーダー見習い+Shopify運営」の二足のわらじが、どう私の働き方を形作っていったのか…。ぜひお楽しみに!

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