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独学かスクールか? アラフィフが重視した“時間”と“挫折回避”の考え方
こんにちは、ともこです。前回の記事では、私が「在宅ワークを始めよう!」と思った理由や、WordPressとの出会いについてお話ししました。
今回は、実際にどのスクールや教材を選んだのか、なぜスクールを使おうと決めたのか、その経緯をお伝えします。私が48歳(当時)で「回り道せず、最短距離で学びたい」と考えた背景や、スクール選びで気をつけたことを参考にしていただければ嬉しいです。
1. 独学は時間がかかる? スクールを使おうと思った理由
1-1. アラフィフだからこそ「回り道はしたくない」
私がコーディングを始めたのは、47~48歳 の頃。正直、「今から独学で始めて、躓いて時間をロスする余裕はない」と思っていました。
コーディングは、一度はまると エラーがなかなか解決できず、モチベーションが一気に下がる ことも多い分野です。若ければ時間をかけて試行錯誤してもいいかもしれませんが、当時の私は 「失敗したくないし、できるだけ早く稼げるようになりたい」 という思いでいっぱいでした。
1-2. 「挫折しやすい分野だからこそ、学びの環境が必要」
Web制作やプログラミングは、初心者が挫折しやすいことで有名です。だからこそ私は、「質問しやすい環境」を整えることが大切だと考え、最初からスクールや有料教材の利用を視野に入れました。
ただし、「スクールにお金を払えば、それだけでスキルが身につく」わけではありません。学習内容をしっかり理解し、手を動かして実践するのは自分自身。そこで大切になるのが、「スクールを選ぶ前に、自分が本当に何を学びたいか」 を明確にすることです。
学びの環境を整えたとしても、学習目的があやふや だと、お金と時間を無駄にしてしまうリスクがあるからです。
Point: 人生を変えたいのに、すべてタダで済ませようとするのは難しい。学びは“投資”だけど、結局は自分が行動しなければ上達しません。
2. 30社以上を比較して5社に絞り込んだ基準
2-1. カリキュラムの内容
当時、プログラミングスクールは本当にたくさんありました。私は「アプリ開発やチーム開発は不要で、在宅ワークがしやすいコーディングを学びたい」というスタンスだったので、Web制作(HTML/CSS、JavaScript、WordPress) に特化したスクールを中心に探しました。
とにかく何でも学べる“大盛りカリキュラム”より、自分が必要なことだけ を深く学べるスクールを優先。
一度これと決めた教材やスクールを、徹底的に使い倒す ことを意識。
2-2. 費用やサポート体制、卒業生の実績(特に40代以上)
費用:スクールによっては数十万円するところもありますが、私は10万円前後 のラインで探しました。
サポート体制:チャット質問が無制限なのか、講師は現役エンジニアなのか。
卒業生の実績:特に 40代以上 がちゃんと卒業後に活躍しているのかをチェック。スクール側は嘘をついているわけではなくても、挫折して稼げずフェードアウトする人が多い とか、40代以上の受講生は少ない などの 「都合の悪い情報」 をあえて強調しない場合があります。結果的に一部の成功例だけが目立ってしまうので、事前にしっかり確認すること が大切です。
Point: 「○割の受講生が月〇万円稼ぎました!」などの数字だけを鵜呑みにしないこと。挫折するケースやフェードアウトする人の割合も合わせて調べましょう。
2-3. 運営者の人柄やSNSの評判
運営者の実績や理念 をチェックし、「このスクールの運営方針が自分に合いそうか」を見極める。
SNS(特にTwitter)で卒業生の口コミを検索。ただし、SNSの情報を鵜呑みにしない のも大事。
中には自分の情報商材を売りたいだけ の人もいますし、実際にコーディングで稼いでいないのに「エンジニア」を名乗る ケースも…。
本当に実力のあるエンジニアは、SNSで目立たず黙々と仕事をしている ことが多いです。
3. 私が最終的に「デイトラ」を選んだ理由
3-1. 10万円を切る購入費用の魅力
当時、7万~8万円 で購入できた「デイトラ」の価格帯は大きな決め手でした。とはいえ、「安い=最高」ではなく、内容に対して納得できるか が重要。私はTwitterでの評判や、実際に購入した知人の話を聞いて「値段以上の価値がある」と思えたんです。
3-2. “先に学んでいた知人”がいた → 安心感UP
私は自分より少し年上の方 が、すでにデイトラでWeb制作を学んでいた事例を知っていました。「同年代でも挫折せずにやれているなら、私もいけるかも」と背中を押されました。
3-3. Twitter検索してもネガティブな評判が見当たらなかった
当時、「やたら怪しい」「対応が悪い」といった声が見つからず、全体的に**「真面目に学べば成果に繋がる」** といった良い評判が多かったんです。これもデイトラを決める後押しになりました。
デイトラについて詳しくしりたくなった人は、ブログで詳細をまとめているのでぜひこちらをご覧ください!
Point: ただし、スクールの名前だけで安心しきらないように。
「自分が主体的に学ばなければ いくらスクールに投資してもスキルは身につかない」
という意識を忘れないことが大切です。
4. 補強用に選んだRaiseTech(レイズテック)・忍者CODE
4-1. 地域性ゆえのデザイン案件ニーズ → レイズテックを追加
私の地域では、デザインもコーディングも両方できる人を求める案件 がけっこう見つかったんです。「全部できる人が欲しい」という小さな会社や個人商店が多かったのかもしれません。
そこで急いでレイズテックのデザインコース を購入。ただ、今思えば、「デザイン無しでも仕事は取れたかも…」 と少し反省しています。焦っていろいろ手を出すより、一つを使い倒して深く学ぶ ほうが結果的に早い場合もあるんですよね。
4-2. 「デイトラ中級編が難しい…」→ 忍者CODEも買い増し
JavaScriptでつまづいたとき、「もう少し噛み砕いて学べる教材が欲しい」と思い、忍者CODEの『甲賀流』 を購入。(現在はWeb制作コースという名前のようです)
あれこれ教材を買いまくった結果、「教材多すぎたかも…」 という反省はあります。やはり**「一度決めた教材を徹底的に使い倒す」** ことが大事。あれこれ手を出すと、進捗管理やモチベーションが分散しがちです。
Point: 「これが自分に合う!」と決めた教材やスクールがあるなら、まずは1つを徹底的に極める のがベスト。中途半端に別の教材に浮気しても、学習効率が落ちるだけです。
■ まとめ:情報を疑い、自分で検証し、決めた教材を使い倒せ!
スクールやSNSの情報を鵜呑みにしない
「挫折する人は少なくない」「稼げずフェードアウトする人もいる」など、都合の悪い真実もある。
スクールに投資しても、学ばなければ意味がない
「お金を払えば身につく」わけではない。行動するのは自分。
人生を変えたいのに、すべてタダで済ませようとしない
無料情報だけでも学べるが、遠回りや挫折のリスクを考えると、時間を優先するなら投資も視野に。
一度決めた教材・スクールは徹底的に使い倒す
浮気せず1つを極めた方が結果的に学習効率が良い。
私自身、いろいろ検討した結果、「デイトラ」でWeb制作の基礎を固めつつ、補強としてレイズテックや忍者CODEを活用 しました。結果的に「教材を買いすぎた…」という部分はありましたが、それぞれの教材から得た学びもあった と感じています。
次回は、私が実際に学習をスタートしてから挫折しかけた話 と、Shopifyやデザインコースに“逃げ”た話などを中心にお伝えします。コーディング学習でぶつかった壁や、そこからどうやって乗り越えたのかを赤裸々に語りますので、お楽しみに!
最後に
「スクールや教材、何を選べばいいか分からない」「SNS情報が多すぎて混乱している」という方は、まず自分のゴール(どんな案件を取りたいのか、どんな働き方をしたいのか)をしっかり考えてみてください。目的が定まれば、必要なスキルや学習内容が見えてきます。