Code for Japan Summit 2018@新潟 レポート
2018年9月22日、23日にCode for Japan Summit 2018に参加してきました。(https://summit2018.code4japan.org/)
開催地は新潟国際情報大学 新潟中央キャンパスでした。
参加の目的はUDトークのサポート部隊として、です。
以下、そのレポートです。
※UDトークって?
Code for Nerimaでも使用している、コミュニケーション支援アプリです。
詳細はWebサイト(http://udtalk.jp/)にて。
UDトークをこんなふうに使いました
2日間、全会場・全セッションにUDトークで完全自動字幕を作成しました。
Code for Nerimaメンバーもスタッフとして参加し、各セッションでガンガン修正してました。↓はイベントページの記載内容。「Code for Nerima(東京都練馬区)」と書かれてますね!
今回はこんなチラシを配布。
誰でも編集可能としていたので、スタッフ以外でも修正してくれているいらっしゃったようです。感謝!
オープニングにて、青木さんからもUDトークの解説。
メイン会場はこんな感じでした。
プロジェクターの映像と、シアターモードのUDトーク。
Code for Nerimaではおなじみの状態です。
各会場にみんな散ったので、こんなふうにFacebookのメッセンジャーで状況共有。Code for Nerimaのメンバーも設置や運用の経験値はアップしたかと!
全セッションで自動字幕を作成しているということは?
セッションに参加しつつ、UDトークを立ち上げて他の会場の様子もうかがうことができます。気になるセッションがあればそちらも文字でチラ見ができました。
今回、英語のセッションもありました。
マイクに英語で話す場合は英語→日本語翻訳の表示にするわけですが、
ネイティブの英語もほぼ拾えてました。素晴らしきUDトーク!
また、他言語→日本語のツールとしても大活躍しました。
副代表の琳琳ちゃんが大活躍!ワークショップのテーブルに参加しながらUDトークの結果とともに日中の橋渡しをしてくれました。
UDトークで中国語認識して音声合成で日本語翻訳までできました!
小泉 勝志郎さんより、「難聴のシニアの方が来られて参加し、喜んでおられました」との報告があったとのこと。各会場のアクセシビリティ確保のために頑張った甲斐があったというものです(^^
UDトークの端末を会場数分用意すれば、パブリックビューイングってできるよね、とかいろんな案を思い浮かべつつ、さらなるアクセシビリティ強化のネタがないかな?などと思ったのでした。
グラレコ
グラレコ隊も大活躍でした。模造紙にセッションの内容を描く!
描かれたグラレコは張り出されていました。
参加できなかったセッションも雰囲気がよくわかりますね!
クロージングの時にはずらりと並べられました。壮観!
懇親会
1日目の夜は懇親会。なんと、ライブハウスでの懇親会です!
写真はライトニングトーク(※)での青木さん。
「インクルーシブな活動」や「アクセシビリティへのこだわり」を熱く語る!
※ネタを数分しゃべって退場する電光石火のトーク
ブース
実はブースも出してました。
のぼりとカタログをセットしたものの、基本的にCode for Nerimaの人は不在。いや、まぁ、各セッションにてUDトークが使われてました、というのが一番の宣伝ですかね。
感想
私はCode for Nerimaに参加してまだ3か月です。
東京都練馬区での活動もいろんな方や取り組みがあって面白いのですが、
それが全国レベルになるとさらに面白さがアップすると実感しました(^^
様々なデータや技術は、そこにあるだけでは使えません。
「どう使う?」「誰と使う?」「誰のために使う?」といったことを、わいわいとみんなで考えてみると、想像もしていなかった大きな効果を上げるのだと思います。(もちろんハズレもそれなりにあるだろうけど)
そんな思いを持っている方々が集まることで、さらにその効果が加速されて、面白い社会にしていけるのだろうなぁ、と思いました。
(もちろんアクセシビリティへの取り組みもね!)
主催、共催のCode for JAPAN、Code for Niigata、新潟国際情報大学の皆さまをはじめ、スタッフで参加された皆様、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。来年も楽しみにしています!
おまけ
2日目の早朝も活動。
飯嶋さんはランニングがてら信濃川で日の出を見てきてました。
私は、4km散歩+バスで日本海を見に行ってました。
せっかく来たのだから、街歩き。
また、1日目の夜、締めのラーメンを食べに行くと日本酒が普通に置かれていました。さすが新潟!2日目の帰りには日本酒利き酒。
酒飲みにはたまらんところですね、新潟!
(吉倉 英貴)