【超獣理論値列伝】Part15 《オンセン・ディス・カイザー》
第十五回、今回のお題は《オンセン・ディス・カイザー》。すっかり影に隠れてしまったリソース系クリーチャーの一角。まずは名目スペックから行ってみよう。
オンセン・ディス・カイザー クリーチャー
4コスト 文明:水/火
種族:レインボー・ドラゴン/エイリアン
・SA
・ブロックされない
・出た時1枚捨てても良い。そうしたらそのカードの文明数分だけカードを引く
パワー:4000
4コストでの手札交換付きアンブロッカブルSA。単色カードを捨てたら1ドロー、2色カードで2ドロー、3色で3ドロー、5色で5ドロー。ただまあ、1ドロ2ドロあたりでは手札交換にしかならないので、4コストでドローしかできないことを考えると 最低でも手札+1になる3色、できれば+3となる5色カードを捨てたい。そこまで行けば。こないだ殿堂解除されたばかりの《アクアン》とも勝負できるようになる。なお、裁定によって、捨てたカードの。墓地にある時の色数を参照するらしいので、《虹速ヴェルデ》を捨てればちゃんと5枚引ける。
また、単純に青赤の4コストのSAのドラゴンなので、対応する革命チェンジクリーチャーは多い。呪文ロックを出来る《音卿の精霊龍ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》、相手の呪文横取りが出来る《天革の騎皇士 ミラクルスター》、全体除去の出来る《秘革の求答士クエスチョン》などがその範囲に収まる。
ただその辺とヴェルデの噛み合わせが悪いのは問題の一つ。そこで登場するのが《超音速レッドゾーンNEO》。このクリーチャーに侵略した上で、攻撃の終わりにアンタップするため、そこからヴェルデに侵略できるクリーチャーを侵略させることができるようになる。
侵略という話で言えば、《アカシック・ファイナル》も面白い。このクリーチャーは多色のドラゴンなので進化元・侵略元になれる上に色が合う。向こうはこっちのドローの種になり、向こうのサーチでこっちはヒットする。また、《アカシック・ファイナル》の場合は、侵略しても革命チェンジを阻害しないのも有用。
というわけで、このカードはある種のリソースドラゴンとしての運用ができて、色々悪用しがいがありそうである。やってみたいギミックとしては、2-4でこのクリーチャー→侵略アカシックファイナル→革命チェンジ《タイム2 ファソラXII》→《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》経由で《メビウス・チャージャー》と動いて、大量ドローをしながらアタックキャンセル2ブーストと動くギミック。もちろん理論値も理論値だが。
今回はここまで。次回は《ダーク・ライフ》の予定。それでは。
つぎ
まえ