【超獣理論値列伝】Part2 《龍月ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》
どうもこんにちはsilicaです。既に冒頭の入り方が前回と違いますが、気にしてはいられません。今日語るのはこちら、《龍月ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》。まあ、見ての通りにヤバいカードですが、何がどうヤバいのかを語っていきましょう。
名目スペック
龍月ドラグ・スザーク クリーチャー
コスト10 文明:闇
種族:ドルスザク・ドラゴン/チーム零
・ムゲンクライム4
・出た時GR召喚4回
・Wブレイカー
龍・獄・殺 呪文
コスト2 文明:水
・1枚引いて1枚捨てる
・GR召喚1回
まずはクリーチャー面から。とりあえず。GR召喚を確定4回出来るドラゴン、という時点でヤバい。そもそも、GR召喚できるドラゴンなんて《Code:1059》と《二重音奏サクスメロディ》しかいない。前者はコスト5でGR召喚2回は確定できるとしても、後者は光のクリーチャーを並べないと行けない分使い難い。《流星のガイアッシュ・カイザー》アリなら6コスト、ムゲンクライムを使ったら1コストでGR召喚4回をする、というのはもはや《”魔神轟怒”万軍投》並のコスパである。こわぁ……。ちなみに、《ファッション・ナスオ》存在下でGRゾーンを調整すると、4コストで5枚アンタップマナを生成するという、《カラフル・ダンス》みたいな動きをする。
連ドラなどのドラゴンデッキにGR召喚戦術を生み出すだけでも大概怖い
呪文面。クリーチャー面の4回に霞むけど、実はブッ壊れである。《♪ドはドッカンのド》《アアルa.k.a》の上位互換。手札交換をしながらGR召喚をできる2コストの呪文、という時点で恐ろしい。とは言え、こっちではあまり語ることもない。
どっちの面も唯一な性質を持ったカードな訳だけど、ツインパクトであることでさらにヤバい。これはデッキに拠るところが大きいが、まず分かりやすいのは墓地ソース。【グルメ墓地ソ】では、設計図でも拾えながら、初動として墓地を肥やしながら山札を掘れるカードである。勿論初動としては色マナ的にも《巨大設計図》の方が強く、墓地肥やしとしては《終焉の開闢》の方が強い。それそのものは覆せる事実ではないが、このカードにしか出来ない特徴として、GR召喚がある。《ゴルドンゴルドー》などでGRゾーンを固めることで、軽量メタカードを2コストで破壊しながら墓地を2枚足せるのは他にはないポイント。オブザが《煌キノ裁徒ダイヤモン星》の出現によって除去札にしにくくなることから、こっちを採用する可能性だって出てくるのである。
あとは、ドラゴンデッキにも、GR召喚戦術を作りつつ、弱いにしても初動の枚数を増やせるのは面白いところ。緑抜きドラゴンデッキなどの可能性もあるだろうか?
私が取り敢えず考えているデッキは、ファッション・ナスオをエンジンに、GRはドゥザイコGRで埋めた、フシギバースと組み合わせて延々と墓地と盤面を往復させて、トゥリナー・ツァッチでEXするデッキ。色々と楽しい動きが出来そうなカードである。
ちなみに、GR召喚4回確定というのは初。今までの最高は万軍投や飛流投の3回で、それより多い回数はミッツァイルや喜望などの、回数を稼ぐには手順がいるカードのみだったのである。その辺もじみーに怖いところ。ムゲンクライム4って結構簡単だしね?
今回はここまで。次回は……《U・S・A・NNYAA》の予定。動画の方もよろしくお願いしますね。
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