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【超獣理論値列伝】 Part1 《ナゾの光・リリアング》

 これは凄い、と思ったカードを語るシリーズ、「このカードが凄い」の第一回はナゾの光・リリアング。そもそもnoteの方向こっちで良いのか問題などがありますが、放置して行ってみよう。

 ということで《ナゾの光・リリアング》。
 名目スペックはこんな感じ

コスト2 光
種族 メタリカ/スペシャルズ
・キズナ:手札から光文明のコスト3以下の呪文を唱えても良い
・エスケープ

 まあ、この際エスケープは無視しても良い。いや良くはないですが、一旦置いときましょう。問題は呪文詠唱能力です。ぶっちゃけさ、名目コストよりコストの大きいカードを使える時点でダメだろお前!
 どうせ3コストだから大したことない? そんなわけはない。そもそも3コストの光の呪文を唱える能力は実質、コスト3の呪文を唱える能力なんだよ。《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》があるせいでかなりやばい。

 そして、コスト3の呪文には、マナさえ伸びていればなんでも踏み倒せる《緊急再誕》や《母なる聖域》、GR召喚を挟めるために6コストや7コストのクリーチャーに繋がる《蝕王の晩餐》などが存在している。特に前者二種は、マナ回収札と組み合わせれば往年の《母なる紋章》と同様の動きなので、なかなかにヤバい。また、せせこましくも、コスト3のクリーチャーに繋がる《トロワ・チャージャー》や《瞬閃と疾駆と双撃の決断》なども存在している。
 ちなみに、プレ殿を含めると、《転生プログラム》《ヒラメキ・プログラム》《ヘブンズ・フォース》とヤバ過ぎる連中が揃うのはどうしようもない。

 が、踏み倒しがヤバいヤバいと言ってきたが、リソース方面でも結構ヤバい。2ターン目に《T・T・T》《フューチャー・ブレイン》で3ドローしたり、《フェアリー・ミラクル》で2ブーストしてくるのも実は怖い。スーサイド系の能力も、エスケープと組み合わせると1ドローに変換できるのがリソース獲得能力に拍車をかけている。
 そう、私が動画で使ったアレである。6ドロー1ブーストは、2ターン目にする動きではない。

 と語ってきたわけだけども、実はリリアング、そこまで強いカードではなかったりする。2ターン目や3ターン目に出来るからこそ強いギミック、が多いのに基本的に手札要求値が高いので、なかなかに厳しい。
 つまり、架空デュエマでこそ一番輝くカードというわけ。架空デュエマでは、理論的にあり得る動きは全て可能なので、手札を全て使い切るようなアクションだってできてしまう。
 一方で、能力自体は尋常じゃないレベルで強いので、ふとした拍子にバグった挙動をし始めた挙句、殿堂されるんじゃないかと戦々恐々としているsilicaなのでした。

 今回はここまで。次回のトピックは……《龍月ドラグ・スザーク/龍・獄・殺》の予定です。更新日は未定。動画の方もぜひぜひよろしくお願いします。

次回


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