【超獣理論値列伝】Part7 《ファッション・ナスオ》
第七回は《ファッション・ナスオ》。とりあえず一言。《カラフル・ダンス》は殿堂なんやぞ分かってんのか? ということ。
詳しく話すためにも名目スペックから。
名目スペックだけ見たら、あー、まあ実質闇のクリーチャー1コスト軽減みたいなものね、で止まりそうだけど、よく見てほしい。冷静に考えて、アンタップインってのは普通にやばい。1枚で複数体の闇のクリーチャーを踏み倒せるカードがあったら、それだけで暴れられる。とは言え、今まではそんなカードはなかった。名目コストより沢山のクリーチャーをばら撒けるカードなんて、《”魔神轟怒”万軍投》くらいしかなかった。
だからこそ《龍月ドラグ・スザーク》がヤバいのである。GRゾーンを闇で固めて置いた場合、4コスト4体タップで、5枚のアンタップマナと5体のアンタップクリーチャーが発生する。しかも、名目コストは10なので、《流星のガイアッシュ・カイザー》のコスト4軽減が乗り、なんなら僅か1コストで5枚アンタップ出来るという。
そして、バトルゾーンに残ったドラグ・スザークが再利用しにくいか、と言えばそんなことはない。フシギバースでマナに送れば、フシギバースで出た闇のクリーチャー分で1ブーストしてからマナに行ったドラグスザークは墓地に行く。そしたらあっさりぐるぐる出来るわけだ。デッキ枚数を増やしておけば、このサイクルを3回回すだけで、バトルゾーンにクリーチャー13体、墓地にクリーチャー13体くらいあっさり達成できる。あとは、《無量大龍トゥリナー・ツァッチ》を出せば、そのままEXウィンへと辿り着けてしまうのである。4体4マナくらいだったらわりかし4〜5ターン目に作れるわけで、もはや新式【青黒緑ムゲンクライム】と言っても過言ではないだろう! (過言)(理論値です)
将来的な悪逆非道はもはや確定した、と言っても過言ではないだろう、多分。今回はここまで。次回は、《幽鬼ブチャカティ》の予定。それでは。
つぎ
まえ