勉強しない子を持つ親について考える
なぜなぜ分析による要因抽出
親 : 子供に勉強してほしい
↓(なぜ)
自分(親)子供のときしなかった事を後悔
↓(なぜ)
勉強自体に慣れてない/基礎ができていない
↓(なぜ)
大人になってからの勉強に苦労している
私には子供はいませんが、子を持つ親の悩み事でこの”子供に勉強して欲しいけどどうすればいいかわからない”といった事はよく耳にします。
そこで本テキストは上のなぜなぜ分析を一例に本質は何なのかを自分なりに考えてみます。
勉強しろと一度も言われた事がない
実は私の親はこのタイプでした。因みに両親共に高卒です。そんな私は成績がとびきりいいかと言われると中の上ぐらい、としか言えない程度でしたが、最終的に博士号を取得するに至るまで大学にいました。この私のエピソードと先程のなぜなぜ分析から言えることは何でしょうか??
実は人生は一生勉強
って事が大人になってから分かったりした事ないですか??笑
そうです、仕事をしていても何かを学ぶ事から逃れることって無いですよね??そらはスキルや知識に留まらず、見識や視野といったバックボーン的なことに至るまで。学びを柔軟に得るに学ぶトレーニングが必要、それが勉強だったんですね。
ではどうすれば子供の頃から勉強の重要性に気づくのでしょうか??
まずは自分のエピソードから。私が大学院へ進もうと思ったキッカケは単純ですが、研究が面白かったからです。更には研究の分野は狭い世界なので、その分野で小さな世界一を取る、なんてことも夢ではありません。そんなモチベーションから自分は大学院で5年もの歳月を費やしたのです。
さて次になぜなぜ分析の結果ですが、子を持つ親御さんの中で日々まったく学ぶ事が必要ない人というのはあまりいないのでは無いでしょうか。専業主婦の方でも家事をする中で”これをもっと良くしたい”と思う事が日常に多々あり、それを解決するには何かを考え学ばなければなりません。
見せて魅せる
つまりは子供とは親のする事を最も身近でみて感じるオブザーバーであるので、”勉強する”とは言わないまでも、”学び続ける”という姿を見せ続ける事はできるのではないでしょうか。そしてその姿は楽しんでいる事、目標を高く持っている事(世界一とまでは言わずとも何か結果につながる事)が重要なのではないでしょうか。つまりは何かに熱中したり楽しんだりして仕事をしている姿を見せるだけで、学びの姿は伝わるのでは無いかと思います。
本テキストは単なる考察です。もちろんこれが解決法になるなんて烏滸がましい事は思っていません。しかしながら生き生きした家族の姿が結果的に良い循環を生むのでは無いかと思います。
そういえば私の父もただひたすらモノを作る人でした。
では٩( 'ω' )و