あきらめない自由
「なんとか生きてます」
久しぶりに声のかかる依頼人から電話があるといつも、こう応えている。
10年以上もフリーランスをやってやってると、そもそもコチラが続けているかどうか生存確認?も含めて連絡をくれる。
まずは覚えていてくれたことに感謝。
以前見た景色を変わらず共に見ている感覚は心地よい。
この心地よい感覚が生まれる瞬間を人生で何度味わえるだろうか。
何か、仕事を自分で「やろう」とすると(特に年齢を重ねると)周囲からの、やらないことの理由の方が上回るし、安全?で何よりも「楽」だ。
先輩が言う、親が言う、環境が言う、諦めるには十分過ぎる言い訳。
そして、やってみる、、、と失敗する。
もちろん成功するには失敗は必要な過程かもしれない。けども、その失敗で恐れおののく。身震いする。またやらないことの理由が囁く。
そんな「理由」なんて幻想だと知るころ、また電話が鳴るんですよねー。