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次期経営者に聞く、視点

先日、現経営陣から次の経営者として指名を受けている(別会社それぞれの)2人と呑む機会があって、いくつか印象的な場面があったので、記録したい。

共に、いわゆるプロパーではない。だが、経営者思想に沿い、現経営陣に信頼を得ている。やっている内容も営業が軸なのだけど、他の部門や業務も一任されて忙しい日々を送っている。

日々様々な経営者や、士業、その他異業種関係者とも話をするが、設計・開発に関するところはエンジニアとしても興味があった。

①会社と社員 共通するのは、従業員の自己保守的思想。「残業代を稼ぐ」「お金より休日や福利厚生重視の若者」「バブルの残党(プライドだけはお高い)」いずれも会社の立場で考えられない社員たちを、どうやって意識・動機づけしていくか、販売商品にインセンティブを設けたり、持ち株制度を導入したり、色々と実験してみる価値はありそう。(会社の利益上がれば自分の収入や価値も上がることに気づかない人も多い、逆に会社側も社員に向けて情報発信、福利厚生や利益分配など制度も昭和スタイルのままもある、自ら行動する社員の幻想はやめよう)

②会社と自分 現在の状況を分析し、将来どのようにしたら継続・発展していくか、その過程、またはその先(シニアになった時)の自身の立ち位置がぼんやりとだがイメージしている。また、自身が資本への介入ない限り、雇われに変わりがなく、どこまで本気になれるのかも率直な意見だ。(得意先と仕入先との信頼関係があれば自分で別に会社があってもよいのだから)

③組織 数十名もいれば、いろんなタイプの人がいて、業務以外のところでも苦労は多くなる。例えば、できる人、できない人への対処法もそれぞれ、やる気スイッチを探して押して試してみるのだそうだ。(楽しそう)

私は経営者側と従業員側、それぞれの立場が理解できるので、時に意見するのだけど、共感も得つつ、2人ともそれぞれの会社および自身の将来像を模索している良い時間(人生)を歩んでいること、素直にいいなぁ、と感じる。

私は、少子高齢の日本において、ハングリーかつ優秀な若い外国人の就労を模索している。まだまだ理解に乏しい中小企業へ、どうアプローチしていくか常に課題となる。

ともあれ、、、久しぶりに吐くまで呑んだなぁ。

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