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tokyoclady
ちっぽけな僕が、ちょっと頑張れる魔法をかけてください。
もらった指輪を、左手の薬指にはめる。ぐらついて、おさまりが悪いけど、安心もする。心の一番遠いところでも、体の一番近いところに君がいるように感じる。
ごめんね、と、何回言ったかわからない。でも多分ごめんねと言われた回数の方が多いんです。いつも謝ってもらうことを当たり前に思って無い。君にごめんねと言われると、言わせてしまったと思う。私の、心が狭いから、君はごめんねと言わざるを得ない。ごめんね。
つたない言葉がいいんだ、思ったことがそのまま出てきたような言葉に安心するから。小学生レベルでいい上手くまとまってなくていい、前後関係なんかない。なんでもかんでもが、うまくまとまっている方が、気持ち悪いよ、僕らはチャットAIじゃ無いんだから、支離滅裂なほうがらしく感じてしまうよ。
ごめん、私は、素敵なものじゃないんだ。醜いものなんだ。形態変化をするにつれて、もとあったものからかけ離れていくだろう。整形依存症のようなものだ、私は現状の自分に満足できない依存症の人間なのだ。苦しい思いをして矯正し、曲げて捻じ込み、歪になっていくことに気がつかない。愚かだろう。
また、明日は来るみたい。