個展をすることにした〜巡回展しちゃおう
せっかく作った額装なのでなんとか使う機会を増やせないだろうか。
だって…もったいないし。というケチ根性から始まったこの企画。
2月は宜野湾(沖縄)、3月は乗鞍(長野)
2月のきゅんきらフェスへの出展は以前から「行きたい」と話していて、「そこでも展示しちゃったらいいじゃん」と主催の月の雫さんや運営チームのあかねさんやややちゃんからも言ってもらったので、重量制限かからない程度で持っていこうかな。特に「宣材撮影はじめました」コーナーを。
3月に「ちくちく(する)会」が決まったので、オープンデーにもして、パンも販売して、滞在体験会もして、「個展もしちゃえばいいじゃん」て妹ちゃんに気軽に言ってもらったので、持っていきましょう。特に乗鞍に関連した作品を。荷物が重くなるので乗せていってもらおう。
「2回目はないかな」、の舌の根も乾かない内に
こういう時は流れに乗っちゃえばいいか。見てもらうだけならタダだし。広報にもなるしね。
展示とポストカードを持っていって、金額も据え置き。ZINEや印刷物も置いておいたら見てもらえたり買ってもらえたりするかもしれない。とにかく紙媒体(立体で)「見て」もらう、「触って」もらうことが重要です。
そこでいただいた感想なりご意見なりを、次に反映させていく。今回もご来場いただいたみなさんにいろんなご意見をいただきました。
しまうまで作ったブックが好評でした。
「今回はブック作らなかったの?」「なんで大きさが2種類なの?」いろいろなご意見を次回に活かす、というより巡回展なら「今回に」いかせます。
早速、注文。八丁堀で受けた受注分に上乗せして冊数を作りました。実費でもリーズナブルな方はとてもお安い。
A5サイズ/48ページ/ライトとスタンダード
2種類作ってみたら、それぞれの触った意見が違っていて
ライト:黄身がかってしまうけど温かい。触り心地が良い。に4票
スタンダード:白がきれい。触り心地が良い。に1票
値段は約3倍違って、納期も1週間近く違います。ライトを多めに発注。
Kindleも作ろうか
最近threadsでKindleの私費出版の投稿がめちゃくちゃ流れてくる。おそるべしアルゴリズム。
そうか。手元になくたって眺めてもらえるなら作ればいいか。これも宜野湾までには間に合わせたい。
楽しいなあ。デザインと冊子づくり。
走馬灯は、何回でも。
noteでも書いたんだけれど、個展を開催したら「死んじゃうのかな、私?」というくらいに過去を鑑みて、振り返って、内観して、人とのコミュニケーションを見直して、ああ、人生やりきった〜。と安堵していたんです。
しかしありがたいことに、来場してもらって、ブックやプリントを注文してもらったので「そうか、これが納品できるまでは死なないか」と気づきました。展示したプリントはアクリル板を抜いて生状態で見てもらっていたので、そのまま納品できないため、フォトカノンさんにネガとデータを持っていって「ありがとうございます、おかげさまで買っていただいたので再プリントをお願いします」と依頼した瞬間、うれしかったな〜。
そして、2月と3月の展示に向けて1枚ずつしか注文していなかったポストカード(USサイズ)をZazzleに再注文した時も「1枚ずつ頼めていいなあ」と、とにかく紙もの・印刷物が大好きなんですね、私。至福の時間。
しまうまブックは最後の最後になってしまいましたが、試作で作った2冊は、フォントと左寄せの間違いと、一部並び順が左右間違っていたのと、写真だけで「場所」の明記がなかったこと、展示の時に取り急ぎ貼った「終わりに」を追加する、などなどの再編集があって、無事注文完了。納品まではかなり時間がかかりそうです。間に合いますよーに。
この調子だと、私は2月にも3月にも、走馬灯を見るんでしょうか。
見に来るのを楽しみにしてくれる人がいる
「ちょうどね、その時沖縄だから行くね」「きゅんきらで、見られるのうれしいです」お世辞でも季節の挨拶だとしても、とってもうれしい。
ありがたく「ぜひ会いましょう!」「見てください」と言っておく。
こんなふうに人に言ってもらえるのも「展示する」と腹をくくったおかげなわけです。それって自分が一つ階段を上がったか、フェーズが変わったか、風の時代だからか(最近よく聞く)、年取って死ぬ前になんかやらないとって急いだからか。
人に会うツールとして、私の写真たちがウキウキと動き回っていて、それがすごくうれしい。世界中全員に認められなかったとしても、好きで居てくれる人がいるならその間は生きて、撮って、見せて、飾ってもらって、それをよしとする自分でいよう。
その声を大切に、生きようと思います。本当にありがとうございます。たくさんの愛を届けます♡